この記事はバンダイのトレーディングカードゲーム(TCG)「ONE PIECE CARD GAME」のエンジョイ勢の対戦日記的な何かです。今回は先日開催されたチャンピオンシップ2024の宮城エリア予選(約610名参加)の模様についてです。
宮城エリア予選はチャンピオンシップ2024 wave1(1次予選)最後のエリア予選であり、エリア予選の中では唯一、新スタートデッキ発売後の8.5弾環境で行われました。
同日にプレミアムブースター第1弾が発売されて新リーダーの赤サンジが登場したことにより現在の環境はPB01環境となっており、8.5弾環境はわずか2週間の短い環境でした(とは言っても現状の赤サンジには環境を変えるほどのパワーはなさそうですが)。
<
ベスト16>
1. 赤紫ロー……4人
2. 黄エネル……4人
3. 黒黄ルフィ……3人
4. 青ドフラミンゴ……2人
5. 黒ルッチ……2人
6.
黄ベガパンク……1人
8弾環境で1強状態の
赤紫ローは置いといて、、、
新スタートデッキにより強化されたリーダーの筆頭である
青ドフラミンゴがしっかり結果を残しています。
また、新環境で環境が荒れている中、青ドフラミンゴを含む有象無象に強い
黄エネルが本大会では躍進。一方、黄エネルに有利な
黒ルッチは不利な相手の
黒黄ルフィに阻まれたのか後退しています。
そして、何より本大会では
黄ベガパンクが決勝トーナメントに進出する快挙を成し遂げ(8勝1敗)、お祭り状態となりました。
配信卓は当然、黄ベガパンクが選ばれ、1回戦のドフラミンゴ戦に勝利。2回戦の黒黄ルフィ戦にも勝利して、準決勝の赤紫ロー相手に敗れ、結果はベスト4でした。全て配信卓です。
黄ベガパンクは8弾で大幅強化されたリーダーではありましたが、相手リーダーにアタックしない引きこもり型のコントロールデッキで、かつリーダー自身はアタックできないため、黄エネルや青黄クイーン以上に試合時間が長くなる傾向にあり、公式大会の試合時間30分の制限がネックとなって(試合時間一杯は両者負け)、公式大会にはなかなか持って行きにくいリーダーでした。
それゆえに黄ベガパンクと対戦経験がある人は少なく、初見殺し性能は高いかもしれません。しかし、初見ゆえに相手側が悩んで遅延が起こりやすく、両者負けにならず予選9回戦を戦い抜いたというのが、まず凄いです。
配信卓でのプレイングを見ると、最近のルール改定で使用が許可されたダイスを使って、カードの枚数(サーチ回数)をカウンティングして思考を節約し、自ターンのプレイングは極力早く済ませているようでした。
ワンピカード対戦思案#51 【OPCG】