ONE PIECE公式YouTubeチャンネルの動画コンテンツ「仲間がいるよTube」に、『ONE PIECE』考察ファンとして知られるマヂカルラブリーの野田クリスタルさんが出演しています。
今回はフジテレビの往年の人気番組「トリビアの泉」を模した企画「ONE PIECEトリビア」にプレゼンターとして出演しています。野田さん曰く「今までで最も難しい番組アンケート」だったとのことで、今回のために随分時間をかけて『ONE PIECE』を読み直したそうです。
そして、今回は良質なトリビアが多かったです。
タカシさん提供のトリビア。メリーがクロに襲われた部屋の描写は”杓死”の伏線になっているわけですが、メリー相手に杓死を使う必要があったとは考えにくく、戦闘が久しぶりのクロがメリーを倒した後に”杓死”を肩慣らしに部屋の中で少し使ったと解釈することができます。
のすけさん提供のトリビア。しのぶやヒョウ五郎、ステューシーなどが背が極端に縮む例です。ヒョウ五郎としのぶに関しては元のスタイルに戻った描写もあるため、漫画的な要素として単に捉えられますが(しのぶのモデルとされる『ジャングルの王者ターちゃん』のヂェーンも一時的に元の姿に戻ることができる)、対比例として
Dr.くれはが存在しており、くれはが言う「若さの秘訣」とは”ハッピー”でいることでは?と着地するのが面白いところです。
また、コミックスのSBSでしばしば描かれるキャラクターの”何かあった未来”では、心が荒むとスタイルが悪くなる様子が読み取れるため、心が荒むと背が縮むというのはワンピース世界の真理(トリビア)なのかもしれません。
タカシさん提供のトリビア。実写版では技名を叫ぶという非現実的な行動がフックにされており、技名を叫ぶのはONE PIECEの戦闘で様式美となっていますが、技名を叫ばないクリークは異質です。クリークが言うのは
武器名や
装備名であり、武器と装備に頼っているというキャラクター性が徹底されているわけです。
そういう意味ではウソップも似たところがあり、興味深いです。
野田さん提供のトリビア。ナミがルフィをどう思っているのかと考えた時に、ナミが「ルフィの古参ファン」だと見るとしっくりくるというものです。これが本当にしっくりきますw
バルトロメオやシャクヤクのようにルフィのファンであることを表明しているキャラクターが登場しており、ナミが初期からルフィのファンであれば確かに古参ファンということになります。アラバスタ編にて船に乗ったビビを新規ファンとして見ると、古参ファンであるナミがビビにマウントを取っているように見えるというのが非常に面白いところです。
サンジがギンに作った飯は「ピラフ」という名の焼き飯だと判明
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