バンプレスト 一番くじROMANCE DAWN for the new world 前編 D賞フランキーフィギュアのレビューです。
高さ19センチ(本体)
新世界編のフランキーです。相当
どデカいです。
一番くじの公式サイトには「
全高」
18センチと記載されていたのですが、店頭で見たときはそれ以上に大きく見えました。実際に測ってみると、台座を含めて「
全高」
20センチもありまして、道理でデカく見えたわけです・。・
直立ではなく、腰を落として空間を大きく使ったポージングによって一層ボリューム感があります。スケールもサイズ以上に大きいです。
大きさ比較
POP SEフランキー
ZERO/スタイリング
POP STRONG EDITIONのフランキーは通常のPOPのスケールより大きくなっているので比較に向かないですが、スケールはおそらくPOPとグラメンの間ぐらいです。
ご覧の通り、サイズが大きすぎるので「
私が選ぶ中型の本格フィギュアで揃える新世界編麦わらの一味」には参入しません(方針については
こちら)。今のところ次点は
超合金フランキー、保険で
スタイリング、
ZEROは検討といった感じです。
顔アップ
ややイケメン補正(笑)が入っている気がしますが、よく似ています。
髪の毛は未塗装になっており、
水色の樹脂に顔の塗装がされています。つまり、顔が未塗装で髪の毛を塗装している
ZERO新世界Ver.と真逆の手法です。また、目がプリントシールのため平坦な印象のZERO新世界Ver.とは対照的に、目は立体的で力強い印象です。肌の塗装は綺麗です。
髪の毛のテカリで妥協するか、顔のテカリで妥協するか、・・・どっちもちゃんと塗れよという話ですが(笑)、顔の仕上がりはこっちの手法が断然良いです。このフランキーは坊主なのでテカっていても好意的に見れますしねw
しかも、髪の毛を塗ったところでべたっとした質感になってしまうならば、なくてもいいです。
鼻の穴がちゃんとありますw どの角度からも造形崩れはありません。歯と歯の隙間を全部造っていないところにセンスを感じますね。
ボディの塗装は頭部と逆で肌色の樹脂に髪の毛が塗装されています。そのため髪の毛の部分にあるパーティションラインがかなり目立ちます。髪の毛との堺部分にパーティションつくれば良かったものを・・・。
肩アーマー
文字は赤で抜けるのが原作カラーで、黒字がアニメカラーです。つまり、これはアニメカラー。
アロハシャツ
塗装汚れ有り(→個体差)
赤い樹脂にヤシ柄のプリントを貼りシャドウを入れた簡単な塗装です。
ボディの肌の塗装はシャドウを入れた程度のあっさりしたものですが、見た目の印象は良いです。
筋肉の張りがヤバイですw
腹筋の割れ方がリアル!
腕で肌がわずかに露出した部分は力こぶモリモリで、筋肉の造形はかなりリアルです。
腕アーマー
こちらも塗装はシンプルです。シャドウが薄っすら入っています。
右手は台座と接着はしていません。
手アーマー
手の付け根の関節が腕のアーマーに埋まっているところが原作に忠実です。
バトルパンツ(仮)
前から見てもも後ろから見ても、
モッコリしてます(笑)
脚アーマー
アーマー部分はメタリックカラー。脚もやっぱり筋肉造形がリアルですw
以上、一番くじROMANCE DAWNフランキーフィギュアのレビューでした。
全体的に塗装は薄っすらして簡単なものですが、顔の塗装はしっかりして整っており、全体のカラーバランスは実に
アニメキャラらしく好印象です。それでいて、筋肉の表現はリアルで造形は見事です。
完成度がかなり高く、今回の一番くじで1番の大当たり賞だと思います。サイズは他のフィギュアとスケールが合わないため(※一番くじ内でもスケールは異なっている)、ぼっちになってしまいますが、是非ゲットしておきたいフィギュアです・。・
そういえばと、前回
一番くじキッドの箱に原型師の名前が書いてあったことを思い出して外箱を見たところ案の定書いてありました。原型・彩色ともに
高田大輔さんです。
造形王頂上決戦のドレークの人ですね。
造形王頂上決戦公式サイトのインタビューを読み直すと、「造形技術として重きを置いているところ」を聞かれて、
「
身体(裸体)をしっかり造り込んでから服を着せていきますね」
と答えています。このフランキーからもその点がよくわかりますね。アーマーから腕が露出している部分からその様子が伺えます。”身体をしっかり造りこみ”すぎて筋肉がどえらいことになっていますけどw
―シャボンディ島民の高田さんへの好感度が上がった―