アニメ「ワンピース」の新作映画『ONE PIECE FILM RED』(8月6日公開予定、監督:谷口悟朗、総合プロデューサー:尾田栄一郎、脚本:黒岩勉)の物語の鍵を握ると見られる
メインキャラクターのビジュアルが公開になりました。
また、監督・脚本以外の主要制作スタッフも公開されています。キャラクターデザインおよび総作画監督は劇場版ではFILMシリーズ以降、固定化されている
佐藤雅将さんです。今回も栄ちゃんのご指名でしょうか。
ティザービジュアルの女性キャラクターと同一人物と見られる本キャラクター。やたらとポップなデザインで、正直、このビジュアルに唆られるものはなく、映画への期待はあまり高まりません。
キャラクターの名前・素性はまだ不明ですが、自身をデザインしたシンボルがあること、映画冒頭の舞台が音楽フェスであること、ティザービジュアル、そしてキャッチコピー「歌声、赤髪。」から、ワンピース世界の女性ソロアーティストなのだろうと思われます。
そして、気になるのはこのキャラクターの台詞らしき言葉、
「ねぇルフィ、海賊やめなよ」
Σいや、今原作が一番盛り上がってるところなんですけど・・・。
ルフィ(の中の人の田中真弓さん)の歌の才能に気づいた本キャラクターがジャスティン・ビーバーやエド・シーランのごとく、ルフィを音楽の道に勧誘したとして、ルフィが応じるわけもないですし。
ルフィが海賊を辞めるという展開があるとするならば、本映画に登場するシャンクスが関わる案件が関係しているのではないかとも推測されます。そうなると、ちょっと鬱展開かもしれません。『オマツリ男爵』みたいな感じは御免です。
また、栄ちゃんが関わる劇場版において原作の連載とのリンクがあることを予見すると、
1044話の考察(
※コミックス派・アニメ派はネタバレ注意)で触れているように赤髪海賊団に何か不穏なことが起きるのではないか、と予想されます。一方、ポジティブにメタ予想するならば、原作でシャンクスとの共闘を描く機会がないので、映画で共闘を描くという可能性もあるでしょう。
ただし、ワノ国編は連載でもまだ終わっていないので、時間軸で言うと齟齬が生じ、今回の劇場版は必然的にパラレルワールドになり、あまり踏み込んだ連載とのリンクはないとも予想されます。
あと、ネックになるのは
テレビアニメのストーリーの進行度です。
原作最新話1044話で披露された
ルフィの新技については、コミックス派は映画公開に間に合いそうですが(103巻に収録?)、アニメ派は知るところではなく非常に深刻な原作のネタバレになってしまいます。
地方の放送局は無視して最新のアニメ放送は、原作で言うと1000話(コミックス99巻収録)間近というところです。したがって、ルフィの技に関しては
ルフィが覇気を極めるところ(コミックス100巻収録 原作1010話)までが限度でしょう。
そもそも、バトル描写がある前提で語っていますが、
ミュージカル映画という可能性も・・・
いや、流石にそれはないかw
戦闘服の設定画も公開されていますしね。
しかし、少なくとも
今回の映画作りのきっかけは「
伝説のジジイ描くのもう疲れたんだよ!笑 ちょっと女子描かせてくれ!」と語られているわけでして、ルフィがインペルダウンLv.6級の強敵とゴリゴリにバトルするという展開はなく、ルフィが新技を出すまでもないバトルなのだろうと予想されます。
『麦わらチェイス』のように
バトル描写は爽快感重視で、麦わらの一味の強さを味わうことができるものなんじゃないですかね。それならば個人的には望ましいです。
最後に、今回公開されたビジュアルのコラージュを貼っておきますね。
クオリティ高いなぁ〜w
ウォーターセブンにいたモブキャクター(ヤメナハーレ)で、SBSで紹介されているので、認知度は比較的高いモブキャラクターではありますね。
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