この記事はバンダイのトレーディングカードゲーム(TCG)「ONE PIECE CARD GAME」のエンジョイ勢の対戦日記的な何かです。今回は現環境の9弾環境について。
いや〜、9弾環境、バランスが良いですね。
8弾までに猛威を振るった
赤紫ローとそれに追随した
黒ルッチが9月の禁止改定で禁止または制限を受けたことで、環境が非常にクリーンになりました。
9弾環境のトップは
青ドフラミンゴと
紫ルフィということで概ね異論はないはずですが、いずれも全方位に強いような無敵の強さはなく、環境デッキであれば、マッチング次第でどのリーダーでも大会で優勝を狙えるという、カードゲームとして非常にバランスの良い環境となっています。
比較的競技性が高いフラッグシップバトルに持ち込まれるリーダーは大体、次の10リーダーぐらいです。対戦ダイヤグラムでも作ろうかなと思いましたけど、分からない組み合わせが多いので諦めましたw
【青ドフラミンゴ】
現在、2ティーチ(ST17-005)を採用する、しないで構築が分かれていますが、私は2ティーチ派です。理由としては2ティーチを採用することで、青ドフラミンゴが苦手としていた赤シャンクス、赤紫ルフィ、黒黄ルフィに比較的戦いやすくなるためです。
青ドフラミンゴは握っているので対戦ダイヤグラムを書いておくと、黄エネルに対しては不利、黒ティーチと青ナミに対しては有利、残りのリーダーに対しては微不利〜微有利ぐらいだと思います。
【
紫ルフィ】
「ゴムゴムの巨人」という高性能な1コストイベントカウンターと、麦わらの一味サーチが2種採用できるようになったことから再現性と耐久性が跳ね上がり、5弾環境以来、環境トップに返り咲きました。「ルフィ太郎」から「サン五郎」を展開すれば、まぁ、勝てます(笑)。
初心者おすすめデッキです。
【
赤シャンクス】
現在は7ニューゲート(ST15-002)を採用した除去型が流行っています。青ドフラミンゴ対面では8レイリー(OP08-118)が最重要札となりますが、サーチはできないため再現性に難ありです。
そして、青ナミは絶望対面です。
【
赤紫ルフィ】
このルフィは「ゴムゴムの巨人」が一番うまく使えるリーダーです。1ナミで回収した「ラディカルビーム」や「ゴムゴムの巨人」を構えながら、7キッドや9ニューゲートでリーダーのパワーを7000以上に上げてリーサル局面を耐え、大型キャラで殴り勝つという分かりやすいデッキです。
明確な不利対面は黒ルッチと緑ボニー。
【
黒ルッチ】
禁止改定によりステージカード「エニエス・ロビー」が禁止されて一応、弱体化はされましたが、元々サーチできないカードだったため、最大出力は落ちたものの、禁止改定後の黒ルッチは再現性が上がっています。
明確な不利対面は黒黄ルフィと黒ティーチ。紫ルフィもキツそうです。
【
黒黄ルフィ】
プレイ難易度はかなり高いデッキです。初心者には絶対にお勧めしません。
8モリアを一番強く使えるデッキであり、成長ギミックでリーダーのパワーが9000になるというのが大体のデッキに強いです。
不利対面はその強みが通じない黒ティーチ、緑ボニー、青ナミあたりでしょうか。
【
黒ティーチ】
いわゆるCIP効果(登場時効果)を封じる黒ティーチは、CIP効果が戦略の要になっているデッキに対するメタとなっています。
Tier1の青ドフラミンゴが絶望対面というのが難しいところです。
【
緑ボニー】
赤シャンクスと黒ルッチに対して不利ですが、青ドフラミンゴには五分、また、環境のリーダールフィ3種に対して全て有利なため、9弾環境当初よりは立ち位置がよくなり、環境入りしました。
使い慣れていないと被アタック時効果を忘れるのが あるある です(笑)。
【
黄エネル】
黒ティーチと赤シャンクスの登場で一時、環境落ちしていましたが、黒ティーチと赤シャンクスの母数が少なくなってきたことで、またじわじわと増えてきている印象があります(黄エネル使いは赤シャンクスに乗り換えていた印象)。実際、リーダー効果とトリガーが強いので、全般のリーダーに強いですが、黒ティーチと青ナミといった特殊なリーダーが絶望対面です。
【
青ナミ】
ソリティア。
8弾環境までの赤紫ローのような絶望対面はないので、青ナミ使いの人は青ナミ使ってます。
Tier1の青ドフラミンゴ、紫ルフィにいずれも不利そうですね。
ワンピカード対戦思案#54 【OPCG】