LOGPIECE(ワンピースブログ)〜シャボンディ諸島より配信中〜 「ONE PIECE」が中国の新聞で連載開始、初の試みに歓喜するファン続出
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中国でいま人気の日本のマンガ・アニメと言えば、真っ先に挙げられるのが「ONE PIECE」(中国語表記は海賊王。以下同)、「NARUTO」(火影忍者)、「BLEACH」(死神)の3作品。いずれも「週刊少年ジャンプ」(集英社)で長期連載中の人気マンガだが、そのうちのひとつ「ONE PIECE」が、このたび、中国の新聞で連載されることになった。連載は5月15日から中国紙銭江晩報で始まっており、同紙サイトでは中国語版の「ONE PIECE」第1話の一部を見ることができる。

「『ONE PIECE』が中国の新聞で連載される」――5月上旬、そんな情報が中国のネットを駆け巡った。この情報は「全世界で大人気のマンガ『ONE PIECE』が正式に中国に上陸する!」といった趣旨の書き込みと、集英社と浙江省杭州市のマンガ関連企業が契約したこと、地元紙の銭江晩報で連載される旨などと伴に一気に拡散。さらに連載紙の銭江晩報の担当記者が新浪微博(中国版ツイッター)でフォロワーのさまざまな質問に答えていたことから、興奮するファンが続出していた。

「ONE PIECE」の新聞連載は初めての試み。銭江晩報記者の新浪微博によると、連載は毎週日曜日に「漫画周刊」というコーナーで、1話ずつ掲載される。日本ではすでに15年近く連載が続いている同作だが、作者・尾田栄一郎の意向で、連載は最初(第1話)から始められることが決まったそうだ。

中国のファンからは「銭江晩報はどこで買えるんだ?」「俺は発売日に20部買うぞ」といったコメントが掲示板サイトなどに相次ぎ、一気にヒートアップ。一部のファンからは、中国ですでに単行本が販売されている現状を踏まえ、「今さら第1話から読んでもなぁ……」といった疑問の声も出ているが、銭江晩報の担当記者は「新聞連載ならではの特別取材記事なども随時掲載し、ファンの期待に応えられるようにする」「中国には『ONE PIECE』を読んだことがない人はまだまだ多い」とし、この企画に自信を示している。

また、今回の連載にあたり、「(集英社は)中国のファンの反応を最も気にしている」としており、尾田や集英社に「中国の『ONE PIECE』ファンの熱狂ぶりを見せつけて欲しい」とファンに協力を願った。

なお、中国大陸で「ONE PIECE」は「海賊王」の名で浸透しているが、今回の連載では「航海王」に名称が変更されるとのこと。これは台湾東立出版社が発行している繁体字版と浙江人民美術出版社が発行している簡体字版に基づいており、「海賊王」という言葉の持つイメージが保護者から反発を受ける可能性があることを考慮した結果でもあるという。

(Narinari.com)


今から毎週連載だと今現在連載中の話まで到達するのにまた14年・・・。
「どこで買えるんだ?」なんてコメントがされている新聞がそれまで廃刊にならず生き残っているのか、それが問題かも。残っていたら「ONE PIECE」のおかげ・・・かも。

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