柔軟質で、葉は披針形をしており切れ込みがあるのが特徴。楕円や倒卵形の気泡を有することで浮力を得て流れ藻となる。古くから食用や肥料、飾り物として用いられていた。また古称のなのりそは、和歌の中で「なのりその」を「名」や「名告(なの)る」に係る序詞とされた。
最近ではサトウキビやトウモロコシなどを元につくられるバイオマスエタノールの生産にホンダワラを使用する計画が進行している。実現すれば、食料との競合の回避や二酸化炭素の吸収だけでなく海洋の浄化にも貢献できるとして、アオサと共に期待されている。
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