荘口アナ:伊藤さん、なんか去年から(アニメ)1話から見直してるって?
大谷:すごーい
伊藤:ははは笑 去年かな?1000話記念で見直し始めたんです。だから、もう1年以上経ってるともいます
荘口アナ:1000話になったぞーって?
伊藤:はい。現場でもクッキーが配られたりとか、スタッフさんお手製のうちわを作ってもらったりとか、なんかこう現場もすごい盛り上がって、うわー!ってなって。私も1話から見直すぞ!みたいなww、勝手に始めた1話から見直しチャレンジだったんですけど笑
荘口アナ:1000話見直すのはそれなりの大変さがありますよね
伊藤:もう2年ぐらい経ってるんですけど、なかなか追いつかないというか、改めて観ると、めちゃくちゃ深い話だなって、大人になって観ると。子供の頃は、うわー、カッコいいなとか、絆が凄くて素敵とかって観てたのとはまた違う、強い人たちもカッコいいんですけど、弱い人たちの気持ちがグサグサ刺さっちゃって。結構、苦しくなっちゃって1回観るの辞めてみたいなことが多くて笑
大谷:1回観るのに何話ぐらい観たりとかするの?
伊藤:観進める時は結構観ます。1クール分とかを
荘口アナ:なんとか編とか
伊藤:そうです。でも、なんとか編も長いので、一気にはなかなか観れなかったりとか。戦いの中で巻き込まれる人たちの気持ちが辛くなっちゃって
大谷:視野が広がったってことだよね
伊藤:そういうことですよね
大谷:ワンピースって観る年代によって、受け取り方が違うから、だからやっぱり2回目、3回目で年齢が違ってたりすると、受け取り方も違うという意味で深いんだよね
伊藤:結構直視できないシーンが多かったりして。ゾウ編のモコモ公国にジャックが入って来て、何もできない人たちが、観てられないって
荘口アナ:(お便り)「チョッパーのファンです。キュートさだけではなく逞しさを持っているキャラクター。演技の幅もあると思うんですが、大谷さんはその辺りどう考えているんでしょうか?」
大谷:私はね、キュートは考えてないんですよ。全く。カッコいいことしか考えてない。ギャップあると思うんだけど、動物の形だし、最初(役を)いただいた時は面白い方がいいのかな?って思ったけど、シリアスな背景を持ってたりしたから、この子はシリアスな真っ直ぐな、ちょっと逞しい感じを。一番最初に可愛いって言われて、あれ?って、意外だったりとか
荘口アナ:みんなから可愛いねって言われたと
大谷:気持ちとしては「か、かわいいって言うな」(チョッパー風)みたいなところはあったりもしたので。キュートさを色々言ってくださるも嬉しいんですけど、可愛くしようは1回も思ったことがなくて、だから、真っ直ぐ素直でいようは思ったことはあるけど、「ここを可愛くしよう」は思ってないので、どんだけこの子が逞しいか、そういう方を出せたらなと思っているので
荘口アナ:いわゆる、あざとさ的な可愛くしてやろうみないなのがゼロ
大谷:そこは全く。私の言葉の使い方があれなんですけど、”心外”みたいなw
伊藤:ああ〜〜w 絶対に可愛いって言っちゃダメだ笑
大谷:違う違うw えーとね・・・
伊藤:チョッパーはカッコいい
大谷:(可愛いって)言わないでっていう意味ではないんですけど、意外っていうか
伊藤:私、チョッパーがなんで好きなのか、可愛いなって思うんですけど、かわいいもカッコいいも両方あるなと思うんですけど、なんかその、育江さんが使う音の幅の広さが凄い魅力的なのかなと感じます。急に出るフィって高い声だったりとか、でも普段は凛々しくカッコよく周りに指示したりするじゃないですか、医療系の
大谷:うん、医療系の時はw
伊藤:普段は男の子っていう、男の子だぞ!っていう感じw それが可愛いんですよね。結果的に受け取り側が、カッコよく振る舞ってるチョッパーが可愛く思えるのかって
大谷:その感じはとても嬉しいです