この記事はバンダイのトレーディングカードゲーム(TCG)「ONE PIECE CARD GAME」のエンジョイ勢の対戦日記的な何かです。今回は先日開催されたチャンピオンシップ2023 2次予選決勝大会の模様についてです。
本大会は店舗大会でチケットを獲得した者が出場できるエリア大会にて、ベスト32(またはベスト16 ※大会予選規模により異なる)に入賞した者だけが出場できる招待制大会で、日本一決定戦を目指す猛者たち(約150名?)により予選スイスドロー5回戦と上位32名による決勝トーナメントが行われました。
本大会は6.5環境以降の初の大規模大会となります。
<ベスト32>
1. 青黒サカズキ・・・17人
2. 黄カタクリ・・・5人
3. 黄エネル・・・3人
4. 黒モリア・・・2人
5. 黄緑ヤマト・・・2人
6. 青紫レイジュ・・・1人
7. 黒黄ルフィ・・・1人
8. 赤紫ロー・・・1人
06環境から引き続き、青黒サカズキが環境優勢で、色は黒と黄色が席巻しています。
6.5弾環境の新リーダーからは黒黄ルフィが唯一、決勝トーナメントに進出し、ブースター第6弾の新リーダーである青紫レイジュも初めて決勝トーナメントに進出しました。
そして、決勝は順当に最大母数の
青黒サカズキと
黄カタクリの対戦となりました。
神視点では青黒サカズキの先攻6ターン目がリーサル局面となりました。
黄カタクリ:ライフ4、手札4
1)ヒナ5000でリーダーアタック→
1点ダメージ(トリガー発動:菊之丞)
2)リーダー5000でリーダーアタック→カウンター2000(手札残り3、カウンター値0)
3)サボ6000でリーダーアタック→
1点ダメージ(手札残り4、カウンター値0)
神視点では、この段階で黄カタクリ側のカウンター値が0、ライフ残り2なので、
残っているアタッカーのレベッカ、ブランニュー、ボルサリーノにドンを付けて、5000、7000、9000で殴ればリーサルを狙うことができました。
実際は、この後、青黒サカズキ側はボルサリーノでアタックして1点ダメージを与えた後(トリガー発動ペロスペロー、7リンリンを捨てて手札残り3)、レベッカとサボを登場させてブロッカーを展開します。これは、
黄カタクリ側がカウンター値を持っているのでリーサルを狙えない、つまり、言い換えれば「アマル」「排撃」を持っていないので返しのターンは守れるという読みです。
実際は黄カタクリ側が「アマル」と「排撃」を持っていたため、返しのターンでほぼ確定リーサルとなりました。結果論で言えば、現環境の黄カタクリの構築ではカウンターレスになりやすいので、リーサルを狙って殴るのが最適解だったかもしれません。ただし、最終的には読みですが、レベッカに5ドン付けて殴るのはなかなか勇気がいる行動です。
黄カタクリ側の最後のライフは神視点でも不明なので、トリガーで「お前が消えろ」や「ベッジ」が発動していれば、青黒サカズキ側にどのみち勝ち目はなかったわけですが、ワンピカード特有の攻防が見えた決勝でした。
ワンピカード対戦思案#42 【OPCG】