配信作品は、中国当局(新聞出版総署)によって紙の出版が許諾され、既に現地で単行本が出版されている作品で、「ONE PIECE」「NARUTO−ナルト−」「BLEACH」「聖闘士星矢」「DRAGON BALL」「Dr.スランプ」「遊☆戯☆王」「テニスの王子様」「バクマン。」「家庭教師ヒットマン REBORN!」「銀魂」の11作品。17日のスタート時の配信作品は、「ONE PIECE」「NARUTO−ナルト−」で、そのほかの作品は順次配信予定。課金方法は、「話」単位で課金配信(月額課金・個別課金など)。
集英社は、「正規版マンガの独占配信を行うことにより、海賊版の駆逐、作品の認知度向上、ひいては中国での紙の正規出版物の売り上げ増大などにも寄与することができると考え、このたびの提携、配信開始決定へ至った」と説明。今後は、各作品の第1話無料などのプロモーションを企画しているほか、広告収入などを基にした無料配信を検討しているという。
(毎日新聞デジタル)
「ONE PIECE」は現在、7巻(56話)まで配信になっているようです。60巻までのページは用意されているので、そのうち60巻まではすぐに配信になると思いますが、最新話配信にならない限り海賊版の駆逐は難しいでしょう。中国のワンピファンも最新エピソードでないことにがっかりしているようですが、海賊版のウェブサイトと違い正規版には広告が全然なく読みやすい点を評価しているようです。
配信ページ:http://ac.qq.com/onepiece(中文)
全国257スクリーンで公開された本作は、土日2日間で動員35万7,976人、興収4億5,677万9,000円を記録。男女比は42対58で、年齢別では10代から20代が70パーセント以上と若年層に訴求した様子。先着100万名対象の「コミックス0巻」配布も人気で、20.5パーセントの観客がこの特典を来場理由に挙げた。配給元は「興収20億円を目指せる大ヒットスタート」としている。
4週連続で2位の『レ・ミゼラブル』は、アカデミー賞へのノミネートも話題となり、累計動員235万3,240人、累計興収28億8,665万3,500円を突破。福山雅治がラジオで「感激した」と語るなど、着実に口コミの輪が広がっている。『ONE PIECE FILM Z』は公開5週目にして首位から3位にダウン。しかし、1月14日までの累計動員が502万2,708人、累計興収60億5,776万7,850円と、動員500万人、興収60億円を突破している。
リーアム・ニーソンが主演する人気アクション『96時間/リベンジ』は初登場4位。全国288スクリーンの金曜公開で、土日2日間の成績は動員9万4,112人、興収1億1,468万6,300円となった。ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ブルース・ウィリス共演の『LOOPER/ルーパー』は初登場5位。全国201スクリーン公開で、土日成績は動員9万2,646人、興収1億1,995万800円。
6位は『007 スカイフォール』。7位は『ホビット 思いがけない冒険』。8位の『映画 妖怪人間ベム』は累計興収10億5,770万2,100円と10億円を突破。9位は『今日、恋をはじめます』、10位は『青の祓魔師(エクソシスト) 劇場版』。公開6週目の『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』は11位と惜しくも圏外に落ちた。
今週末は『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』『テッド』『東京家族』『フラッシュバックメモリーズ 3D』『カラカラ』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)
(シネマトゥデイ)