ここで紹介するのは、日本HP(ヒューレット・パッカード)株式会社のサイトに掲載された、映画『
ONE PIECE FILM Z』のCG制作を担当した
東映アニメーション 製作本部
デジタル映像部チームの記事です。記事は主に大ヒット作『FILM Z』のCG制作を支えた日本HPの3D映像編集に優れたマシーン「
HP Z 600 Workstation」について書かれています。要は、
自社製品のお客様使用事例ということで一般ユーザー向けではなく法人向けなのですが、『FILM Z』のCG制作の過程が資料を交えて語られており、東映アニメのCG技術の話が知れる内容でなかなか面白いです。
![yaruopc22.png](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/69109cc0812f8a666099a5b060e3e0e0/1360326666)
HP Workstationを始めたらモテモテになったお
HP Workstation 導入事例
超ヒット作「ONE PIECE FILM Z」の圧倒的な表現力をサポート
■ 日本の”アニメーション”を支え続ける東映アニメーション
1956年に発足して以来、半世紀を超える長い年月の中で、私達日本人だけでなく世界へ「アニメーション」を提供し続けてきた東映アニメーション株式会社(以降、東映アニメーション)。数々の名作を輩出してきただけでなく、その優れた企画力と制作力で、現在もアニメーション業界を牽引し続けている。そんな東映アニメーションが2012年末~2013年にかけて公開、興行成績においても断トツの結果を残している超人気作品がテレビアニメーション「ワンピース」の劇場版最新作「ONE PIECE FILM Z」だ。
「
2009年に公開された『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』の大ヒットを受け、次回の長編作品についても長期間、シナリオや企画を詰めてきました。そうして生まれたのが、今回の『ONE PIECE FILM Z』という訳です」と語るのは、東映アニメーション株式会社 製作本部 デジタル映像部次長兼プロデューサー
氷見武士氏(以降、氷見氏)だ。
「ちょうどこの作品を制作する前に、全編フルCGおよびデジタル3Dの短編映画『ONE PIECE 3D 麦わらチェイス』を手掛けました。CGを使うことでダイナミックなカメラワークやアクションシーンが表現できると、各方面から高い評価をいただきました。今回、長編作品を制作するにあたり、そうしたCGの良い部分をどのように活かすかというのもチャレンジでしたね」と語る製作本部 デジタル映像部長 樋口宗久氏(以降、樋口氏)。
人気アニメーション、ワンピースの長編ということで、これまでのファンも待ち焦がれていたが、それ以上に今回の作品にCGをどのように取り入れてゆくか、更に多くの注目が集まることになった。優れたノウハウと人材を持つ東映アニメーションに寄せられる期待はますます高まっていった。今回は大ヒット作を生み出した、東映アニメーションのCG制作を担当する製作本部 デジタル映像部チームに話しを伺った。
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