・完璧な気候
前回までにバラバラになっていた麦わらの一味はエルバフの西の村で合流。巨兵海賊団と新巨兵海賊団も集まり、宴が始まろうとしています。
ハイルディンが「ワノ国で”
ビッグマム”を倒したニュースには世間に疎いこの国もさすがに沸いた」と話した時に、
ルフィが「”ビッグマム”?」と疑問符が付いているのは、1つはルフィがワノ国で倒した認識があるのはカイドウであること(ビッグマムを倒したのはキッドとロー)、もう1つはビッグマムとエルバフの因縁をルフィは知らないことが理由に挙げられます。
また本話では、島雲の浮力を使って進む舟「
雲舟(スヴァル)」が登場しています。
リリスはエルバフ島内の気候について、「島雲」「海雲」「シャボン」「虹」「ホバー」全ての技術が共存できる「完璧」な気候だと言います。つまり、
前回登場した「
太陽石(ペインター)」による「虹」も気候に左右される技術であり(摩訶不思議ではない?)、これら全ての技術を使いこなしているエルバフの技術力の水準は高いと見られます。
・再会
エルバフでの宴の前に、麦わらの一味は
ロビンに同行して、
サウロに会いに行きます。
エルバフに匿われたサウロは、私設学校(寺子屋的な)でエルバフの戦士に歴史を教えているようで、回収したオハラの文献は「フクロウの図書館」に保管しているみたいです。
ロビンと22年ぶりに再会するサウロは気恥ずかしさからか、ロビンと初めて出会ったシーン(392話)を再現しています。
サウロが倒れた(
1131話)というのは、この前振りであり、
1131話のコメントでバッチリ的中している方がいました。
ロビンが髪型を戻しているように、サウロもまた再現しようとしているのでは?
倒れて動かなくなっているフリをして、近づいてきたロビンに「ぐがァア!!」と叫ぶとか。
おそらくそのための練習(笑)の方がありそうです。
そして、ロビンもお見通しでした。
互いにオハラの事件唯一の生き残りとの再会。
「暗い話は…したくない」「生きたこと…褒めてほしい」と言うロビン。
「よう生きとってくれた」「よう会いに来てくれた」と感謝するサウロ。
そして、「会いたかった」と率直な気持ちを話しわんわんと泣き出す両者。
私も泣いた;;
(次号、また休載にも泣いた)