荘口アナ:(過去編について)お母さんを演じてるっていうね、由里子さんは。子供を演じることってのはあるかもしれないけど
由里子:そうなんですよね。子供(ロビン)を演じると思っていたら、お母さん演ってくださいって言われて、それなりにショックだったんですけど
荘口アナ:そうなんですか?
由里子:はい。皆んな、女性は子供も演ってらっしゃるから、私も子役と思ってたら「由里子さんはお母さんで、尾田栄一郎ご指名です」って。で、お子さんは本当に子役の子が来てくださったんです。それで良かったなと思ったんです
チョー:それ、いいよね
荘口アナ:ご自身でお母さん役を演じてみたからこそ、何か感じたことはありました?
由里子:オルビアが最後にロビンとお別れする時に「私の分まで生きて!ロビン」って、最後の叫びをずっとロビンに届くように叫ぶんですよね。それをやらせていただいて、泣きながらのオルビアの気持ちをロビンが聞いていただろうを、自分の中に両方があるから、ロビンがすっごく前向いていけるっていうのがある感じがするんですよね。あれを演らせていただいたからこそ、お母さんの想いをより自分で持っていける気がする……深くないですか?w
荘口アナ:ブルックって歌うシーンも多いじゃないですか。あれ、やってて楽しくないですか?
チョー:「ビンクスの酒」は楽しいですね。あれは楽しかったな。凄く分かりやすいメロディで、詞も海賊っぽい歌だし、これを皆んなで録った時は楽しかったですね。皆んなで録ったんです
荘口アナ:一斉に?コロナとか関係ない頃だから
チョー:スタッフの皆んなも集まって
荘口アナ:じゃあ相当な数
チョー:相当な、数十人で。楽しかったですね
由里子:いいですね
チョー:アニメ(の演出)ではそれが段々減ってくていう。あの人数が。皆んなで録ったイメージがあるから、そっから一人抜けて二人抜けて、最後に自分一人になっちゃったっていう寂しさ。皆んなで録ったから、それが分かる。なんとなく
荘口アナ:他の方がぐあーっと声を入れているのを見て、心動かされたりってことは?
由里子:それはあります。くれはさんです。野沢雅子さん。チョッパーとお別れのあのシーンは、そこに出てた人全員で録ってたから皆んな居たんですけど、「行っといで バカ息子」って言うところでもう、私達は実は泣いちゃってたんですよ。だから声を出さずに「うっ…」って感じ
荘口アナ:芝居止めちゃいけないから
由里子:そうです。声出さずに泣いてたら、(野沢雅子さんは)サラッと喋ってらっしゃるので、凄いな〜って。自分だったら泣いて言えないなとか思いながら見てて、「OKです」って振り返った野沢雅子さんが凄い涙が出ててビックリした。よくあんなサラッと仰って