バンダイ Figuarts ZERO サンジ(新世界編Ver.)のレビューです。
高さ14センチ、自立可能
新世界編のサンジです。
私が選ぶ中型の本格フィギュアで揃える新世界編麦わらの一味に参入します(方針については
こちら)。
[サンジ候補が決定するまであれこれ]
すでに予約していたため初めからZEROで暫定的に決まっていました(ぇ
一番くじ、スタイリングとの決定的な違いは”
スマイル”です。笑顔(歯が出ていなくても、最低でも口角が上がっている)で集めるというテーマがあるので迷いませんでした。ポージングも活き活きしているのもポイントです。
顔アップ
新世界編に入ってこんな表情したサンジを見た覚えは無いですが、似ているんじゃないかな?w
肌未塗装に顔パーツをプリント(たぶん)したZERO新世界Ver.のこの手の顔にもそろそろ慣れてきました。よく言えば、
漫画っぽく整っており、悪く言えば
平面的かつ安っぽい。ただ、このように顔のつや消しさえしっかりしていれば、問題はありません。首はテカってますけどねw
口の中は赤い塗装がされているのですが、
口角までも色が塗られているため若干「殴られた」ような感じになっています(右の写真が分かり易いです)・。・
髪の毛の造形はまずまずですが、前髪部分とのパーティションラインが目立つのが気になります(個体差かな?)。右目のプリントはありません。
ネクタイの色はサンプル版のオレンジ色からチョコレート色に変更されたようです。
首は未塗装でつや消し無しの状態。
シャツ襟との塗りわけが雑で左襟部分ははみ出し、右襟は塗装すらされていません。ちょw
また、
シャツとスーツの堺目の塗りも雑です。この当りが一番の問題です。他はもうないかな、、おっと!
←スーツに傷のようなものが(汗
スーツは
パール塗装になっており綺麗です。グラデーションが入っているように見えますが、ただの光りの反射と影で、実際には一切入っておらず、
単調な塗装です(笑)
タバコ
タバコは元から手と一体になっています。そのためやや塗装が雑ですが、小さいパーツをよく無くしてしまう人には嬉しい仕様かもしれません(実際、サンジフィギュアのオク出品ではタバコなしをしばしば見かける)。
女性の中にはスーツ萌えの人がいるらしいですね・。・
パール塗装の黒いスーツと黒く光る革靴の組み合わせがカッコいいです。
台座
安定して自立するため不要です。ナミの時同様、
SHフィギュアーツ サンジのステージに使いますよっと。
↑個室のドアを蹴り開けて料理を運ぶバラティエ時代のサンジの図(バラティエに個室なんてあったっけ?w)
台座応用の詳細は
こちら。
差し換え頭部、差し換え左手
・・・。
・・・見なかったことにしよう。
いやいやいやw
レビューなので一応触れておきますか。。
差し換え頭部
女の子センサーがビンビンに反応しているサンジの再現になっています。面白いですが、
サンジとは別物となってしまっています。敗因は
目が立体化していないことと
鼻の穴が膨らんでいないこと、
鼻の下が伸びていないこととポージングでしょう。コミカルな表情のフィギュアが好きな私でも、この差し替えパーツは要らなかったです。
謎の物体(ぇ
キルアですね(出典:「HUNTER X HUNTER」)。わかります・。・
一緒に飾る
ルフィの台座が目立つ気がしますが、気にしないでいきましょうw
以上、ZERO新章サンジのレビューでした。
劣化が代名詞となっているZERO新世界Ver.ですが、このサンジは劣化が目立ちません。と言うより、
劣化する余地が元々少ないと言った方が正確でしょう。新世界Ver.の劣化ポイントは肌の塗装が主ですから肌の露出が少ないサンジは一味の中では勝ち組といったところでしょうか。次回アップ予定のブルックは肌すらないので(骨だけにね!)、おそらくブルックも勝ち組でしょうw
ただ、折角劣化が抑えられたものの、首もとの塗装が雑であり、詰めが甘いと言えます。また、訳が分からない差し換えパーツを付属する余計なサービスも評価マイナスです(笑)
総じて「まぁまぁ」という評価が相応しいと思います。ただし、私が選ぶ中型の新世界編麦わらの一味に入るフィギュアにこれ以上相応しいものはないので、私としては十分満足です。
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