この記事はバンダイのトレーディングカードゲーム(TCG)「ONE PIECE CARD GAME」のエンジョイ勢の対戦日記的な何かです。今回は先日開催されたチャンピオンシップ2023 日本一決定戦の模様についてです。
本大会は店舗予選、エリア予選、予選決勝大会を勝ち抜いた32名が出場資格を持っており、当日は29名が参加したようです
(複垢使用行為が問題化して辞退者が出た模様)。予選スイスドロー5回戦を行い、上位8名の決勝トーナメントによる日本一が決定します。また、決勝上位6名には3月に開催される世界大会の参加資格が与えられます。
優勝者と準優勝者にはそれぞれシリアルナンバー「0001」と「0002」のシャンクスとトロフィーが授与されます。トロフィーはログポースをモチーフにしたクリスタル?のレーザー加工品。
<参加29名>
1. 青黒サカズキ・・・11人
2. 黄カタクリ・・・7人
3. 黄緑ヤマト・・・4人
4. 緑ウタ・・・2人
5. 黒モリア・・・1人
5. 青紫レイジュ・・・1人
5. 青ナミ・・・1人
5. 黄エネル・・・1人
5. 赤ゾロ・・・1人
本大会はEB01環境で初めて開催されたチャンピオンシップ大会で、新環境で強化された
緑ウタを持ち込んだプレイヤーが2人いるのが注目点です。一方、同様に新環境で強化された赤紫ローは意外にも1人もいませんでした。
赤ゾロは新カードの「キッド&キラー」で強化されたみたいです。
日本一を決する決勝は
緑ウタ対
黄カタクリとなりました。
予選スイスドロー7位と8位ですので、実は予選をオポ差で通過した3勝2敗同士の戦いです。
先攻の緑ウタ側が8キッドのプランで難なく勝ち、緑ウタが日本一となりました。
緑ウタの優勝は大規模大会で初です。
現環境の黄カタクリは8カタクリが通常採用されていないため、8キッドを除去する手段がないのがウタ対面では苦しいところです。さらに緑ウタは環境トップの青黒サカズキに対しては、「私は最強」を連打するだけで有利ですから、デッキの種類がかなり絞られる日本一決定戦において、緑ウタを握ったのは良い選択だったようです。
なお、世界大会は海外(特に英語圏?)に環境に合わせてOP05環境で行われるそうです。
OP06環境以降になっている日本を含めたアジアのプレイヤーは調整を行うのは難しく、現役でOP05環境で戦っているプレイヤーより不利かもしれません。
OP05環境は
青黒サカズキか
黄エネルか、という様な構図だったわけですが、緑ウタはOP05環境でも青黒サカズキに有利でしたので、緑ウタは世界大会のノイズになりそうです。
ワンピカード対戦思案#43 【OPCG】