この記事はバンダイのトレーディングカードゲーム(TCG)「ONE PIECE CARD GAME」のエンジョイ勢の対戦日記的な何かです。今回は新たに発表されたルールなどについてです。
姉さん、事件です。
15日と16日に幕張メッセにて、チャンピオンシップ2024の世界大会が行われ、大会後にプレイ環境に関わる3つの大きなアナウンスがありました。
1)新商品の発売が世界同時になる
世界展開しているワンピカードは、日本で先行発売されており、現在は最大で3ヶ月の発売時期のずれがあります。そのため、日本の環境と海外の環境はずれており、今回を含めて2回開催された世界大会は海外の環境に合わせて実施されるという難しさがありましたが、この問題が解消されます。
2)禁止カード改定
新たな禁止カード改定は1ヶ月前に予告されていましたが、これらの4枚のカードを的中した人はおそらくいないはずです。なぜなら、
禁止カードの裁定理由がこれまでの方針と異なっていたからです。
これまでの禁止カードは環境のメタの中心となっていた強力なリーダーを弱体化させるものでしたが、今回の禁止カードは現11弾環境におけるTier1の
青紫ルフィと
緑紫ルフィに対して影響は一切ありません。
影響があるのは前10弾環境までにおいて環境リーダーだった
青ドフラミンゴ、
黒ルッチ、
黄エネルなどです。
「
ゲッコー・モリア(OP06-086)」と「
ジンベエ(OP07-045)」は面展開において強力なカードであり、「
氷河時代(OP02-117)」は1コストでコストを5も下げる唯一無二のカードです。「氷河時代(OP02-117)」を予想していた人は多いです。
これらのカードが禁止カードになった裁定理由は、ざっくり言うと、
”今後”のカード開発の妨げになるというものです。それはどういった意図かと言うと、デッキ構築はこれらの強力なカードを基軸に行われてしまうため、その影響に配慮してカードテキストが制限されてしまう、それによって開発側が様々なプレイ体験を提供することが難しいというようなことだと思われます。
例えば、黒色のデッキであれば、「モリア」がいるために4コストと2コスト以下のキャラの価値が非常に高いです。また、対黒デッキ目線で言えば、「氷河時代」があるために速攻が付いていない、または面展開などの登場時効果が付いていない大型キャラの価値は非常に低い現状となっています。
「
雷迎(EB01-059)」の裁定理由は以上の3つのカードの裁定理由とは少し異なり、
黄エネルの防御性能との噛み合わせが強力すぎるという本質的なものです。
黄エネルはアグロデッキに対しては無類の強さを持っており、大型キャラを投げるデッキに対しては「雷迎」でアドを取ってから、自身が大型キャラを並べていくというゲームプランがあるために、黄エネルが絶望的な対面になるデッキは少なくないです。
黄エネル対面を想定すると、「氷河時代」と同じような理由で、開発側が様々な大型キャラをプレイヤーに提供するのが難しくなるため、その影響力から「雷迎」が禁止カードになりました。
そもそも、今回やこれまでの禁止カードの裁定理由で触れられている「
ワンピカードの攻防の駆け引きを損なう」という点に関して
黄エネルの防御性能はほぼアウトなので、かつて青ナミが「カバジ」の禁止によって弱体化されたことと同じ方針だと思われます。黄エネルにおいて「雷迎」が一番悪さをしているということです。
3)ブロックアイコン制度の導入(2026年4月1日から)
ワンピカードはカードIDの横に悪魔の実のアイコン(ブロックアイコン)が付いており、これらは発売1年目のカードには「1」、発売2年目のカードには「2」という具合に数字がついています。
ワンピカードを始めた当初、他のTCGプレイヤーからバンダイのTCGにはいわゆる”
スタン落ち”はないと聞いていましたが、ついに4年目からカードプールの制限が始まることが発表されました。
2026年4月1日以降、スタンダードバトルやフラッグシップバトル、チャンピオンシップ大会では、”
基本的”にブロックアイコン「2」以降のカードしか使えなくなります。これは1年おきに更新され、5年目からはブロックアイコン「3」以降のカードしか使えなくなるという具合です。
これが「
スタンダード」レギュレーションです。
つまり「スタンダード」レギュレーションでは、
最大4年分のカードプールでデッキを構築することになります。リーダーカードにも「ブロックアイコン」は付いているため、リーダーも使用が制限されます。
ただし、
一部のカードは「スタンダード」レギュレーションでも例外的に使用することが可能となっています。これらのカードはレアリティが最も高い
スーパーパラレル(通称コミパラ)が存在するカードが該当しているようです。コミパラの価値を下げないための配慮ですね。
また、再録カードは「ブロックアイコン」が更新されて、”スタン落ち”の「ブロックアイコン」を持っていても使用することが可能になります。レギュレーションの把握がややこしくなるので、デッキ構築はTCG+などのアプリ上で行うことが推奨されますね。
ブロックアイコン制度の導入理由は、
カードテキストの複雑化を防ぐこと、新規参入しやすい環境を維持すること、これによって長期的な運営と開発を目指すためとされています。
ワンピカードはリーダーカードでデッキが制限されるため、リーダーカードだけ”スタン落ち”した方が分かりやすいと思うわけですけども。。
また、
全てのカードプールが使用できる「
エクストラ」レギュレーションの公式大会も定期的に行われる予定とのことです。
つまり、4年目以降のワンピカードは
「スタンダード」と「エクストラ」の2種類のフォーマットで遊べるということになります。遊び方が2倍になるとも言えます。
もし、愛用していたリーダーが”スタン落ち”しても「エクストラ」で遊べるので救いがありますが、問題は「エクストラ」の公式大会がどれぐらいの頻度で開催されるかですね。
ワンピカード対戦思案#64 【OPCG】