最新コミックス109巻のSBSは本編の設定に関わるものが多く、読み応えがありました。
● アマゾン・リリー先代皇帝
恋煩いで亡くなったというアマゾン・リリー先代皇帝(522話)の顔と名前が明らかになりました。名前は「
トリトマ」で、アマゾン・リリーのキャラクター名のお決まりで、花の名前シリーズとなっています。
恋煩いは、実はアマゾン・リリーの風土病のようなもので、昔から皇帝達以外にも恋煩いと分からずに原因不明で死んでいる者達がいたとのことです。ニョン婆は海外に脱出すると生きながらえることを身をもって知ったわけですが、単に海外に脱出するのではなく、”
恋した相手のそばに行く事”が治療のポイントみたいです。
ハンコックは現状「片想い中」とされており、ルフィに付いて行った事で”恋煩い”を解消し、健常な”片想い”になったみたいです。
先々々代皇帝
グロリオーサ・・・恋煩いを患い海外に脱出
先々代皇帝
シャクヤク・・・恋煩いを患い海外に脱出
先代皇帝
トリトマ・・・恋煩いを患い死亡
現皇帝
ハンコック・・・片想い中
● ニキュニキュの実
くまがニキュニキュの能力で飛ばせる場所は、くま自身が行ったことがある場所のみ。
● CP8 アルファ
4年前、ボニーの監視のために看護師に扮して登場したCP8諜報部員の
アルファ(1100話)は
カリファの妹だと判明しました。
22年前のオハラの事件に関わったCP9諜報部員の
ラスキー(392話)はカリファの父ですので、一家揃ってサイファーポールの諜報部員というわけですが、父親のラスキーが二人の娘を諜報部員に育てたというわけではないみたいです。
尾田:サイファーポールは基本、身よりのない子供を鍛え上げて立派な諜報部員にするので、珍しいケースです。が、実際はほとんど家族らしいつながりもなく、個々で育っています。”情”はこの世界で弱点になるからです!
● CP9からCP0への経緯
CP9のルッチ達がCP0へ上りつめた経緯が明らかになりました。
「表紙連載CP9の任務外報告」にてCP9は”任務失敗の罪”をCP9長官
スパンダムによってなすりつけられ、どこかへ姿を消す。
↓
一方、スパンダムは父
スパンダインの権力で、なぜか「CP0」の長官に上りつめる。
↓
ルッチ達はスパンダインと手を組む裏社会の大物および元LEVEL6囚人達の企む”侵略犯罪”を暴き、組織を壊滅させて阻止。
↓
その事件により「CP0」としてルッチ達は再び諜報部員に復帰。
↓
スパンダインは病床に伏して権力を失い、スパンダムはルッチのコマ使いになる。
本来の設定では、CP0は
ルッチと
カクだけだったとのことですから(
FILM RED出張版SBS)、当初の設定では、この事件により元CP9のルッチ達の復帰が許され、ルッチとカクはCP0に昇格(?)、カリファ達はCP9のままということだったのでしょうかね。
● 藤虎の刀
イッショウの刀の詳細が判明しました。
仕込み杖「
やくざ火線」
直刃(すぐは)、切刃(きりは)造り
ワノ国の
風月貴三郎作
最上大業物
● ボニーの道のり
本編で大体判明しているところですけども、
ボニーがサカズキに捕まった後の道のりが簡単に説明されています。
赤犬に捕まった後脱獄
↓
ギョギョ達とは合流せずに単独で父捜し
↓
マリージョアで父を見る
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タジン王国の船で脱出
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政府の船に潜入してエッグヘッドへ近づく遭難
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ルフィ達に助けられる