・ロキの能力
前回、ルフィとロキを除く「冥界」メンバー(新巨兵海賊団、ゾロ、サンジ、チョッパー、ギャバン)が一足先に「陽界」に戻り、エルバフの窮地に各自奮闘しています。
人質の子供達の救出に向かった
ゲルズ、
ゴールドバーグ、
ロードの3人は、子供達の近くで暴れているニカのMMAに合わせ技”
轟国(ごうこく)”を放つと、ニカのMMAは地面に倒れ、その下にいた
ソマーズがMMAを跳ね返すと、MMAは人質の子供達を運び出すための船に直撃して、船と船が留まっていた”海雲”をごっそり巻き込んで「冥界」に落ちていったのでした。
その結果、人質の子供達は船でマリージョアに運ばれることはなくなりましたが、アロアロの矢印のゴールに着いた途端、「冥界」に落ちてしまう事態になっています。
ソマーズは自身の失態に落ち込むどころか、寧ろ、泣き叫ぶ親子愛の感動的なシーンがこれから目撃できると興奮しており、人質の子供はまた運び直せばいいと開き直っているのでした。
ソマーズの期待通り、感動的なシーンが展開しますが(子供達をそれぞれ大人達が抱えて一緒に落下)、彼らが落ちた先は「冥界」の山肌ではなく、
ルフィの柔らかい”
ゴムゴムの腹せんべい”の上、正確には
ロキの”背中”の上で、全員助かっています。
出遅れたルフィとロキは、ロキの
獣型の姿で空を舞い、「陽界」に浮上するところでした。
ロキの獣型の姿は
ドラゴン(西欧の竜で、龍と異なる)で、古代巨人族の血とゾオン系能力の組み合わせにより、
とてつもない大きさとなっています。巨人族がロキの”背中”では豆粒ほどです。
ドラゴンはドラゴンでも何かと言うと、北欧神話にはドラゴンらしき生物に「ファフニール」と「ニーズホッグ」があり、
1142話の「わたしのこわいもの」では
ニーズホッグが挙げられ、MMAとして既に登場しています。
その時、ニーズホッグには「
雷竜」という字があてられており、エルバフに伝わるニーズホッグは雷を操るのかもしれません。というわけで、ロキの能力はニーズホッグの可能性が高いです。
さらに、ロキ(獣型)、ルフィ(ニカ)、ラグニル(獣型)が「陽界」に現れた際には、
雷と雪が降っています。
「冥界」に落ちた火死人(ドラウグル)のMMAをロキは
ラグニルの力で凍結させていることから(
1171話)、
雪はラグニルの影響だと考えられます。
この景色を見た
ヤルルは
エルバフの伝承または予言の一節と見られる言葉を口にしています。
世に珍しき”雷雪”の日に
空を覆う”巨獣”現る…
”解放のドラム”と共に
”太陽の神”は現れる…
ニカと解放のドラムは元からセットなわけですけども、エルバフの伝説の悪魔の実とその番人をしていたラグニルもやはりセットであるわけです。
これは、雷の能力がラグニルではなく、伝説の悪魔の実の能力なのに、ラグニルに「
鉄雷」という字があてられている説明にもなります。つまり、
伝説の悪魔の実の前任者(エルバフの戦士)がラグニルを武器としていたため、「鉄雷」と呼ばれたと考えられます。
