この記事はバンダイのトレーディングカードゲーム(TCG)「ONE PIECE CARD GAME」のエンジョイ勢の対戦日記的な何かです。今回は先日開催されたチャンピオンシップ2024の宮城エリア予選(約820名参加)の模様についてです。
今回の宮城エリア予選はチャンピオンシップ2024 wave2(2次予選)最初のエリア予選であり、9弾環境(9.2環境)初めての大規模大会となりました。9弾環境は際立って突出したリーダーはなく、
非常にバランスの良い環境であるため、
予選参加者のリーダー分布はかつてないほどに多様だったようです。
実際、決勝トーナメント進出のベスト16リーダーも多様な顔ぶれとなりました。
<ベスト16>
青ドフラミンゴ……5人
黒ルッチ……3人
黒ティーチ……2人
黒黄ルフィ……2人
黄エネル……2人
赤シャンクス……1人
青バギー……1人
青バギーは大会2週間前に登場した
週刊少年ジャンプ付録プロモーションカードの7バギーにより強化されて環境入りし、今回見事、決勝トーナメントに進出しました。環境トップの一角である
紫ルフィはベスト16落ちしており、そのお陰か、紫ルフィを苦手対面とする青バギー、
黒黄ルフィ、
黄エネルが躍進したようです。
決勝トーナメント1回戦で青ドフラミンゴは5人中4人が、黒黄ルフィは2人とも敗退し、ベスト8は6リーダー。ベスト4は4リーダーと進行し、バランスの良い環境を体現した決勝トーナメントとなりました。
今回は結局、
黒ルッチが優勝しましたが、マッチング次第でどのリーダーにも優勝のチャンスがあったはずです。
黒ルッチをメタるなら、黒黄ルフィと黒ティーチが強いですが、黒黄ルフィに対しては紫ルフィ、
緑ボニー、赤シャンクス、黒ティーチに対しては青ドフラミンゴ、青バギーが強く、一筋縄でいかないのがこの9弾環境です。採用カードも環境読みして微調整する必要があります。
次回以降のエリア大会では、今回顔を出さなかった紫ルフィ、緑ボニー、
赤紫ルフィ、
紫黒ルフィ、
青ナミなどがベスト16入り可能性は十分あるだろうと思われます。
本当に、
TCG史上稀に見る均衡した良環境です。
ワンピカード対戦思案#55 【OPCG】