LOGPIECE(ワンピースブログ)〜シャボンディ諸島より配信中〜 【最新話】 世界政府が抹消したい一族 【第1159話】
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第1159話「運命の島」

TOPICS
・ゴッドバレー事件当日まで
・ロックスの先祖


・ゴッドバレー事件当日まで
39年前、海賊島の宝とされたシャクヤクが何者かに攫われる事件が発生します。

事件当日の護衛当番だった首領(ドン)・マーロンらは殺害されています。

犯行は世界政府(おそらくCP0)によるもので、目的はシャクヤクを1年後のゴッドバレーで開催される「先住民一掃大会」の賞品にするためです。ガーリングが妻にするつもりで、賞品にシャクヤクを指名していたようです。

犯行には王直が密かに協力して報酬を得ていたようですが、これは誰にも知られることはなく、当時、事件の手がかりは何も残されていませんでした。


シャクヤク失踪から1年後(38年前)、ガーリングが海軍を引き連れてゴッドバレーに再来します。「先住民一掃大会」開催準備のため、海軍は麻酔銃や催眠ガスを用いてゴッドバレーの住人を一網打尽にするのでした。

海兵達はこの作戦が”訓練”だと知らされていたようですが、その中に駆け出しの海兵だったドラゴンがいたのでした。ドラゴンが元海兵だったことは既に明かされていますが(1097話)、訳もわからないまま、ゴッドバレーの作戦に参加していたわけです。

そりゃ、政府に不信感を抱いて当然でしょう。
後にドラゴンが率いる自勇軍にはイワンコフがいましたが、ゴッドバレー事件当時、イワンコフは脱兎(ラビット)として連れて来られた奴隷でしたので(1095話)、ドラゴンとイワンコフは事件当日に出会っていた可能性が高いです。

また、ドラゴンはゴッドバレーの作戦実行中に、ある民家で血だらけの赤髪の女性を発見しています。

赤髪の女性:お願い…!! 私の…子供達を…島から逃して…あいつに渡さないで……

この女性は前回登場していたシャンクスシャムロックの母親で、再来したガーリングに再会できたものの、ガーリングに文字通り斬り捨てられていました

シャンクスとシャムロックはガーリングが連れ去ったのか、この時、母親のもとには2人はいない様子です。ドラゴンは彼女の願いを聞いて、事件当日、赤髪の双子の奪還に奮闘していたのかもしれません。

その結果、シャンクスは宝箱の中に隠されて、ロジャー海賊団に拾われたわけですから、母親の願いは半分叶えられたわけです。

一方、海軍監獄船にて脱兎(ラビット)としてイワンコフと共に連行されていたジニーは、海兵の目を盗み、通信室からゴッドバレーの情報を発信することに成功します。これはゴッドバレー事件の2週間前1096話)のことですので、本話の回想は時間軸が入り組んでいることに注意が必要です。

ジニーが発信したゴッドバレーの情報は、世界経済新聞社社長のモルガンズが入手しており、サイファーポール諜報部に口止め料を請求しましたが、まだ駆け出しの地方紙だったために影響力はなく門前払いされています。モルガンズはその腹いせに、ゴッドバレーの情報を海賊島に流したのでした。



・ロックスの先祖
ロックス海賊団がゴッドバレーに向かう道中、ハラルドの船が行手を阻みます。ハラルドはロックス海賊団を止めるように世界政府に要請されたようです。

ここでロックスはハラルドと2人で話したいと切り出し、「ゴッドバレー」に向かう個人的な理由をハラルドに打ち明けるのでした。

ロックスの隠し名は「デービー・D・ジーベック」であり、”デービー”とはデービー・D・ジョーンズを先祖に持つ一族の名だと言います。

デービーバックファイトの由来になっている伝説の海賊デービー・ジョーンズもまた「D」を持つ人物であり、デービー・ジョーンズの子孫はデービー一族と呼ばれているようです。

ワンピースの世界において、中黒「・」で名前を2つ持つ場合、始めの名前がファミリーネーム(苗字)なので、デービー一族の名前は「デービー・〇〇〇〇」という具合になります。

ここで注意するのは、Dの一族=デービー一族ではないということです。

そして、ロックスは自身の立場上、妻と子(ティーチ)に危険が及ばないように2人をロックスの故郷であるゴッドバレーに送り届け、「デービー一族を頼れ」と言い渡したようです。つまり、ゴッドバレーにはデービー一族が密かに住んでいたのでした。

前回ガーリングがゴッドバレーで発見した、イムが喜ぶであろう「とんでもないもの」とは、どうやらデービー一族のことだったようです。

実際、「先住民一掃大会」の「SR脱兎(スーパーレアラビット)」にはバッカニア族くまに並んで、デービー一族が名を連ねており、「800年の時を越えて遂に発見」されたと紹介されています。さらに、ロックス曰く、世界政府がずっと抹消したかった一族の名前だということなので、デービー・ジョーンズは空白の100年において世界政府と敵対した人物なのでしょう。

そして、ロックスがやたらと事情に詳しい理由は、ロックスの出自がデービー一族だったためだと考えられます。イムに会ったロックスが、自身がデービー・ジョーンズの崇拝者だと語ったのは(1155話)、これを踏まえるとかなり挑発的な発言だったことが分かります。

空白の100年に存在した巨大な王国生まれのジョイボーイが「この海で初めて”海賊”と呼ばれた男」(1114話)と言われている一方、デービー一族も空白の100年にルーツがあり、世界政府が抹消したい名前であること、その先祖であるデービー・D・ジョーンズは伝説の海賊と呼ばれているのであれば、ジョイボーイとデービー・D・ジョーンズが同一人物である可能性が出てきます。

これは仮説ですが、巨大な王国の国民はDを持つ者達であり、デービー・D・ジョーンズの異名であるジョイボーイが歴史に残っているということなのでしょうか。

ともかく、ゴッドバレー事件当時、世界政府は、ロックスがシャクヤクに現を抜かしている海賊の一人だと認識していたようですが、ロックス当人は妻と子を逃すことが最重要だったわけです。ティーチがその後、孤児になっていることを考えると、ロックスの妻は「先住民一掃大会」の脱兎(ラビット)として死亡した可能性が高く、その事実がロックスを暴走させたと考えられます。

なお、ロックスの話を聞いたハラルドは、言葉では、ロックスを止めると言うものの一切手を出さずに敗北してます。

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無題
ゴッドバレー、大体の主要な人物の分岐点になっていますね。その中でもルフィは唯一関わりが薄く、新時代の旗印ということでしょうか。
かつてガープはドラゴンが革命軍になったことを嘆いていましたが、海軍を辞めたこと自体は触れてませんでした。この人間狩りを知った以上、海軍を辞めるのはやむなしと思っていたんでしょうかね。

ところで妻子を守るロックスをロジャーとガープが協力して討つというのも疑問が残ります。ロックスの最期も事実とは異なった言い伝えになってるような気がします。
2025/09/11(Thu)08:32:26
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