国立競技場で開催されていた世界陸上競技選手権大会「東京2025世界陸上」の最終日21日に、激しい雨が降る中で行われた男子4×100mリレー決勝。
日本代表は予選と同じく1走から小池祐貴選手、栁田大輝選手、桐生祥秀選手、鵜澤飛羽選手のオーダーで挑み、レース前の選手紹介時にて
ルフィのギアシリーズ(ギア2〜ギア5)でポーズをとったことが話題になりました。
また、ONE PIECE公式Xも反応したことで、より大きな話題になりました。

1走:ギア2

2走:ギア3

3走:ギア4バウンドマン ※ちゃんと跳ねてます

4走:ギア5

(写真:アフロスポーツ)
とりわけ、1走の小池選手のポージングが決まっていて、拳を地面につけてから、カメラ目線に顔を見上げて、舌を出してニカっと笑うというのが様になっていました。2走の栁田選手は少し恥ずかしそうでした(笑)。
さらに、このパフォーマンスに対して日本の漫画・アニメ好きで知られる
ノア・ライルズ選手(アメリカ代表アンカー)がはしゃいでいる様子が中継カメラで抜かれたのも芸術点が高いです。実際、ライルズ選手は1走のところからいち早く反応し、3走でギアシリーズになっていると気づいて飛び跳ねて喜んでいたようです。
近年、陸上競技では日本アニメに由来するポージングがしばしば話題になりますが(ライルズ選手はかめはめ波ポーズでお馴染み)、実況が即座に「ワンピース」だと気づいて言及していたのも有難いところです。とは言え、ギアシリーズを解説するような時間はないので、知らない視聴者は何だかさっぱり分からなかったでしょうけどもw
日本は6位入賞で、残念ながらメダルには届きませんでしたが、ギア2→3→4→5と繋いで、6位フィニッシュとこれまた皮肉にも芸術点が高い結果となりました。ギア4はバウンドマンじゃなくてスネイクマンの方がスピードが出たのかもしれないと、くだらないオチを付けたいところなのですけど、3走の桐生選手が実際、スタートから足をつってスピードが出なかった事(3走区間最下位)に責任を感じているのが辛いところです。
【東京五輪】 イタリアの競歩選手が「ギア3」ポーズでフィニッシュ→金メダル
【東京五輪】 ギリシャの走幅跳選手がギア2で金メダル獲得!?