・世界の甲板からVol.12
「バラティエ―連結式デザート艦”シスターアンコー”」
前回の増築されたバラティエ本店(本船)に続いて、今回は髪型が坊主からソフトリーゼントに変わった
パティと彼が担当らしいバラティエ
連結式デザート艦”
シスターアンコー”が描かれています。パティは菓子職人を意味するフランス語「パティシエ」が名前の由来ですので、まさしく名は体を表しています。シスターアンコーは潜水艇で、水面に上がったときの入り口がアンコウの口部分に見られます。”連結式”というぐらいですから、本店の船底にドッキングできるんでしょうかね。
ゼフ、カルネときたので、次回はカルネの肉料理艦かな・。・
ところで、サンジが抜けてから2年強の間にバラティエがこうも繁盛するとは・・・
どんだけサンジが経営の足引っ張ってたんだよとw
・愛されるおバカさん デッケン一味
前回、デッケン一族が先祖代々追い求めた夢の鍵となる
伝説の人魚が”
しらほし姫”であることがわかり、手始めに姫の夫になることを画策していたバンダー・デッケン九世。結婚しようにも姫がまだ子供であるという問題をなんとかしなければなりません。では、子分とのやり取りをお聞き下さい。
デッケン 「
”玉手箱”ォ?」
子分A 「ええ船長。何でも竜宮城にそれはあるらしく」
デッケン 「それがありゃあ誰でも歳を取るのか!?」
子分A 「ええ、そういう情報で!!」
デッケン 「
でギャした!! 問題解決だっ!!! それならすぐに しらほし姫と結婚できる!!
―のハズだ
すぐその”玉手箱”っての盗んで来い!!」
子分B 「竜宮城は侵入不可能―でも先にしらほしと結婚しちゃえば」
子分A 「竜宮城の出入りは自由でしょ」
デッケン 「
おめーら頭イイなァ~~~~~!!! バホホホ!!」
頭イイなァ~じゃねーよΣ ビシッ
話が元に戻ってるよwww
子分A・Bとしたのは彼らの胸(刺青?)と背中に「A」「B」と書かれているためです。
初めはバンダー・デッケンのイニシャルかなとも思ったのですが、
名前の由来からイニシャルは「V」なので違います。どうやら
馬鹿BAKAのようですw
・理解不能!ルフィの予言的中
署名に集まる群衆の中にこんな生物が描かれていました。
6ページ4コマ目
これは第69話でルフィがまだ見ぬ魚人(アーロン)を想像して描いた絵に、サンジの「彼女(ナミ)は人魚だったりして」という妄想を受けてルフィが髪の毛を足した絵にそっくりw それが動いてますw
ルフィは何かを持ってますねw
ちなみに同じコマには署名を持った10年前の
ケイミーと
パッパグが描かれています。
本話は別のコマにパンダマンもいるのでネタ多めです。探してみてください^^
・リュウグウ王国の伝承
しらほし姫が海王類と話せることが判明したことで、それにまつわるリュウグウ王国の言い伝えについてオトヒメがネプチューン3兄弟に語りました。
「数百年に一人、海王類と心を通じあわせられる人魚が誕生する」
「
その者にはいつかその力を正しく導く者が現れ、その時世界には大きな変化が訪れる」
「その話が本当なら きっと
この島にも大きな変化が訪れる」
「悪意を持てば”世界”を海に沈めてしまえる程のこの世で指折りの恐い力」
とのことです。
海王類と会話できる
伝説の人魚=
しらほし姫には、
その力を正しく導く者=
ルフィが現れ、その時世界には大きな変化が訪れる。
というわけですね・。・
その過程で魚人島は滅びると・・・
いい意味で!
物理的に滅びるのか、今までの固定観念が崩壊するのか謎ですが、シャーリーの予言 「ルフィによって魚人島が滅ぼされる」という伏線の真意が見えてきましたね。
さて、バンダー・デッケン一族が先祖代々追い求めた夢についてですが、夢が現実味を帯びて興奮するデッケンのコマに
財宝が描かれています。オトヒメが語った伝承とデッケンの夢がリンクするかどうかはわかりませんが、今回デッケンが相当アホということが分かったので(笑)、何かの勘違いというオチは多分にあり得ます。
海王類と話すことが出来るしらほしの父ネプチューンは魚人島で
唯一クジラと話すことが出来るそうです。ホエをペットにしてるくらいですからそうなんでしょうけど、
クジラは魚じゃないので、魚人族の能力の範疇を超えているネプチューンの方が実はすごいんじゃ・・・w
・オトヒメ暗殺事件
前回、天竜人を説得し「魚人族と人間との交友の為、提出された署名の意見に私も賛同する」という誓約書を手に帰ってきたオトヒメ。人間は話せば理解し会えるということを自ら示したオトヒメに国民は賛同し、魚人族が地上へ移住するという署名はみるみる集まった。
7年に渡るオトヒメの苦労はやっと実を結んだかのように思われたが、事件が起きた。
署名箱が何者かによって放火され、オトヒメが銃弾に倒れる・・・!
死に際、オトヒメは泣きじゃくるマンボシとリュウボシ、しらほし姫、怒りに震えるフカボシをなだめ、”タイヨウ”の下へ移住する魚人島の希望の未来を固く約束するのでした。
泣いて”力”が暴走するのを防ぐため、オトヒメとの約束を守ろうとマンボシとリュウボシが泣きながら必死におどけて、しらほしをあやすシーンは涙腺直撃塩コショウぅぅぅううううう(ノ´д`ヾ。)ジュワッ
デッケンはこの事件のどさくさに紛れて、しらほしに”タッチ”します。
ところで、ネプチューンどこー?