・短期集中表紙連載 第26弾
タイトル不明 Vol.1「沈む鬼ヶ島」
ワノ国の”ダム”(
1055話)の底、800年前にワノ国があったところに鬼ヶ島が沈んでいる様子が描かれています。
鬼ヶ島は花の都の上空から落下し、
花の都の郊外に着地しており(1049話)、緑牛が襲ってきた際にも、花の都の郊外に鬼ヶ島の姿を確認することができます(1055話)。しかし、その後、どうして沈んだのでしょう?
まず、そこから疑問ですが、扉絵連載の主人公は誰なのか気になるところです。
ビッグ・マムの生存はプリンの発言やゼウスの健在から示唆されており、ビッグ・マムが落ちたワノ国のマグマ溜まりはワノ国の”ダム”の底にも繋がっているため(1050話)、有力候補です。ビッグ・マムと同じくマグマ溜まりに落ちた
カイドウも簡単には死なないと考えると、この二人が本連載の主人公でしょうか。
1050話
消息不明の
ドレークや
ホーキンス(1052話)の可能性もありそうですが、鬼ヶ島が沈むまで城内に取り残されていたとは考えにくいです。
・もう一人の五老星
前回、
ベガパンクが
黄猿にレーザーで撃ち抜かれ、心停止(?)したことをきっかけに、ベガパンクが語りかける映像が突如、世界に配信開始されました。
ベガパンク:これから残すメッセージに皆驚くと思うが それが世界の「真実」である…!!!
この配信は、強制的に世界中の海軍支部を中継して伝えられる強力な念波らしく、電伝虫がいれば強制的に受信するようになっているそうです。
映像の
シャカは皆が映像電伝虫を準備する時間として1時間のインターバルを取りましょうと、呑気な提案をしますが、
ステラ(本体)は「この配信を快く思わぬ者達の妨害に遭うかもしれん」として
受信準備のインターバルを10分に設定します。なお、映像電伝虫が用意できない場合でも、電伝虫で音声は受信できます。
この配信を受信して世界が動揺する中、マリージョアにいる五老星たちは、エッグヘッドにいる
サターンと
テレパシーのようなもので会話をしています。テレパシーで会話が可能なのは、おそらく彼らの悪魔の実の能力に関係していると思われます。言わば、悪魔通信でしょうか。
マーズ:おいサターン ベガパンクはどうなった?
サターン:黄猿が殺した 死んだ筈だ…
マーズ:うむ…
???:そう思う 見ていた
ウォーキュリー:”自身の死”を引き鉄にメッセージが起動する様に仕込んでいたのか?
V・ナス寿郎:おそらくな……
十・ピーター:何を言うかわからんぞ…
ここで注目なのは、会話の中に6人登場しており、
サターンに同意しているエッグヘッドの現場にいる謎の人物がもう一人存在していることです。
これは一体誰なのか考えた時、五老星だけの会話しかもテレパシーの中に、タメ口で入り込むことが出来る人物は見当たりません。そこで、ここからは仮定ですが、サターンを含めて五老星の能力が
ゾオン系の”悪魔”だと仮定して、
悪魔の人格が五老星の中にそれぞれ存在しているのではないでしょうか。
つまり、謎のもう一人の人物とは、
サターンの中にいる悪魔の人格だと推察します。
ゾオン系能力ではモデルの人格が能力者に憑依する、または影響する様子がしばしば見られるわけですが、能力をさらに極めると、モデルの人格が別の人格として共存することができるようになるのか、はたまた、モデル悪魔特有の性質なのかもしれません。
・バーチャルワールド
ベガパンクの配信が開始されると、五老星は、これが過去に撮影されたビデオメッセージであり、エッグヘッド研究層(ラボフェーズ)から配信されていると推察しています。また、
モルガンズも映像に映っている時計の時間が現在のエッグヘッドの時刻ではないことから、配信されているのは「記録映像」だと推察しています。
ベガパンクの死亡?をきっかけに配信が開始されているため、前回の考察でもそのように予想しましたが、今回の配信冒頭のベガパンク達の現在の状況にそぐわない悠長な会話やモルガンズらの考察、そして、ベガパンクの配信が開始されて以来、麦わらの一味たちが困惑している中、サテライト達の発言が一切描かれていないことを踏まえると、
ミスリードを狙っている印象を受けます。
ここで注目なのは、
映像に出ているベガパンクは死亡したステラ、シャカ、ピタゴラスだという点です。
前回の考察でも言及したように、ベガパンク(ステラ)の死亡が心停止だとして、
ベガパンクの脳はパンクレコーズに保管されているため、脳死はしていないと予想されます。
実際、ステラの死亡後もサテライト達は無事であることから、ベガパンクは能力を失っておらず、パンクレコーズも無事だと考えられます。つまり、
心停止だけの場合は、能力者が死亡したことにならないわけです。
パンクレコーズは元々、ステラやサテライトに脳信号を電波として飛ばしてわけですから、これを受信して出力することもできるはずです。それが今回の映像配信ではないかと予想します。
つまり、
ステラとシャカ、ピタゴラスは実体を失いましたが、パンクレコーズの中で知能として存在しており、パンクレコーズ内のいわばバーチャルワールドが映像として映し出されているのではないでしょうか。だから、エッグヘッドの実際の時刻とは異なると説明もできます。
要するに、
VTuberのベガパンクですw
・緊急召集
ベガパンクが配信で語ろうとする「
世界の真実」とは何か不明ですが、五老星としては何としてもこれを阻止しなければならないでしょう。
五老星:時間がない サターン
五老星:ベガパンクに…自由に喋らせるべきではない…
サターン:呼ぶぞ
五老星:ああ
突如、黒いイナズマがエッグヘッドに落ちると、
サターンがエッグヘッドに上陸した時と同じような魔法陣(
1094話)がサターンの周りに4つ出現するのでした。
なんと五老星がエッグヘッドに全員出陣したようです。
悪魔の召喚を思わせる魔法陣で揃って登場ということで、やはり
五老星は皆、ゾオン系のモデル悪魔ではないかと予想されます。
ここで、まさかの五老星全員集合とは。
えー、ワンピース面白すぎか?
◯はい
いいえ