サンジが日本に呼びかけ「お前にできないことは俺がやる。俺にできないことはお前がやれ」
週刊少年ジャンプに連載中の人気コミックを劇場用に3Dアニメ化した『ワンピース ONE PIECE 3D 麦わらチェイス』『トリコ3D 開幕!グルメアドベンチャー!!』(公開中)の舞台挨拶が3月29日、丸の内TOEIで行われ、『ワンピース ONE PIECE 3D 麦わらチェイス』の声優を務めた中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョー、『トリコ3D 開幕!グルメアドベンチャー!!』の声優を務めた置鮎龍太郎、朴ろ美が登壇した。
作品について問われ、「
作品をまだ見ていない」と
山口勝平が明かすと、声優陣と会場から「えー!」と非難の声が上がり、すぐさま山口勝平は「
しょうがないじゃん!」と開き直り、会場の笑いを誘った。シリーズ初の3D映像に期待が集っている『ワンピース ONE PIECE 3D 麦わらチェイス』を、
岡村は「
トリコの作り方とワンピースの作り方は違うんです。ワンピースはフルCG。いつものアニメとは違うんですけど、より立体的に!」と紹介。すると「
だから、ナミさんとロビンちゃんの・・・すごいです!」(
チョー)、「
ご想像におまかせします(笑)。思わず手が出ますよね!」(
岡村)と、大人も子供も楽しめる作品だとアピールした。サンジの声を務める
平田は「
ちょっとムカつくんだけど、ゾロの戦うところが格好良いんですよ」とジェラシー心をのぞかせ、会場は拍手喝采となった。
4月3日(日)よりテレビシリーズが放送開始となる「トリコ」。初映画化&初3Dとなった本作の主人公・トリコの声を務める置鮎は、アニメ放送開始にあたり、「(映画を見て)こんなに楽しい作品が始まるんだというワクワク感が伝われば良いなと思っています」と意気込んだ。
3月11日に起こった東日本大震災を受け、置鮎は「今、世の中で起こっていること全ての意味を込めて、『この世の全ての食材に感謝を込めて、いただきます』(トリコの決めゼリフ)」とエールを送った。この日、舞台挨拶に出席できなかったモンキー・D・ルフィの声を務める田中真弓からはメッセージが届き、
山口勝平は「
ワンピースチームとしても震災が起こった時に、僕らにも何かできることがあるんじゃないかと話し合った。僕らはもともと、声で皆さんに元気を与え、夢を持ってもらうのが仕事なので、それを突き通していこうと。僕らは、声で日本を応援していく道を選びました」と、被災地の一日も早い復興復旧を祈った。今、1つになっている日本だが、
平田は「
地震が起こってから間もないので、みんな新鮮な気持ちで『応援しよう』『頑張ろう』とエネルギーはあるんですけど、復興まで時間がかかると思うんですね。そのうちに悲しい事実なんですけど、応援する熱っていうのも、だんだん慣れて、なえていく。もちろん今もですけど、その時も我々は応援し続けていられるような、何かを考えています」と話し、サンジのセリフ「
お前にできないことは俺がやる。俺にできないことはお前がやれ」と、支援の輪を広げられるよう力強いメッセージを送った。
また、
東映アニメーション公式サイトでは
ワンピース声優陣の日本応援メッセージが3月28日の田中真弓のメッセージより随時アップ予定となっている。こちらも是非チェックしてもらいたい。
(Movie Walker)
よく考えろ!状況を読め!!!
ルフィが「頑張れ!」 トリコ声優陣と声の応援メッセージ ジャンプHEROES film
週刊少年ジャンプ(集英社)に連載中のマンガ「ONE PIECE(ワンピース)」と「トリコ」の劇場版アニメ「ジャンプ HEROES film 『ONE PIECE 3D』『トリコ3D』」の舞台あいさつが29日、丸の内TOEI(東京都中央区)であり、声優陣10人が、「ワンピース」内の
仲間の印である×マークを左腕に付けて登場した。ウソップ役の山口勝平さんは「何か僕にできることがあるんじゃないかってみんなで話し合った。声で夢を与えるのが僕らの仕事なので、声で日本を応援していく道を選びました。一緒に日本が元気になれるように頑張りましょう」と語った。
映画は「ジャンプHEROES film」として公開された「ワンピース 3D 麦わらチェイス」と「トリコ 3D 開幕!グルメアドベンチャー!!」の2本。02年まで「ドラゴンボール」や「スラムダンク」など数々の話題作を公開してきた「東映アニメフェア」の流れをくみ、「週刊少年ジャンプ」の人気マンガを3DCGアニメ化した「ジャンプ HEROESfilm」として同時上映する。舞台あいさつでは、東日本大震災の被災者に、元気と笑顔を届けたいという出演声優陣が“声”による応援メッセージを呼びかけた。
舞台あいさつを欠席したルフィ役の田中真弓さんは「お前たちはおれの仲間だ。仲間が困ってるとき、助けるのは当たり前だ! いつも力いっぱい応援してるぞ! おれも仲間のお前たちを励ますぞ! 頑張れ! 頑張れ! 頑張れ! 頑張れ!」とルフィの声でボイスメッセージを送った。トリコ役の置鮎龍太郎さんは「被災地のためにも日本中の元気な僕たちが、みんなで元気を送っていきましょう」と呼びかけた。
チョッパー役の
大谷育江さんは「
麦わらチームの言葉、仲間をキーワードにできることを考えたい。日本も一つになって、仲間として頑張っていきたいと思います」と話した。サンジ役の平田広明さんは「今こそっていうせりふがある。『お前にできないことはおれがやる。おれにできないことはお前がやれ』。みなさんにしみる言葉だと思います。自分にできることをやっていきたい」と熱く語っていた。
(毎日新聞デジタル)
2大ジャンプヒーロー声優陣が被災地へ応援メッセージ
[映画.com ニュース] 「週刊少年ジャンプ」の人気漫画「ONE PIECE」と「トリコ」を3Dで上映する映画「ジャンプHEROES Film トリコ3D×ONE PIECE3D」の舞台挨拶が3月29日、東京・丸の内TOEIで行なわれた。「声で日本を応援しよう」というメッセージのもと、「ONE PIECE」の中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子や、「トリコ」の置鮎龍太郎ら声優陣が駆けつけた。
「ONE PIECE3D 麦わらチェイス」は、ルフィ海賊団がトレードマークの麦わら帽子をめぐって危険な冒険を繰り広げる。同時上映の「トリコ3D 開幕! グルメアドベンチャー!!」は、伝説の美食屋トリコが究極の美味を目指し、未知なる食材との命懸けのグルメバトルに挑戦する。
レディーファーストがモットーとするサンジの声を務めた
平田は
、「(天然なキャラクターをさく裂させた)爆弾があちこちに……」と戸惑いながらも、女性声優陣に挟まれご満悦の様子。同作の感想を聞かれたナミ役の岡村は、「トリコはアニメーションで奥行きを出して、ワンピースはCGキャラクターが飛び出します」と“立体”アピールを展開した。
東日本大震災の被災地に向けて、置鮎はトリコの決めゼリフ「この世のすべての食材に感謝をこめて」を会場と一緒に合唱するひと幕も。そして平田は、「お前に出来ないことはオレがやる。オレに出来ないことはお前がやれ」というサンジの声で締めくくった。
また、欠席したルフィ役の田中真弓のコメントを合図に、冒険をともにした仲間の印として拳を突き上げて見せた名シーンを登壇者全員で再現。“麦わら一味”と“美食屋”たちが腕に刻んだバツ印を掲げると、場内は歓声に包まれた。
(映画.com)
「ONE PIECE」&「トリコ」の声優陣が応援メッセージ! ルフィからも「頑張れ!」
公開中の春休み映画『ジャンプHEROES film トリコ3D×ONE PIECE3D』に出演する声優の中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョー、置鮎龍太郎、朴路美の総勢10名が3月29日(火)、都内劇場で開催された舞台挨拶に登壇。ゾロやチョッパー、トリコなどの人気キャラクターの声で、震災からの復興を訴えるメッセージを発表した。
「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)の看板漫画と言える「ONE PIECE」と「トリコ」を共に3Dで2本立てで映画化した本作。東日本大震災の影響で、先日の公開初日の舞台挨拶は中止となったが、この日、改めて声優陣が登壇しての舞台挨拶の開催となった。
「
礼を言う。オレはまだまだ強くなれる」(ゾロ=
中井さん)、「
この船の航海士はだれ?」(ナミ=
岡村さん)といった、それぞれのキャラクターの名台詞のオンパレードに集まったファンは大喜び。特にチョッパー役の
大谷さんは、客席からの「かわいいー!」という声援に照れながら「
かわいくねぇよー!」と応え、会場はわきかえった。
TVアニメ放送開始を前に劇場公開される『トリコ3D 開幕! グルメアドベンチャー!!』について、トリコ役の置鮎さんは「必殺技を放ちます!」と宣言。置鮎さんは「いま、世の中で起こっている全てのこと、全ての人へ」とメッセージを込め「この世の全ての食材に、感謝を込めていただきます!」とトリコのセリフで決めてくれた。
さらに、この日は残念ながら来場できなかったルフィ(田中真弓)から「みんな、大丈夫か? お前たちはおれの仲間だ! 仲間が困ってるとき、助けるのは当たり前だ。いつも力いっぱい応援してるぞ。頑張れ! 頑張れ! 頑張れ! 頑張れ!」と声をふり絞ってのメッセージが到着。この間、壇上のメンバーは、「ONE PIECE」の“アラバスタ編”の名シーンと同じように、“仲間”を意味するバツ印が描かれた腕を掲げて応援! 会場は大きな拍手に包まれた。
ウソップ役の山口さんは「僕らは声で伝えるのが仕事。それを突き通していきたい。その上で、大変な思いをしている人がいることを、絶対に忘れないようにしようと思います」とコメント。サンジ役の平田さんは「復興までとても時間がかかる。いまはみんな、応援してますがそのうちに熱が冷めてしまうと思います。だから、いまももちろんですが、これから継続して長く応援していくための“何か”ができないかと考えています」と語り、サンジの名台詞「お前ができねぇことはおれがやる。おれにできねェことをお前がやれ!」を観客に向けて呼びかけた。
(cinemacafe.net)
ワンピースのヒーローたちが日本を応援
(時事ドットコム)
チョー 「この船のホネは誰~?」
会場 「ブルックー!」
チョー 「ヨホホホホホホ、ブルックでございます。はい。ボーン!ボーン!って出ますからね!」
東映アニメーション特設ページ
追記)
公式サイトにて舞台挨拶レポートが掲載されました。
3月29日、東京・銀座の丸の内TOEI(1)にて『ジャンプ HEROES film トリコ 3D×ONE PIECE 3D』の舞台挨拶が行われました。
『ONE PIECE』からはゾロ役の中井和哉さん、ナミ役の岡村明美さん、ウソップ役の山口勝平さん、サンジ役の平田広明さん、チョッパー役の大谷育江さん、ニコ・ロビン役の山口由里子さん、フランキー役の矢尾一樹さん、ブルック役のチョーさん、そして『トリコ』からはトリコ役の置鮎龍太郎さんと小松役の朴璐美さんらがステージに登場し映画の見どころを語っていただきました。
時々、それぞれのコメントにツッコミやフォローが入り、キャストの仲の良さが伺える楽しいトークがくり広げられました!
Q.まずはキャストの皆さんからご挨拶を!
■ 置鮎:震災などいろいろあって、初日の舞台挨拶ができなかったんですが、こうして皆さんの前でご挨拶できるのを嬉しく思います。今日はぜひ楽しんでいってくさだい!
■ 朴:『トリコ』も『ONE PIECE』も、すごくいい作品です! ものすごく飛び出してくるので、楽しみにしていてください!!
■ 中井:今日はこんなにたくさんの皆さんにお越しいただいて、本当に嬉しい。ありがとうございます! ぜひ映画を楽しんでください!!
■ 岡村:今日はありがとうございます。1日でも早く、みんなが笑顔になれますように!
■ 山口(勝):この作品を通じて、たくさんの笑顔を元気を届けられればと思います!
■ 平田:今日は船長(ルフィ役田中真弓さん)以外、全員が揃いました。みんなで頑張ります!
■ 大谷:「3D、3Dって、絵が飛び出したってうれしかねーよ!!」(と、チョッパーらしく嬉しさを表現)
■ 山口(由):本日はお越しいただいて、ありがとうございます。とっても立体感がある作品です!!(笑) この作品を観れば何十倍も元気になる! 皆さん、元気になって日本を元気にしてください!!
■ 矢尾:3Dってことで、スーパーに飛び出すオレたちを楽しんで!!
■ チョー:(ブルックは)ホネだけに、ボーン! ボーン!! って飛び出しますから! ぜひ楽しんでください!!
Q.実際に完成した映画をご覧になって、いかがでしたか?
■ 置鮎:『トリコ』はアニメも4月からオンエアが始まりますが、その前に劇場版になって大きなスクリーンで観られるというのはすごく嬉しいですね。しかも初映画が初3D! ワクワク感が伝わればいいなと思います。
■ 朴:ホントに飛び出すんです! (全員から「3Dなんだから当たり前!!」とツッコミがあり) ええと、奥行きもあってすごいと思いました!(笑)
■ 中井:ホントにすごく立体的なんです!(笑)
■ 岡村:みんなが言う通り3Dってすごいな、って思いました。しかも、『トリコ』と『ONE PIECE』では作り方が違うんですよ。『トリコ』はアニメの絵を生かした3Dに、『ONE PIECE』はなんとフルCG!! その違いも楽しかったですね。
■ チョー:ビックリしたのは、ナミさんとロビンさんが……(自分の胸に手を当てつつ)いつもよりすごいっ! オトナも子供も楽しめますよ!!(笑)
Q.「ここは絶対に観て欲しい!」という見どころは?
■ 置鮎:全編がアクションシーンなんです。トリコが必殺技をくり出すときに「全ての食材に感謝を込めて。いただきます!!」って言うんですけど、あのセリフには素晴らしい意味が込められていると思います。ぜひ噛み締めてください。
■ 朴:小松はアニメ版に登場するキャラクターなので、実は劇場版にはちょっとしか出ていません(笑)。小松がどこにいるのか……捜してください!
■ 中井:ゾロがけっこう戦ってます。久しぶりに戦う姿を見せないと! と頑張りました(笑)。3Dで戦っている姿を観て、初めて「あの技ってこうなってたんだ……」って思わずつぶやいてしまったぐらい、迫力ありました!!
■ 平田:ゾロが戦うシーン、ホントにカッコいいです。サンジとしては悔しいんですけど(笑)。
■ 大谷:サニー号がすごい! 大活躍です!!
■ 矢尾:船大工として「サニー号はオレが作った!」なんて言ってましたけど、「こんな風になってたんだ!」と驚くことがたくさん(笑)。最後まで楽しめると思います。
と、それぞれ感想を語ってくださった皆さん。また、最後には東日本大震災で被災された方々への応援メッセージが送られました。
『トリコ』を代表して置鮎さんがコメントを発した後、『ONE PIECE』のルフィ(声:田中真弓さん)からも「いいか、お前たちはおれの仲間だ! 仲間が困ってるとき助けるのは当たり前だ!」と激励のメッセージが!
そのメッセージを合図に、キャストたちが客席に背を向けて「×」のマークを書いた左手を高く掲げ、“仲間の絆”を示した『ONE PIECE』の名シーンを再現。
客席からも歓声が上がっていたのでした。
キャストからの応援メッセージは以下の通り。
■ 置鮎:いま世の中で起こっている全てのことを思うと、トリコの必殺技のキメ台詞に深い意味があるんじゃないかと感じられます。日本中から元気を送っていきましょう!
■ 山口(勝):みんなで何かできないかを話し合い、やっぱり僕らは「声」で元気や夢を集めていくことがいちばんだと思ったんです。この震災を絶対に忘れないように、被災地に直接何かをすることはできなくても、僕らが僕らにできることを少しずつでもやっていきましょう!
■ 平田:いまは震災が起こって間もないから「応援しよう」という勢いもあるけど、復興にはとても時間が掛かると思うんです。大変な道のりになると思うけど、だんだんと忘れてしまわないように応援していきたい。僕らは幸いにも『ONE PIECE』という素晴らしい作品と出会い、元気や勇気をもらったから今度は僕らの番。『お前にできねぇ事は俺がやる。俺にできねぇ事をお前がやれ!』。みんな一丸となって頑張っていきましょう!
■ 矢尾:人間だけじゃなく、被災地に住んでいたペットたち小さい命も大変な目に遭っています。みんなが早く元に戻れるように応援していきたいと思います!
■ 大谷:『ONE PIECE』でもキーワードになっていた“仲間”。いまこそみんなが“仲間”として、自分たちにできることを考えていけたらと思っています。節電でもいい、ちょっとずつ貯金をして寄付しようとするのでもいい、毎日少しずつでも頑張っていけたら!
と、被災者だけでなく日本国民全員へエールを送ってくれたメンバー。
“仲間”として1日も早く日本を元気にできるように、メンバーとファンたちの気持ちがひとつになれた舞台挨拶でした。