この記事はバンダイのトレーディングカードゲーム(TCG)「ONE PIECE CARD GAME」のエンジョイ勢の対戦日記的な何かです。今回は5月31日発売予定のブースターパック第12弾「師弟の絆【OP-12】」に収録される新リーダーである
緑ゾロが強かったという話です。
緑ゾロのリーダー効果は3ドンを付与する必要があるため、そんな余裕があるのかというのが難点であるわけですが、
新規の緑のカードはその難点を補って余りあるほどのパワーカードが充実していました。
リストが出る前の事前評価は期待度★3としていましたが、間違いなく12弾環境の中核を担うリーダーになりそうです。
期待度★★★★★
【ドン!!×3】【起動メイン】【ターン1回】このターン中、リーダーが相手のキャラとバトルしている場合、このリーダーをアクティブにする。その後、このリーダーは、このターン中、相手の元々のコスト7以下のキャラへアタックできない。
まず、いつ出しても強いパワーカードが「
たしぎ」(OP12-031)と「
ミホーク」(OP12-030)です。「たしぎ」がSRではなくRカードなのが意味不明です。ドンの踏み倒しで、「たしぎ」は実質2コストでパワー7000のアタッカー、「ミホーク」は実質4コストでパワー8000のブロッカーとして登場します。
たしぎの登場時効果では、ゾロのリーダー効果を上手く発動することができますし、ミホークの登場時効果では余ったドンで面展開をすることができます。「たしぎ」を登場させてもいいですし、緑ゾロは特徴【超新星】を持っているので「
キャベンディッシュ」(EB01-012)を登場させてもいいですし、「
スモーカー」(OP10-030)を登場させても強いです。
また、「
くいな」(OP12-026)はドンの踏み倒しで実質1コストで緑ゾロのリーダー効果を発動させることができます。起動メイン効果なので相手からすると放置はできないため擬似ブロッカーとして働きます。ブロッカー「ミホーク」が盤面にいる状態で出てくると厄介な存在です。
さらに「くいな」自身の起動メイン効果や「たしぎ」の登場時効果などとリーダー効果の組み合わせから、緑ゾロ対面では小型キャラが場に残りにくいため、安いアタックで「くいな」をバトルKOできる状況にはなかなかならないため、擬似ブロッカーとしての価値が高いです。
また、「くいな」を含めて5コスト以下に優秀な【斬】持ちキャラが揃っているわけですが、「
コウシロウ」はそれらのキャラを自身をレストにすることにより守ることができます。「キャベンディッシュ」と一緒に出すのが強いです。
さらに「私は最強」もとい「
ルフィは海賊王になる男だ!!!」(OP12-039)という専用のイベントカードも用意されており、緑デッキ全般が苦手とするコントロールデッキ相手にも高いリーサル性能を持っています。リーダー効果の兼ね合いから緑ウタの「私は最強」よりも強く使えるでしょう。
さらに!これらのカード達を全てサーチすることができる2種のサーチカード「
ペローナ」と「
光月日和」が用意されています。【斬】持ちカードと緑のイベントカードをサーチできるのに4枚ではなく5枚ルックはやりすぎじゃないですか。
「日和」もやはり擬似ブロッカーとして働くので、厄介な存在です。
あとは「
ホーディ」(OP06-035)を入れてデッキ完成です。
うーん・・・強い。。。
欠点はパワーカードを詰め込んでいるため、カウンターレスが嵩張ると、ライフを詰められてあっさり押し切られることぐらいでしょうか。
ワンピカード対戦思案#67 【OPCG】