第628話 「大掃除」
TOPICS
・暗殺事件黒幕ホーディ説①
・ジョイボーイ
・ホーディと戦ってはいけない理由
・扉絵~チョッパー新変形型?
・暗殺事件黒幕ホーディ説①
前話を受けて私はオトヒメ暗殺事件の黒幕はホーディだと疑っています。そんな疑りで本話を読むと引っかかるコマがあります。それは、ホーディがリュウグウ王国国民に向けて放送を始めたとき、ホーディを見た群衆の一人のセリフです。
「あいつが首謀者か…!!オトヒメ様の暗殺犯を撃った男じゃないか…元ネプチューン軍の・・・!!!」
このセリフ、どうも引っかかります。前話を読んでいる読者のためにあえて説明する必要もないことですし、普通10年前の事件で暗殺犯を撃った一兵士の顔を覚えてるでしょうか?
ですが、このセリフはリュウグウ王国国民はオトヒメ暗殺犯を撃った人物はホーディだと認識していることを読者に強調しているのです。つまるところ、このセリフは後々ホーディがオトヒメ暗殺の黒幕であることが判明したときの国民の衝撃をより大きくするための布石になっていると考えられます。
推論が間違っているならば、先々週号(先週はONE PIECE休載)のジャンプを見逃した人のための、ただの丁寧な説明と考えられますw
・ジョイボーイ
海の森の奥地にあった”歴史の本文(ポーネグリフ)”はロビンが今まで読んできたもの(古代兵器の在り処を記す)とは少し違った。”少し”違っているのは内容ではなく、書き方です。ロビンは「まるで手紙」という印象を受けたようです。内容は”ジョイボーイ”なる謎の人物が誰かに謝っている謝罪文です。
おそらくこれは、621話のネプチューンのセリフが伏線になっています。
「オトヒメの夢見る世界はな…遥か数百年の昔の話…我々の遠い先祖達が試みて…無念のまま潰えた夢そのものなのじゃもん」
すなわちジョイボーイは魚人島の魚人族の先祖であり、地上で魚人が暮らす(人間と共存する)という夢を成し遂げられなかったことを誰か(おそらくジョイボーイと親しかった人間)に謝罪していると考えられます。
どうして、ポーネグリフに謝罪を記したのか、ポーネグリフの存在意義はなんなのか、まだまだわからないことばかりですね。
・ホーディと戦ってはいけない理由
ジンベエのルフィへの伝言は「海の森で待つ」と「ホーディと戦うな」。
ルフィがホーディと戦ってはいけない理由は、オトヒメとタイガーが望んだように恨みの連鎖を断ち切るためでした。
・扉絵~チョッパー新変形型?
さて、扉絵は麦わらの一味それぞれのカットの合わせ絵なのですが、そこに描かれたチョッパーの様子が・・・!?
顔は人間の少年のようで毛は薄くツルっとしており、人型チョッパーより人らしいです。
他には、
腕は肘から手の先が太く毛も濃い
角が太い
後ろ髪が背中を覆うほど長い
といった今までの変形型に見られない特徴を有しています。
新しい変形型なのか、はたまたチョッパーも2年の修行で「変形型を自力でコントロール」することが出来るようになったということでしょうか。(これはフィギュアーツZEROマルコをきっかけに得られた仮説に基づいています。)
気になって本編に集中できなかった人はきっと多いはず。