この記事はバンダイのトレーディングカードゲーム(TCG)「ONE PIECE CARD GAME」のエンジョイ勢の対戦日記的な何かです。今回は8パックバトル優勝報告です。
8パックバトルについては
以前の記事で書いたので割愛して、9月からは優勝景品がこれまでの黒の5サボから赤の6サンジに変わっています。6サンジはこれまでも、これからも環境で使われるカードではないので、5サボと比べて有り難みが薄いのですが、まぁ、加工とイラストはカッコいいです。
9弾環境となった今回も、8パックバトルは少し練習して臨みました。
2000カウンターが8パックあたり平均3枚と少なかった8弾ブースターに比べて、9弾ブースターは2000カウンターが多く、おそらく8パックあたり平均5枚程度は期待でき、2000カウンターが1枚しかないみたいな悲惨なことにはなりにくいです。
一方、バニラカードは6コスト帯が多数あった8弾ブースターに比べて、9弾ブースターは1種もなく、7コスト帯も1種のみ、5コスト帯は2種で、4コスト帯は多数という構成で、
基本的に後攻が強かった8弾環境と変わって、9弾は基本的に先攻の方が強い動きをしやすいと思われます。
SPカード枠の「
ドラゴン」(OP07-015)が引けていれば、当然、後攻の方が強いわけですが、SP枠のドラゴンを引く可能性は非常に低いです。SP枠よりもずっと期待できるSR枠で強力なカードは7コストの「
ベン・ベックマン」(OP09-009)、9コストの「
アディオ」(OP09-023)、9コストの「
モンキー・D・ルフィ」(OP09-119)あたりで、奇数のカードが揃っているため、自身で引いた場合もそうですし、相手に強い動きをさせないという意味でも先攻を取るのが無難です。
特にカウンター値が細い8パックバトルにおいて、毎ターン、1コストの支払いで2000カウンターが使える「
アディオ」は非常に強力で、最速で着地すれば、まず負けることはないと思われます。これを後攻でまくることが出来るのは「
シャンクス」(OP09-004)ぐらいでしょうか。ブロッカーが立っているとどうにもなりませんが。
「
シャンクス」の他、後攻の動きで強いカードは6コストの「
コアラ」(OP09-103)、6コストの「
ニコ・ロビン」(OP09-107)でしょうか。いずれも後攻2ターン目で4バニラを立てて、「
コアラ」の場合は4コストバニラの「
モーリー」などで3面展開、「
ロビン」の場合はライフトラッシュでライフ2までの削りを狙います。
また、コモンのカードの中では6コストの「
ブルック」(OP09-073)が非常に強力です。アタック時にドンを1枚戻すだけで、相手のキャラ2体までをパワー2000下げることが出来る破格の性能を持っており、自身はパワー7000あるので、殴り返しにも強く場持ちが良いカードです。
イベントカードでは除去札となる「
ゴムゴムの雷」(OP09-077)、「
ゴムゴムの縄跳び」(OP09-079)、「
特製マギー玉」(OP09-058)の使い勝手がいいです。他の除去札で相手の面を処理して「
マギー玉」で「ブルック」をバウンスしたりするのが一番美味しい使い方ですね。
カウンター札では「
ゴムゴムの巨人」(OP09-078)が強いのは言うまでもなく。
また、登場時にパワー2000以下をKOできる「
リンドバーグ」(OP09-114)はいぶし銀なキャラカードです。2コストのブロッカーは無条件で採用するカードですので、使う場面が多く、ドンをつけて殴るよりも面を立てながらブロッカーを処理する方が圧倒的に強いので、引けていれば必ず採用しようと思っているカードの1枚です。コモンなので割と引きやすいですね。
また、リーサル場面では1コストでリーダーのパワーを3000上げる「
ニコ・オルビア」(OP09-106)と、5コストでリーダーをアクティブにする「
キラー」(OP09-064)の存在があるので、リーサル計算は要注意です。コモンとアンコモンのカードですので、毎回警戒した方がいいでしょう。
ワンピカード対戦思案#53 【OPCG】