・箱庭のエルバフ
前々回、エッグヘッドを脱出した
ルフィ一行は巨兵海賊団の船(グレート・エイリーク号)で宴を行い、宴が終わり皆が寝て起きると、エイリーク号に牽引されていた
サニー号がなぜか姿を消していました。
この際、
エイリーク号で就寝していたルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ、チョッパーの姿も消えています。
1127話
1127話
そして
前回、消息不明になっていたメンバーはなぜか一足早く新世界ウォーランド「
エルバフ」に
いたように見えましたが、本話では、この国が実は、
ある巨人族が作った
巨大な箱庭の国(「ブロックの国」)であることが判明します。
前回、
エルバフの戦士のように見えた住人は巨人族ではなく人間族であり、住人に”
太陽神”と呼ばれているのが
箱庭の持ち主である巨人族のことでした。箱庭に囚われている住人には”食糧(フォダー)”が供給されているようです。
確かに、ナミが目を覚ました「ビッグステイン城」は巨人族が住むには天井があまりにも低く、それを踏まえて街の風景(1127話)を見ると、エルバフの戦士のスケールがおかしいことに気づくことはできたかもしれません。
箱庭の外壁は
鏡もしくはマジックミラーで内張りされており、
太陽神の神殿と呼ばれる部屋とつながる外壁には扉が付いていて、巨人の主人はそこから出入りしているようです。
ルフィ達は太陽神の神殿と呼ばれている場所が巨人の部屋であることを目の当たりにして、自分たちが箱庭に囚われていたことを知ります。
また、その部屋には
チョッパーが囚われていました。
チョッパーが囚われていた作業机にはミシンと生地が置かれており、ルフィ達や箱庭の住人達が着ている衣装は”太陽神”のお手製のようです。
チョッパーの場合は、体型が特殊なため、手持ちの衣装ではサイズが合わないために、チョッパーの体型に合わせて新たに衣装を製作していたと考えられます。
当の巨人の主人(太陽神)は、シカ(?)の頭蓋を頭に被り、太陽(日食?)をモチーフにした神器(
BABYMETALの「In The Name Of」に使われている神器みたいなやつなんですけど、あれの元ネタが分からない)らしきものを手に持った変わった格好をしています。裁縫が得意なようで、一人称は「拙者」。さらに、鳥類やら爬虫類やら複数の動物をペットとして飼っており、
エルバフの戦士だとすれば異端な巨人です。
ルフィはこの巨人と対峙して「
でかめだな あの巨人」と発言しており、どうやら、この巨人はルフィがつい最近会っていたエルバフの巨人達よりもサイズが大きいようで、エルバフの巨人族ではないかもしれません。
しかし、ルフィ達はエルバフに向かっていたところを攫われた(?)ので、この巨人の住処は地理的にはエルバフもしくはエルバフ近海だと考えられます。箱庭もウォーランドを再現していると見られ、自身を「太陽神」と呼ばせていることからも、エルバフ同様にニカ信仰はあると考えられます。
それにしても、この巨人が犯人だとすると、エルバフの船から人間を攫うとは
相当やばい奴です。
ナミの衣装替えをして、ヘアメイクまでしていると考えるとより一層・・・
まさか、
ローラに振られてグレたエルバフの王子
ロキじゃないでしょうね・・・