・世界の甲板からVol.13
「
バラティエ―連結式鉄板焼艦”ナスガシラ号”」
この艦の担当は
カルネ。名前の由来はスペインの肉料理を意味する”カルネ”ですから、これまた名は体を表しています。ナスガシラ号は見た目はバラティエと似ており、船首はタラコ唇のサンジ(おそらく手配書サンジがモチーフ)が取り付けられています。完全にバラティエのシェフ達の悪ふざけですw 本店(本船)の船首はサバガシラ1号でしたね。ゼフのサンジの呼び方は「
チビナス」なので「
ナスガシラ」というわけです。
次回はココヤシ村のゲンゾウとノジコかな。
・オトヒメ暗殺犯
人間(の海賊)
でした。
犯人はネプチューン軍により発見され撃たれます。ジンベエは犯人が人間であれば、今までのオトヒメの苦労が水の泡になると考え、証拠を消すことを指示します。が、それを良く思わないホーディーは犯人の人間を高らかに掲げ、「王妃を殺したのは人間だ」と国民に叫んだのでした。
あぁ・・・ホーディも他の国民同様、オトヒメが好きだったのかと。
でも、ちょっと待ってください。
ホーディは”人間嫌い”の魚人族。幼少時代はタイヨウの海賊団が人間相手に暴れていることに心躍らせていました。種族主義のアーロンと異なり、人間と仲良くする魚人族も憎むホーディはとてもオトヒメを敬愛していたとは考えにくいのです。そもそも人間の海賊がオトヒメを暗殺する理由がわかりません。一人間の海賊が考えそうなことは王妃を攫ってオークションに出すぐらいが関の山です。
なぜ、署名を放火して王妃を撃つ必要があったのか。事件を都合良く思っている者は、
王妃の活動がうまくいくことを快く思っていない者。それが事件の黒幕に違いありません。
そこで、思い当たるのはホーディというわけです。まだ力ない自らが手を下すより、人間を犯人にしたてあげた方がより効果的だと考え、一芝居打ったのではないでしょうか・。・
そして10年後再び「魚人島移住」の兆しが見えてきたタイミングでリュウグウ王国の乗っ取り。全てはホーディの計画通り??
・やっぱりアホだね!バンダー・デッケン
前回、
おバカなやり取りを子分と交わしたデッケンですが、しらほし姫にタッチしてから始めたことは、”マトマト”の能力でラブレターを送ること。6歳のしらほしに求婚の手紙を送るという変質者まる出しの行動も光りますが、その文面もアホ全開ですw
「
おれはお前に変をした。のはずだ けっこんしろ」
本話で魚人島編の回想は終わりです。そういえば、ジンベエがルフィ達に語っている体でしたねw ルフィはオトヒメが登場するところ(621話)の段階で寝てしまっていたようです。それにしても、ジンベエは王国の一大事に長々と話しよってw