麻生財務相 政治資金で漫画「ワンピース」を大量購入していた
閣僚のいいかげんな政治資金の使い方には、ほとほと呆れ果てる。本紙は、安倍内閣のほぼ全ての閣僚の1件1万円以下の「少額領収書」(2010~12年分)の写しを入手。これまで5大臣の支出を問題にしてきた。新たに13年分を入手し、精査すると、やっぱりデタラメな使い方をしていた。今回は麻生財務相を再追及する。
〈中古少年コミック ONE PIECE 1~25巻セット〉
麻生財務相の資金管理団体「素淮会」が保管していた5月20日付の領収書(写真①)には、ハッキリとそう印字されている。金額は6650円で、「調査研究費」に計上されている。
麻生財務相は13年11月27日の「ニコニコ動画」の番組で、「『ワンピース』は読んでおかないと今の時代についていけない!」と発言。かねて「マンガ好き」と公言し、若者へのアピールに余念がない。流行の少年コミックを徹底的に“調査研究”したのだろうか。
それだけじゃない。4月23日付の領収書(写真②)を見ると、〈いよいよ、韓国経済が崩壊するこれだけの理由〉〈日本経済は、中国がなくてもまったく心配ない〉の2冊を計1960円で購入していることが分かる。いわゆる「嫌韓・反中本」だ。そんなに韓国と中国がキライなのか。
麻生事務所にこれらの書籍の購入理由を尋ねると、4月23日付の「嫌韓・反中本」2冊に関しては「調査研究を目的としたもの」と回答。
「ワンピース」についてはこう答えた。
「13年5月にイギリスで行われた『G7財務相・中央銀行総裁会議』に出席した際、現地で日本語を学ぶ学生たちにプレゼントしたため」
ところが、この会議の日程は13年5月10~11日。領収書の日付とはズレがある。その点を問いただすと、「帰国後に現地に送ったということです。マンガの購入はクールジャパン推進が目的」と苦しい言い訳。まさか、古本を送ったのか。
政治資金に詳しい神戸学院大法学部教授の上脇博之氏はこう言う。
「『ワンピース』を調査研究の目的で購入したのであれば、法的な問題はない。しかし、『土産代』として調査研究費に計上したのなら、あまりに非常識です。『クールジャパン推進』という理由もいかにも不自然。本来なら、専門の機構や担当大臣が主導するのが普通だからです。取ってつけたような言い訳にしか聞こえず、私物化した疑いは拭い切れません」
本当のことを言った方がいい。
(日刊ゲンダイ)
■ スーパー歌舞伎II(セカンド)ワンピース
制作:松竹
公演日時:2015年10月7日~11月25日
昼の部 午前11時~ 夜の部 午後4時半~ ※上演時間は未発表
会場:新橋演舞場(東京都中央区銀座6-18-2)
特設サイト:http://onepiece-kabuki.com
【席料】
1等席 16,500円/ 2等A席 9,500円/ 2等B席 5,000円/ 3階A席 5,000円/ 3階B席 3,000円/ 桟敷席 17,500円 ※客席等級区分は未発表
【配役】
主演 市川 猿之助
■ 『怨み屋本舗 EVIL HEART 2』(ヤングジャンプコミックス)
2015年6月19日発売
著:栗原正尚
発行:集英社
価格:607円
今回はあの尾田栄一郎先生から応援イラストをいただきました。
1992年の第44回手塚賞で尾田先生が準入選、僕が佳作を取って以来の付き合いなのです。
毎年、年賀状をくれるし、とてもマメな人なので僕も見習わないといけないな、と「ONE PIECE」を読む度に思うのです。
栗原正尚
ドラマ「怨み屋本舗」の原作者 栗原正尚氏とはもうだいぶ長いお友達。面白いよ<栄一郎>
(週刊少年ジャンプ2006年34号)
サンジ対決の裏造形王も昨日で投票締め切りになったからアップさせて頂きます♪ 取材した日にサイトウさんが記念にと造ってきてくださった「ゴッド・ウソップ」 見て!この表情☆ pic.twitter.com/ETPE8Id955
— 山口勝平 (@ENma_Dororon) 2015, 6月 16