【ラジオ情報】
— ONE PIECE スタッフ【公式】/ Official (@Eiichiro_Staff) February 23, 2025
毎週日曜深夜25:00からニッポン放送より
ラジオ番組『#麦わらスペース』放送中
第47回放送では
こちらの2人が出演します!
◇ルフィ役 #田中真弓 さん
◇ロー役 #神谷浩史 さん
▼radikoで聴くhttps://t.co/vzlhluKFRq#ONEPIECE pic.twitter.com/obj4Y0wLM2
荘口アナ:2009年からローがアニメに、でも元々、1話に出てるんですか?
神谷:1話に出てました
真弓:神谷浩史がでしょ
神谷:海賊Aでね
荘口アナ:この間、スモーカーの大場さんが来た時に、1話の時のアフレコの話をみんなで思い出して、その時、声を出さないけど(ゾロ役)中井さん居たなとか
神谷:いたいたいた
真弓:いました
荘口アナ:神谷さんもいたなって
神谷:いました。てっきり最後のカットで顔を上げるところで、息のアドリブでも入れるのかなと思ってたんですけど、何も言わずに帰っていきました、奴は
真弓:ね。そうそうそう。で、2話からよね?
神谷:そうそう、2話登場なんでね。1話は顔だけの登場
荘口アナ:その時なりの緊張感が?
神谷:もちろん。なんか新しい、きっとこれは永遠に続くアニメなんだろうなって
真弓:永遠に続くアニメ?w
荘口アナ:もう、その頃から?笑
神谷:はい。だって「ドラゴンボール」の後番だったじゃないですか。だから、すごい期待されて始まったんだろうなって。まぁ、アラレちゃん(「ドクタースランプ」)が間に挟んだか。で、そういう番組が始まって、それの第1話に出演できるってすごい有り難かったですね。歴史が始まるって思いましたもん
真弓:へ〜。ローが出てきた時より、そういう感覚があった?
神谷:もちろん。「ワンピース」第1話に海賊Aで出演させてもらって、こっから歴史が始まるんだろうなって。で、どんなふうに始まるんだろうって思ったら、なんか樽の中から「あ〜!よく寝たー!」って出てくるじゃないですか。あれ、すっごい覚えてます
真弓:あそこ、あたしも覚えてるわ。あ、でも昔のことは覚えてる
荘口アナ:1話と1000話でも、また海賊Aを
神谷:そうですね。1000話やりますってなって、ちょうどローが出てるエピソードだったんですけど、1000話は出てなかったんで「来週、1000話なんですね。僕出てないや」って言ったら、「出ます?」って言われ、「え?いいんですか?」って言って、「じゃあ海賊Aで出ましょうか」っていう話になって。本当はギフターズって役所だったんですけど、海賊Aっていうクレジットにしてくださって、それは本当にスタッフ陣の粋な計らいですよね。1話と1000話とで、ルフィ:田中真弓と海賊A:神谷浩史っていうクレジットは変わらずですよね。ナレーションもそうですけど
真弓:ね。何度か話題になってるよね。神谷浩史が1話に出てた、海賊Aはこれだ!みたいな
荘口アナ:じゃあ、改めてトラファルガー・ローがアニメに初めて登場したのは2009年3月放送、第392話「新たなライバル集結!11人の超新星」でした。このローはオーディション?それともオファー?
神谷:オーディションじゃないんです。当時のプロデューサーの柴田(宏明)さんって方がなんとなくキャスティングしました
真弓:なんとなく!?
神谷:なんとなく。はい
荘口アナ:主要なキャラですよ?
神谷:先々どうなっていくかって全く分からないじゃないですか、この作品
真弓:そうそうそう
神谷:当時「イリヤの空、UFOの夏」(2005年)だっけ、っていうアニメーションを東映で作ってて、そん時のプロデューサーだったんですよね、柴田さんが。で、主役が浪川(大輔)で、もう一人の男性が僕だったんですよ。で、超新星の役でっていうことで、そのアニメに出てた二人を柴田さんが入れてくださったんですよね。キッドとローをそのまんま
真弓:なるほど
荘口アナ:将来どうなっていくか分からないっていう、最初、役来た時どう思いました?
神谷:めちゃくちゃ嬉しかったですよ。ただ、本当に分かんないし、活躍するかも分かんなし。ただ、悪魔の実の能力者だったのが嬉しかったですね。それまでに何回か出演させていただいたことはあったんですけど、そういう能力を持っていないタイプの役だったんで。一番覚えてるのが、王下七武海が揃った回があったんですよ。で、キャストがあまりにも凄すぎて、真弓さんが「すごい!すごい!」って言って、キャスト表を写真に撮ってたんですよね
真弓:あれですよね、本当に重鎮が。びっくりするような重鎮がね
神谷:その時に多分、(ドフラミンゴ役の田中)秀幸さんとかも初登場だったのかな?でも、それまでの歴史がよく分かってないから、たまに呼ばれて行くぐらいの感覚だったんで
真弓:ジャンプは読んでない派?
神谷:読んでなかったんですよ。だから単行本溜まったら読もうかなぐらいの感じで、王下七武海っていう存在がなんなのかよく分からないまま、その回のゲストに出て、(真弓さんが)「うわ、すごーい!」っていう風に言ってから、え?この王下七武海の人たちって今までも出てたんじゃないの?って思ってたんですよ。ところが、その時、初登場っていうか全員揃ってるみたいな回だったらしくて。それにイトイトの実で操られて、その時、うえだゆうじさんもご出演されてて、うえだゆうじさんと殺し合いをさせられるっていう役をやってたんですよね。ところが、自分がローになって新しい王下七武海に一瞬入り、イトイトの実に操られていた”僕”がドフラミンゴを倒しに行くっていうエピソードまで繋がっていくなんて全く想像できないまま参加してましたね
荘口アナ:「ワンピース」が長い間、続いていって色んな所で色んなことが起きていく作品だからこそっていう
神谷:そうですね。最初、持っている「鬼哭」っていう剣だって、「抜くかどうかも分かりません」って言われましたもん
真弓:作ってる側もね、先のことは分かんないのよ
荘口アナ:尾田先生の頭の中にあるからw
神谷:だから「何の能力だかも分かりません」って。オペオペの実がどういう能力か分かんないって。斬れてるのも剣を抜いて斬ってるのかも分かんないんで、作画的に剣を抜くのが作れないから、分かんないですって。そんな感じで
真弓:味方になっていくだろうなって、なんとなく予感はしていて
神谷:え?そうですか
真弓:うん。で、剣(士)じゃない?それでよく中井くんイジメが始まって
神谷:ははは笑
真弓:「ねぇ、剣のキャラ二人も要らないわよね?」「どう乗せよう?ゾロ降そう」とか言ってw
荘口アナ:そんな予感しなかったですか?
神谷:しなかったですね。本当にどんな風になるかも分かんないし、基本的に、麦わらの一味 対 敵みたいな雰囲気あるじゃないですか。だから、そのうちの一人なんだろうぐらいに思ってたんですけど。そういう風に真弓さんが思ってくれてたのは嬉しいですね
真弓:だってルフィの呼び方がさ、トラ男じゃん。あれがすごく
神谷:パンクハザードで過去編をやれたのは有り難かったですね。原作読んでる時に、「あ、過去編やってくれるんだ。誰がやんだろ?」って。そもそも、やっぱり男性キャストでちっちゃい頃をやれる人って今までそんなにいらっしゃらなかったんで、きっと別の人を、女性キャストを立てるんだろうなと思ってたんですよ。で、しつこく「誰やるんすか?誰やるんすか?」って聞いてて「いや、まだ決まってない」って言ってて。「女性キャストにおそらくすると思う」っていう雰囲気だったんで、「いや、僕やりたいんですけど」って話をしたら「え?」ってなって。そのままやらせるわけにはいかないから、一旦、声聞かせてくれってことでオーディションを
真弓:そこでオーディションか。子役のオーディションだ!
神谷:子役のオーディションをやったんですよ。改めてローのオーディションを受けたんですよ、その時に。まだジャンプの本誌にしかなかったから、それをコピーしたやつを渡されて「これ読んで」って。本編(収録)終わった後に一人(スタジオに)残されて、声の収録をして、「とりあえず、これ尾田先生に聞いてもらうから」。で、どうなるか分かんないけど、みたいな雰囲気だったんですけど、子供時代のエピソードになって台本普通に渡されて、「あれ?そういえば子供の頃のロー、誰がやることになったんですか?」って、僕、大人のローで出てたんで。「神谷くん、そのままやってください」って言われ、あ、受かったんだって。めちゃくちゃ嬉しかったですね
真弓:これ微妙なんですけど、不思議なんですけど、男の方がそのまま子供時代をやる場合と、ワンピの中でも例えば、ウソップの場合、子供時代も勝平なわけですよ。だけど、確実に変わるじゃないですか
荘口アナ:宝亀さんも自分でやろうと思ったら、ダメだって言われたって
神谷:ははは笑 それは面白い
真弓:子サンジはね、育江ちゃんになったし。ゾロもそうだね。普通は女性に変わるんだね