日本テレビ 「ホントに知りたいアノ質問　バカなフリして聞いてみた」 5月4日放送分

マンガ編集者にバカなフリして聞いてみた～今バカ売れしているマンガ家のお給料っていくらですか？～

現在出版されているマンガ雑誌は288誌（出版科学研究所調べ）、単行本の発行部数は年間6億部以上（出版科学研究所調べ）で、不況の日本でもっとも儲かる職業の1つとして漫画家が紹介されました。

2010年コミック売り上げランキング（オリコン調べ）
1位　ONE PIECE　　　　　3,234万部
2位　NARUTO -ナルト-　　　741万部
3位　君に届け　　　　　　　　　657万部
4位　FAIRY TAIL　　　　　　　573万部
5位　BLEACH -ブリーチ-　　520万部

上位のマンガ家たちは一体いくらもらっているのか？バカでなくても気になるこの質問。
長者番付が廃止された今、その額を知るすべはない。

そこで、3人の現役編集者にバカなフリして聞いてみる。

　発行部数600万部超えのジャンプ黄金時代の編集長
代表的な担当作品『北斗の拳』『シティーハンター』


代表的な担当作品『ＧＴＯ』『シバトラ』


代表的な担当作品『リモート』『サイコメトラー』

「日本一売れている漫画家「ワンピース」の尾田先生のお給料っていくらですか？」

いつの間にか質問が栄ちゃんに的絞られてるΣｗｗｗｗ
だから集英社の編集者はいないと・。・

3人の編集者の力を借りてリアルな年収を計算していくわけですが、
漫画家の給料の内訳は
・原稿料
・印税
・原作使用料
・海外収入
・キャラクター使用料
の5つです。

①原稿料
連載マンガの1ページ毎に支払われる
通常1万円からキャリアを積むごとに徐々に上がっていく
3人の編集者は1人が3万、2人が5万と予想。5万で計算すると・・・
5万円×1話20ページ×48週＝4800万円

（※実際は1話19ページ）

②印税
単行本の売り上げの歩合で支払われる
印税はどの漫画家も大体10％なので・・・
420円×3234万部×10％＝13億5828万円


③原作使用料
アニメ・映画などの放映の度に支払われる
アニメ一回の放送につき30万円、映画一本100万円と予想すると・・・
アニメ1話30万円×50週＋映画1本100万円＝1600万円

④海外収入
海外での単行本・ＤＶＤ売り上げやテレビ放送に合わせて支払われる
予想は2億円

⑤キャラクター使用料
グッズやＤＶＤの売り上げに応じて支払われる
小売価格の1～5％程度
予想は15億円

結果、尾田先生の1年間のお給料は
31億2228万円！（バカフリ調べ）



イチロー選手の年俸が添えられているのは栄一郎にかけてのこと？・ｗ・


　有野　「通帳にそんな枠あるのかな？」


週刊文春の計算では20億円と記事にされていました。計算に差がでた部分はキャラクター使用料のところです。ワンピースのグッズが多種多様であることと％が1～10（フィギュアは5～10％）とバラバラのため、把握が難しいのでしょう。

週刊文春の記事はこちら↓
【ニュース】 年収20億「ワンピース」尾田栄一郎の実家は「そろばん塾」
【週刊文春】 よく皿を割っていた （薔薇亭オーナー談）