アジアを中心に活動する人気格闘技団体「ONE Championship」に参戦している若手のムエタイ選手のパフォーマンスが話題になっています。
12月22日にタイのバンコクで開催されたONE Championship「ONE Friday Fights 46」にて、ナビル・アナン選手とムアンタイ・PK・センチャイ選手のムエタイの試合が行われ、対戦の模様はABEMA TVで放送されました。
ナビル・アナン選手は19歳の新星で、ムエタイで2度チャンピオンになった後に今年から「ONE Championship」に参戦。戦績は1勝1敗で、今回が3戦目になります。アルジェリアとタイ人のハーフらしく、ムエタイ選手では珍しい192 cmの長身で、長いリーチを持ち味としています。
そんなナビル選手が入場シーンでは、
麦わら帽子を被り、ルフィをモチーフにしたユニフォームを着て登場。日本語の実況・解説は「
ゴムゴムの…それくらいのリーチはありますよね」「
確かにゴムゴム感ありますよね」「
尾田先生にも観ていただきたい」と盛り上がり。経緯は分かりませんが、『ONE PIECE』はタイでも人気があるので、ナビル選手がまるでルフィみたいと既に話題になっており、それに便乗した形なのかもしれません。
アルジェリア出身ゆえにリングに上がれば体型はアフリカ人のそれで、腕と脚が非常に細長いです。そんな体型もルフィっぽいと言えばルフィっぽいです。
”ゴムゴムの鞭(ウィップ)”もとい、ただのハイキック。
対戦相手はムエタイ200勝以上の強豪ですが、身長差とリーチ差で終始圧倒した試合展開でした。試合中も実況は「まさにゴムゴム」とナビル選手のリーチに言及していました。前に伸ばした手で相手の頭を抑えて距離を保ち、遠距離から前蹴り。相手が中に入ってきた時はエルボーや膝蹴りで追い返すという具合に一方的でした。
3ラウンド目にダウンを奪ったシーン。膝蹴りがガードの上から相手のボディに突き刺さりました。解説は「
ゴムゴムのテンカオ(膝蹴り)」だと、一言。
試合終了後は再び麦わら帽子を被り、判定待ち。結果はジャッジ全員一致の判定勝ちでした。ムエタイのルフィの活躍に今後も期待です。
よく考えたら、ルフィの技に肘打ちと膝蹴りは無いよなぁ〜w