※運命数の出し方
生年月日の数字を分解して足す。再び数字を分解して足すことを繰り返し、最終的に出た一桁の数字が運命数。
<1975年1月1日生まれの場合>
1+9+7+5+1+1=24
2+4=6
運命数は「6」。
舞台あいさつには、ゲスト声優として参加している俳優の香川照之さん、脚本を担当した鈴木おさむさん、主人公・ルフィ役の田中真弓さんらレギュラー声優陣や長峯達也監督も登場。篠原さんは「初めての声優を務めさせていただいて、こんなにすばらしいキャストの皆さんと並べて光栄です」と笑顔であいさつし、「どんな年層の方でも泣けます。鳥肌が立ってしまって、帰りは大変だと思いますよ」と熱烈にアピール。香川さんは「ゼットという男が悲哀に満ちていて、お子様のみならず、大人も感動できる作品になっています。見どころですね」と語った。篠原さん演じるアインはゼットの部下で、香川さんもゼットの部下・ビンズの声を担当した。
また、マンガの連載が始まったときからのファンだという鈴木さんは「今回は(作る側の)乗組員として作品に参加させていただいた。皆さんが見たいものを作るプレッシャーもあったんですがいいものができた」と胸をなで下ろし、長峯監督は「ルフィより(映画に出てくる)ゼットの方が思い入れが強いので、(原作者の)尾田(栄一郎)さんとのやりとりで、よく『ルフィが主役なんだよ』と怒られた」と制作の裏話を披露。田中さんは「作品には、道しるべになる言葉がたくさんある。“心のおみやげ”を持って帰ってほしい」と熱く語っていた。
(毎日新聞デジタル)
― 多忙を極める鈴木さんが今回脚本を引き受けることになった経緯は?
鈴木:プロデューサーから知りあいづてに電話があり、本当に(「ワンピース」が)好きだったので、オファーの声があり、「うわ、うれしい」という思いと、ファンだけに「引き受けるのも怖いな」という思いもありました。でも、こんなチャンスも(今後もあまり)ないだろうと思い、引き受けさせていただきました!
― 脚本を執筆するにあたって、アピールしたい最大のテーマ、一番大切にしたかったものはなんですか?
鈴木:一番大切にしたかったことは、原作と地続きになっているということです。映画単体の世界観だけじゃなく、原作とどこかかすっていたいという思い。ファンだからこそ、そういうワンピース映画を見たいので。
― 尾田先生とはどういったやり取りをされましたか? またアドバイスなどをいただいたのであればどんなアドバイスだったんでしょうか。
鈴木:まず、「原作と地続きにしたい」という思いを伝えました。海軍をやめたゼットというやつが出てくる話にしたいと。そうしたら尾田さんが、今後の海軍に関する衝撃の話をしてくれまして……。その話がきっかけで物語に“青キジ”がからんできたりしています。ルフィのキャラの話す内容とか、「なるほどな〜」とか思ったり。そのほか、たくさんアドバイスをもらって、ワンピースのみならず、今後の物語を作ることに参考になることをたくさん教えてもらいました。ブレてないんですよね! すべてが。すごいです!
― 今回の敵役「ゼット」「アイン」「ビンズ」のキャラクター作りではそれぞれどんなことを念頭に置かれましたか?
鈴木:尾田さんには、子供が見たときに、敵役を見て、10秒でこいつヤベーなと思わせることが大事とアドバイスいただきまして……。それを大切にしました。結果、かなり凶暴で人間くさいキャラになりました。アインの持っているモドモドの実に関しては、この実を一番出したかった。可愛い海賊団を見たかったので。
― 鈴木さんが考える「ワンピース」の魅力とは何でしょうか?
鈴木:年齢ごとに読み返したら受け取れるメッセージが違うところです。5年前に読んだ自分と今読む自分では感動するところもまた変化がある。つまり、いろんな世代の人にあらゆるメッセージが届く。そんなマンガ、(これまで)日本にあったんですかね? まさか30歳を過ぎてマンガを見て号泣するなんて思ってなかったから!!
― 鈴木さんが一番好きなキャラクターは? またその理由を教えてください。
鈴木:やはりルフィです!! 主役がずっとカッコよくい続けることって難しい!! だけど、ルフィはずっとカッコよく成長し続ける! それがすごい!
― 見るのを楽しみにしているファンにアピールをお願いします。
鈴木:お父さんの涙を見たかったら、ぜひ家族で見に行ってください!!
(毎日新聞デジタル)