・レッドキング中将
エッグヘッド事件の作戦に参加している海軍本部中将(
1089話)の名前がまた一人明らかになっています。
レッドキング中将
レッドキングみたいな中将いるなと思っていましたけど、名前もそのままでしたw
・ティーチの血筋
前回、くま型のパシフィスタに
ベガパンクが仕込んでいた隠しプログラムのおかげで
ボニーがくま型のパシフィスタ達の命令権を奪取。さらに、
ドリーと
ブロギーが率いる巨兵海賊団がエルバフから援軍として駆けつけたことで、エッグヘッドを包囲していた海軍の包囲網が崩れています。
その混乱の最中、黒ひげ海賊団の
ヴァン・オーガーと
カタリーナ・デボンがエッグヘッドに潜入しています。現れて早々、デボンが右手で
サターン聖に触れると「任務完了」と言って、オーガーの
ワプワプの実の能力で脱出しています。
彼らはエッグヘッド事件で五老星が下界に降りていることを聞きつけて、やって来たようで、目的はデボンの
イヌイヌの実モデル九尾で五老星の姿(能力も含まれるかは不明)をコピーすることだったようです。
五老星の姿に変身できるとすると、マリージョアの深部に潜入できるでしょうから、色々なことができそうです。
黒ひげの夢は
海賊島を世界政府に所属する国家「黒ひげ王国」として認めさせ、自身が国王になることだそうですけども(
1080話)、本話ではサターン聖の「貴様らの本当の狙いは何だ?」という問いに、オーガーは「
世界」と答えており、どうやら
世界政府から世界の実権を奪うことが真の目的のようです。この真の目的はクザンは知らないのかもしれません。
また、デボンとサターン聖の問答から、
ティーチの血筋が何やら特別であることが判明しています。マーシャル・D・ティーチという名前からしてDの一族であることは明白ですが、それ以上に特別な血筋みたいです。
伝説のロックス海賊団の船長
ロックス・D・ジーベックの息子だったりするのでしょうか。
ロックスの野望は「
世界の王」でしたので(
957話)、今回明らかになったティーチの本当の目的と重なります。そう思うと、ティーチがロックス海賊団が拠点としていた海賊島をアジトとしたのも、ロックスの背中を追っているように見えてきます。
・カリブー
エッグヘッドに来た目的を達成した
デボンと
オーガーは、オーガーのワプワプの実の能力で現場から離脱すると(オーガーの能力は未熟で移動距離は短く、1度に島外には脱出できなかった)、そこには偶然、
カリブーがいました。ラボフェーズのサニー号から降ろされたカリブー(
1065話)はどうやって降りて来たのか分かりませんが、ファビリオフェーズに身を潜めていた様子です。
カリブー:おれァカリブー 海賊だ!! です!! あんた達をずっっと捜してた!!!
あのお方に憧れておれァ海へ出たんだよォ!!!
”黒ひげ”「
ティーチ様」の子分になるのがおれの夢
御生の頼みだ ご当人に一目会わせてくださせえェ〜!!!
はい、カリブーが言う「あの人」の伏線(652話)がついに回収されました。
ワノ国編ではそれまでの有力候補だったカイドウの線が消えたため(
1056話)、おそらくティーチだと予想されましたが、今回確定した形です。
カリブーは古代兵器「
ポセイドン」がしらほしであること、古代兵器「
プルトン」がワノ国の地下にあること、という重要な情報を持っているため、カリブーがティーチのもとへ案内されれば、これらの情報が黒ひげ海賊団にもたらされることになります。
今回明らかになったティーチの真の目的を踏まえれば、ティーチは自ずと古代兵器を復活させて世界政府に戦争を仕掛けるという計画を思案することになるでしょうか。
最終章では世界政府を相手とする「
巨大な戦い」が起きると
白ひげが予言していますので(576話)、誰かが戦いを仕掛けることになるとは思いますが、おそらくそれはワンピース争奪戦に勝利した者ではなかろうかと思われます。
また、カリブーがファビリオフェーズに身を潜めていたとすれば、
ルフィに密かに食糧を与えた者(
1103話)はワノ国編(
1021話)に続いてまたしてもカリブーだったのかもしれません。カリブーの存在、毎回忘れてしまいますw