ニッポン放送「アニメ『ONE PIECE』25周年記念ニッポン放送70周年記念ラジオ番組 麦わらスペース」5月6日放送

ラジオ版「麦わらスペース」の第5回放送（録音放送）
出演：サンジ役 平田広明、チョッパー役 大谷育江
進行アシスタント：荘口彰久アナウンサー

【ラジオ情報】

毎週日曜深夜25:00からニッポン放送より
ラジオ番組『#麦わらスペース』放送中

第5回放送では
こちらの2人が出演します！

◇サンジ役 #平田広明 さん
◇チョッパー役 #大谷育江 さん

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— ONE PIECE スタッフ【公式】/ Official (@Eiichiro_Staff) May 5, 2024

・オーディションの話

荘口アナ：オーディションなんですか？平田さんって
平田：オーディションです。当初、ゾロのオーディション、ツルっと滑りまして
荘口アナ：笑
平田：それで、じゃあって、サンジのオーディション受けて、お陰様で合格いただいて、それで初めてスタジオ行って「俺を落としやがったゾロってどんな奴だ？」って思って
荘口アナ：笑
平田：これじゃあ敵わないなって
荘口アナ：中井さんも仰ってましたけど、実はそれまでそんなにまだキャラの声優はやってなくて、ナレーションをベースにやっててみたいな
平田：素人に負けたんですよ…
大谷：笑

・堀川サンジ

荘口アナ：最初にサンジを現場で演じられてみて、どんな風にワンピースの世界を感じられました？
平田：感じっていうか、凄い緊張してましたからね。2（枚目）なのか2.いくつなのかっていうのがちょっと分かりづらくて、端からナミさんにメロメロしてるし、どうやればいいのかなって。チャキチャキの二枚目っていうのも、あんまり演ったことないし。

そしたらね、真弓さんがね、原作読んでる人は分かるじゃない？そろそろサンジの出番だって。あの機械に疎そうな真弓さんがね、東映アニメだかフジテレビだかの、当時はTwitterとか無いんだけども、スレッドがある掲示板（※当時は東映アニメーションの公式サイトに掲示板が設置されていた）みたいのをわざわざ印刷して持って来てくれて
大谷：印刷して
平田：皆んなこう騒いでる「そろそろサンジの出番だね」「サンジは誰がやるんだ？」「誰がいい？」って。誰かが「堀川亮さんって聞いたよ」って
大谷：笑
平田：その人が嘘言ったのか、本当に誰かから聞いたのかもしれない。そしたら、その（書き込みの）下、「やったー堀川さんだ！」「私ずっと堀川さんの声で再生してた！」って。真弓さんそれ持ってきて「ほら凄い人気だよ」って
大谷：笑
平田：（真弓）「サイン練習しときな」って
大谷：いや、堀川さんの？w
平田：（真弓）「亮って字書ける？」って 
荘口アナ：圧のかけ方すごいですねw
大谷：で、どうしたの？その時は
平田：ん？「ふ〜ん」って言ったよ
荘口アナ：笑
大谷：凹んだ？
平田：別にへこんでない。「亮って字書ける？」って言うから。堀川りょうさん、今、平仮名にしてらっしゃるけど、当時は”りょう”の字があったから
大谷：”なべぶた”の
平田：「亮って字書ける？」って言われたのにはカチンときた

・チョッパーのキャスティング候補は男性声優だった！？

荘口アナ：大谷さんは子サンジっていうか、その時から入っていったんですもんね。最初はね
大谷：そうですね。何話かサンジが収録していて、子供の頃のサンジっていうので、スタジオ入らせてもらった時に、平田さん居なかったのよ！
平田：（大人と子供）二人居ちゃしょうがないじゃん
大谷：違うわ！（タイム）パラドックスじゃないのよ
平田：会ってないよね
大谷：だから、どんな感じで演ってた？っていうのを（聞けなくて）。オンエアまだしてないし
荘口アナ：1回聞かないと雰囲気分かんないなみたいな
大谷：なのに子供の頃をやらなきゃいけなくて。「えー関係ないよ」→関係なくないから！みたいな
荘口アナ：「大丈夫、できますよ」なんて言われて

荘口アナ：チョッパーはオーディションがあったんですか？
大谷：私はね、オーディションはなかったんです。誰にするかっていう話し合いがあって。（チョッパーは）大きくなったりするし、何段階か変形するから、男性でいくか女性でいくかを検討していたっていう話は聞きました
荘口アナ：どっちを基準に置くのか
大谷：そう、どっちを基準に置くのか。で、「男性でいこう」ってなって、何名か候補もあって。勝平ちゃんがね、そこに乗り込んでいって「おかしいでしょ！チョッパーは小っちゃいんだから、育ちゃんでいくべきだ！」みたいな話を僕しといたよみたいな。それだけじゃないんですけど、それとプロデューサーの清水さんとかが推してくれたっていう話を聞いて
荘口アナ：へ〜、そういう後押しもあり
大谷：勝平ちゃんがいなかったら私じゃなかったかもしれないね

・ワンピースのキャスティング

大谷：（アニメ「ワンピース」について）物語が本当に素晴らしくて。あとやっぱり、麦わらのメンバーもそうですけど、キャスティングがふんだんに、ちゃんと格好いい人は格好よく洋画とかでも演ってる方が振られたりとかで、演技をする上で、このお仕事をする上で、幸せだな〜っていう現場だったので、それは本当に幸せです
荘口アナ：次から次に、おー！っていう人が出てきて
大谷：そう。この先どうなるの？っていうぐらいバンバン投入されていくキャスティングが素晴らしくて
荘口アナ：逆に言うと、素晴らしい演技をされる声優さんがほとんど一堂に会しているような作品ですもんね
大谷：ねー
平田：アニメっぽくない時があったよね
大谷：あった！
荘口アナ：それどういうこと？
平田：有本欽隆さん（※白ひげ役の前任）がいて、石森達幸さん（※センゴク役の前任）とかがいて、これもう映画の吹き替えのスタジオ？っていうぐらい。映画の吹き替えでもこんな豪華じゃなかったりするけれども。アニメのスタジオじゃねーぞって
大谷：確かに
荘口アナ：どの辺のお話でした？
平田：エースが死ぬ前後、じゃない？
大谷：はい。頂上戦争みたいな、あの辺りがバンバン投入されてくる、元々キャスティングされてましたけども、白ひげ格好良かったね〜
平田：その後もそうですよ。だって、池田勝さんがイヌやって、土師（孝也）さんがネコやるなんてのは（※逆：池田さんがネコマムシ役、土師さんがイヌアラシ役）
大谷：確かにー！
平田：誰に何やらせとんのじゃって
大谷：ほんとにw
平田：洋画の吹き替えから観たら
大谷：今でこそ、ベガパンク（※多田野曜平）とかも出てきたけど、やっぱり凄い上手い方で、いや〜もう最高ですよ

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