新人声優・夏川みつきは実は海賊志望!? 「海外で航海術を学ぶために留学しようと思っていました(笑)」
「実は私、元々海賊になりたかったんです。でも誘った友達からは断られるし、お母さんからは『海賊は犯罪者だからならないで』とまで言われてしまって(笑)。海外で航海術を学んで…とか、小学生なのに結構綿密な計画を立てていたんですよ」
人を包み込むような柔らかい声と笑顔で、そう答えてくれたのは新人声優の夏川みつきだ。夏川はこれまでにも別の仕事と共に声優業を行ってきたが、今年3月に「第十二回声優アワード 新人発掘オーディション」で合格。4月から本格的に声優活動をスタートさせたばかりの期待の新人だ。
「私は『ワンピース』を見て海賊になりたいと思っていたんですけど、なれないとわかった時に知ったのが、大先輩である平田広明さんの存在でした。平田さんは映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』でジャック・スパロウ役の吹き替えも担当されているんですけど、『ワンピース』と合わせて、声優なら海賊になれるんだなって思ったんです(笑)。そんな些細なことがきっかけではあったんですけど、その時に声優になりたいなと思いました」
学生時代には11カ国から集まった青年たちと船旅をするという、内閣府の「青年育成事業」にも参加したことがあるという夏川。船内では多言語で「ワンピース」の主題歌「ウィーアー!」を仲間たちと歌うなど、日本のサブカルチャーは世界共通語なんだと感じたという。
「お仕事としては、イベントで声優さんたちが歌ったり踊ったりしているのを見たことをきっかけにダンスを習い始めた経験があるので、歌もダンスもやってみたいと思っています。それから抽象的ではあるんですけど、日本はもちろん世界中の人たちに、映画やアニメ、アニソンなどを通じて元気になってもらいたい。それが私の目標です」
(ザテレビジョン)