3月11日の「
東日本大震災」の影響で、著名な漫画家やイラストレーターが、インターネット上で続々と“
応援イラスト”を発表している。中でも、『涼宮ハルヒの憂鬱』のキャラクターデザインを手掛けるいとうのいぢさんや、手塚治虫文化賞大賞を2度受賞している浦沢直樹さんなど、大人気クリエイターの“応援イラスト”に、ネット上で「ありがとう」との声がこだましている。
「団長からも願いを込めて。」というメッセージとともにツイッター経由で応援イラストを投稿したのは、『涼宮ハルヒの憂鬱』のキャラクターデザインで有名なイラストレーターのいとうのいぢさん。今回発表されたイラストは、涼宮ハルヒが手を組んで、祈っている様子が描かれたものだが、これを見たファンからは、「泣けてきます…団長、ありがとう!」「団長ナイスでーす!」「ハルヒのパワーで被災地に光を。」など、多数のメッセージが寄せられ、被災者応援の輪が広がっている。
また、『MONSTER』や『PLUTO(プルートウ)』で手塚治虫文化賞大賞を2度受賞した漫画家の浦沢直樹さんは、「がんばれ! 日本の家族!!」という力強い言葉とともに、家族が集結したイラストを発表。こちらは、週刊漫画雑誌・モーニングの公式サイトに寄せられたもので、同サイトには他にも『チーズスイートホーム』や、『クッキングパパ』などのイラストが作家陣から寄せられている。
さらに、漫画家・鳥山明さんは、週刊少年ジャンプの公式サイトに、自身の代表作『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』の孫悟空や則巻アラレのキャラクターを描き、「被災者のみなさん、本当に大変ですがどうか絶対に負けないでがんばってください!」とコメント。
アニメーターの横田守さんは、ツイッター経由で『
ONE PIECE』のイラストを描くなど、漫画家・イラストレーター・アニメーターの祈りを込めた作品は、今、確実にネットを通じて、被災地だけでなく、混乱する関東エリアに住む人々にも勇気を与えている。
(東京ウォーカー)
漫画大国日本らしい素敵な現象ですね。
一方で東京などでは食料品や水の買占め騒動が起きており、少し冷静になってほしいものです(保存食でもないもの買いこんでも仕方ないだろうに・・・)。
そういった中、これまた日本のサブカルチャーらしい現象がインターネット上で広がっています。
その名も「
ヤシマ作戦」と「
ウエシマ作戦」です。
「
ヤシマ作戦」は「
新世紀エヴァンゲリオン」の劇中で、使徒(敵)を倒すための強力な武器を使用するために日本中から電力を集めた同名作戦に由来するもので、節電を呼びかけ、計画停電への許容の心を掻き立てるキャンペーンです。
「
ウエシマ作戦」は
ダチョウ倶楽部の鉄板ギャグ「どうぞ!どうぞ!」になぞらえて、買占めはせず、譲り合いの心を掻き立てるキャンペーンとなっています。
ほんと誰うま(誰がうまいことを言えと言った)って感じです。好きだぜ、そういうとこ。
yokotamamoru twitpic(横田守)
inoue takehiko twitpic(井上雄彦)
アマテラスやロックマンも日本を応援! ゲーム・アニメ関係者から寄せられた応援イラストまとめ