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ルフィ役声優の田中真弓さんのブログにて、自身の特製の名刺が紹介されていました。東映アニメーションの清水プロデューサーからプレゼントされたものだそうで、開くと立体的に動くポップアップ式の名刺となっています。開いてもルフィです。



吹き出しの方の名刺のポップアップの様式は想像がつくのですが、ゴムゴムの銃の方はどう動くのでしょうか。開くと腕が伸びたりするのでしょうか(画像では分かりません)。こちらは売り物ではないはずなので、特注かと思われます。真弓さんは「ドラゴンボール超」のアフレコ現場で早速この名刺を配ったそうです。

商品化が仮にあったとしても真弓さんしか使える人はいないでしょうね(笑)。

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創刊50周年で盛り上がる週刊少年ジャンプに関するちょっと変わったコラムがあったので紹介します。内容は還暦間近の著者(堀井憲一郎 氏)が40年以上ぶりに少年ジャンプの掲載漫画を毎週全部読むことを約半年続けた感想と考察でして、ジャンプを毎週読んでいる人には共感できる部分が多いと思います。『ONE PIECE』成分は薄いです。

少年ジャンプを毎週端から端まで読み続けるとドキドキしてくる理由

40年以上の時を経て——

週刊少年ジャンプは、日本でもっともよく読まれている漫画雑誌である。

その部数については、ここのところ常に「部数が落ちた」という方向でしか報道されないが、しかし毎週200万部近く売れているというのは、驚異的な部数である。いまでも漫画好きの若者と話すとき、ジャンプの作品を話題にすると、だいたい話が尽きない。

2017年の夏ごろから、私は少年ジャンプの連載中の漫画を全作品くまなく読むことを始めた。それまでジャンプを買って、気になる作品だけ(3、4作)をつまむように読んでいただけなのだが、とにかく最初の漫画から最後の漫画まで、必ず毎号すべて読むようにした。

なぜだかよくわからない。とにかくそういうことを始めたのだ。

振り返ってみると、少年ジャンプを端から端まで読んでいたのは、はるか古く『男一匹ガキ大将』『ハレンチ学園』『トイレット博士』などが載っていた1970年ごろにさかのぼる。40年以上経って、また毎号、端から端まで読むようになった。

そういえば1970年のころから「ジャンプを発売日前日に売っている」というズルの店があったのをおもいだした。

うちの中学の近くの菓子やらパンやらを売っている店(京都の下総町)では、スタンドに差した雑誌も売っていて、ジャンプの前日発売していた。1980年代の東京の高田馬場では、明治通りを少し越えた酒店でも同じことをやっていて、発売日前日にカウンター前の床に無造作に何十冊ものジャンプが積み上げられていた。

そういう店の情報は、インターネットのない時代でもさくっと漫画好きたちのあいだをまわり、前日にジャンプを買える場所として周知の店となっていた。あれはだいたい、書店ではないタイプの店(駄菓子屋、パン屋、酒屋など)に多かったようにおもう。最近はいろいろと問題になって、なくなっちゃいましたね。(たぶん)

それはいいや。

連載の途中から読む——

2017年になって、週刊少年ジャンプを毎週端から端まで読み始めると、ときどきつっかえてしまう。

毎週1冊ずつ読み切れず、たまってしまい、4週分たまったことがあった。あとでまとめて読んで追いつくわけであるが、漫画を読むのにもいろいろな力が要る。

また、マンガの「読みやすさ」も作品によってずいぶん違う。

雑誌の漫画には「途中から読み始めても取り込む力」が大事だなと、あらためておもった。

子供のころ、漫画雑誌を毎週買ってもらうなどということがとても許されなかった時代、たまたま買ってもらった週刊誌はすべてのお話の途中であるにもかかわらず、どの作品も食い入るように読んだし、繰り返し読んだ。

妹の買ってもらった少女漫画まで繰り返し読んで、駅弁を買うためにホームに降りたお父さんと別れ別れになった少女の話は、その後、どうなったのか50年を越えて気になったままである。

子供にとって世界は断片で構成されているので、物語の断片を見せられても、あまり気にならなかったのだろう。

いまは断片で読むことが強く避けられている。

「ネタバレ」ということがしきりに言われ、物語を最初から作者の意図どおりに読めるように配慮することが流行っていて、たしかにそれは丁寧でありがたい心配りではあるけれど、行き過ぎるとちょっと気持ち悪い。

「開かれている絵」と「開かれていない絵」——

雑誌に乗っている漫画は、常に「途中から読まれるもの」である覚悟がないといけない。途中から入ろうとする読者を拒否してしまっては元も子もない。

ただ、それでも、いきなり途中から読み出してもすぐに馴染める漫画と、なかなかその世界に入っていけない漫画がある。ずいぶんと差がある。ジャンプ全漫画を読んで、ひさびさにそれを実感した。

いくつかの要因がある。

おそらく連載回数の問題、世界設定の違い、それに絵の力など、そのあたりの複合的な要素によるものだろう。

連載回数というのは、お話が始まってまだ間もない漫画には入りやすい、ということだ。当然のことながら、スタートしてそんなに時間が経ってなければ、旅でも漫画でも、先行者に追いつきやすい。

世界設定とは、つまり「ふつうの人間の物語」か「異世界の物語」か、などの違いである。

ふつうの人間世界の物語は、スポーツものか、恋愛ものが多い。それ以外はだいたい異世界ものとなっている。異世界が大流行している。

人類がほぼ死滅した未来世界や、鬼に食われる世界、鬼と戦う世界、魔法使いばかりの世界、忍者の世界、異能力者海賊と海軍の世界。そういう異世界でのお話である。

登場人物も、ふつうの人間ではなく、魔法が使えたり、手がゴムのように伸びたり、超能力が使えたり、特殊能力があったり、そもそも人間でなかったり、いろいろだ。

途中から読むと、その異世界ぶりや、特殊能力についていちいち細かく説明してくれないので、そこが障壁になる

ただ、同じ「よくわからない異世界もの」でも、最初からぐいぐい引っ張られるものと、なかなか入れないものがある

これはおそらく「絵」の問題だ

途中から読みだす読者にとって大事なのは何より「絵の力」だとおもう。

漫画の絵にはどうやら「開かれている絵」と「あまり開かれていない絵」があるようだ。

「上手い×下手」ではない。「開かれている×開かれてない」である。

「作者の注ぎ込んでいる情報」を読み取りやすいのが開かれている絵で、すぐに読み取れない(何度か戻って見返しまう)作品が開かれていない絵である。

そういう差が漫画にはある。

たぶん作者の人間性というか、心構えというか、ものつくりの姿勢として、どういうものを人に届けたいかという基本のところが出てくるからだろう。

絵はとても大きなポイントである。

大注目の異世界もの——

いまジャンプに連載している漫画で「とても開かれた絵」で描かれていて、おもしろいとおもう作品は『Dr.STONE(ドクターストーン)』である。

途中から読み出したからその設定はきちんとわかってないんだが、いまとはまったく違う地球世界(未来の原始世界らしい)が舞台で、主人公の現代の科学知識で世界を変えていく話である。めたくた面白い。

連載開始して間もないころから読み始めたので、それですっと入っていけるというのもあったのだろうが、しかしかなり「開かれた漫画」だとおもう。広く支持され人気である。早くアニメになって欲しい。

もうひとつ、2016年から連載が始まった『約束のネバーランド』もとても面白い。

ただこちらは、少し絵が開ききっていないように見える

これまた異世界もので、鬼に食べられないよう子供たちが逃げる話なのだが(バカみたいな説明だけど、でもこれが怖くてとても面白い)、たとえば「鬼」がよくわからない。ここのところ繰り返し鬼が出てきているのだが、鬼がどういうものなのか、わざとでもあるんだろうけど、くっきりとは描かれていない。

真似して描こうという気持ちをあまり起こさせない絵なのだ。それが開かれてないように感じる。
ただ、すごく面白い漫画だ。ストーリーが超絶おもしろい、ということだろう。

設定が素晴らしく、展開もついぞ息抜くタイミングがなく、ずっと面白い。緊張が続いている。そのうち面白くなくなるんじゃないか、と読み始めたときから心配していたが、1年を越えてずっと面白い。ちょっとない漫画である。

考えてみると、『Dr.STONE』も『約束のネバーランド』もどちらも異世界ものではあるが、主人公たちは「ふつうの人間」である。触ったものを凍らせる力はなく、黒魔法や傀儡を操ることもなく、幽霊と一緒に風呂に入ることもない。過酷な状況に放り込まれた人間が、自分の知恵と努力によって切り抜けようという物語である。

それがいまの時代には受けている。

『ハイキュー!』の場合——

開いてる閉じてるという視点で言えば、人気のバレーボール漫画『ハイキュー!』は、いま、かなり閉じているようにおもう。少なくとも、ここのところはそうだ。

2017年から春高バレー戦に入り、試合の描写が続いている。たぶん私が読み出してから、ずっと同じ高校(稲荷崎高校)と戦っているようにおもう。

進みが遅いから、キャラクターがほとんどつかめず、展開も把握できず、毎週読んでいるにもかかわらず、烏野高校と稲荷崎高校と、えーと、どっちが主人公側だったっけか、とわからなくなる瞬間もあった。

敵チーム(稲荷崎が敵です)の選手心情にも深く踏み込んで描いているからわからなくなるわけで、そのへんは素晴らしいといえば素晴らしい。

そのぶん、この試合が始まってから読み出した者は、もともとも烏野高校のキャラがわかってないので稲荷崎高のほうばかり詳しくなって、何だかよくわからなくなっていった。

この漫画が閉じられているということではなく、たまたま「春高バレー熱戦の時期」だったので、閉じられていたということだろう。

そもそも連載も長く(まもなく丸6年)人気も高く、この漫画の人気ゆえに中学高校でのバレーボール部入部者が増えたとの噂があるくらいの作品である。連載当初は広く開かれ、読者をどんどん取り込んでいったはずで、たまたま私の読み始めた時期が、少しハードルが高かったようだ。

漫画の絵でいうなら、『Dr.STONE』以外だと、『食戟のソーマ』『ゆらぎ荘の幽奈さん』は開いていて、多くの人が感情を共有できそうな絵だとおもう。

ジャンプの活気を支える連載打ち切り——

ジャンプでは作品の入れ替わりが激しい。

全作品を読み始めてまだ半年ちょっとだが、すでにたくさんの最終回を見ている。

『左門くんはサモナー』『U19』『ポロの留学記』は、ほぼ一斉に最終回を迎えたし、そのあとも『磯部磯兵衛物語』と『腹ペコのマリー』が終わり、年を越えて『シューダン』も終わった。『クロス・アカウント』もそろそろ終わりそうだ(『シューダン』は第1話から最終話まで読んだことになる)。

短いのは4ヵ月ほどの連載になる。

だいたい17話くらい。単行本にして2巻。

ただ、人気が出たら何年も連載して20巻30巻も続けるつもりの物語が、ぎゅっと2巻に縮められると、すごく急いだ終わり方になるか、ないしは投げっぱなしになる(つまり終わっていない)。そういう物語はやはり売れないだろう。なかなか厳しい世界である。

いまジャンプで連載している漫画で長いのは『ワンピース』(1997年開始)と『銀魂』(2004年開始)で、10年越えての連載はこの2作品だけである(『ハンターハンター』も1998年開始だが、きわめて不安定連載、ときどき載って長く休むということを繰り返している)。

あとは『ハイキュー!』『斉木楠雄の屮難』『食戟のソーマ』が6年目、『火ノ丸相撲』『僕のヒーローアカデミア』4年目、『ブラッククローバー』が3年目である。残りは2016年以降開始のかなり新しい作品。

長期連載老舗作品ばかりという時代は終わって、いままた新しい漫画をどんどん出そうとしているのだろう。活気ある雑誌だ。

『Dr.STONE』『約束のネバーランド』のほかに私が面白いとおもっているのは鬼滅の刃』『ブラッククローバー』『ロボ・レーザービーム』である。

とくにゴルフ漫画の『ロボ・レーザービーム』はとても面白いとおもうんだけど、掲載されている位置がかなり後ろのほうだし(後ろにいくほど人気がないと言われている)、高校生1年の途中からいきなり3年後のプロ編になり(いくら何でも飛びすぎである)、ひょっとして近いうちに終わるんではないかととてもどきどきしている。がんばって長く続けて欲しい。

ギャグマンガ『トマトイプーのリコピン』は始まった当初はまったく面白いとおもえなかったのだが、途中からすごく面白くなって(漫画が変わったのではなく、こっちが慣れただけだとおもう)、いまはとても楽しみにしている。でも、これもあっさり打ち切られそうな気配もあって、ちょっとどきどきする。

ジャンプはだいたい年に7、8作の連載が終了し、また同じくらいの連載が始まる(掲載漫画はだいたい1号20作品ほど)。

ジャンプを全作品読んでいると、これ、いつ打ち切られるんだろうと、作者寄りの立場でどきどきしながら読むことになって、これはこれでスリリングで楽しい。

好きなマンガがどんどん後ろのほうに掲載されるようになり、ついに終わったりすると、そしてそれを初回から最終回まできちんと読んでいたりするなら、何とも言えない悲哀と咸興を抱く。人生を眺めているようである。

そこもジャンプの面白さである。

現代ビジネス


連載漫画を途中の話から読み始めるということで、「開かれている」「開かれていない」という切り口の語りが面白く、また筆者が絵が「開かれている」漫画として挙げた3作品のうち、2作品(『Dr.STONE』『食戟のソーマ』)は原作担当と作画担当に分かれており、かつ作画担当は"ジャンブ"外部出身というのが興味深いところです。

筆者が面白いと思っている作品として挙げているのは『Dr.STONE』『約束のネバーランド』『鬼滅の刃』『ブラッククローバー』『ロボ・レーザービーム』で、昨年から読み始めたということで新しめのラインナップになってはいますが、これには共感できる人は多いでしょう。ただし、『ロボ・レーザービーム』は最初は面白かったのですが、試合展開の描写は単調になるケースが多く、試合が始まってからはすぐに勢いが無くなった感じがします。今は一応、ストーリーは追っているのですが、『黄金ラフ』(なかいま強 先生作の超絶面白いゴルフ漫画)があるじゃないかという感じです。ジャンプはスポーツマンガのヒット作が他の少年誌と比較して乏しいんですよね。

肝心の記事タイトルのドキドキする理由は読者が共有する「打ち切り」の肌感覚みたいなものが強いってことでしょうか。人気を得て長期連載になると心配無用になるわけですが、新連載は10話ぐらいまでには明暗が分かれ、それがなんとなく分かるという感覚はジャンプ読者なら多く経験していると思います。面白味が薄れた作品は掲載順が後ろになって、読まなくなった後しばらく掲載された後、打ち切りになるという。逆に、面白さが継続している新連載はセンターカラーを何度か取った後、表紙&巻頭カラーを再び獲得するという。連載作品の入れ替わりが激しいのは実質、"未熟な新連載"が多いとも言えそうですが、漫画の審美眼を試せるのは個人的にはジャンプの面白さだと思っています。メディア化するようなヒット作品に早くから着目していると優越感を感じたりしますが、それに似たような感覚を打ち切られるような作品でも味わうことができるとでも言いますか。

しかも大体、新連載1話目で見極めがつくことが多く、そういった意味では編集者より漫画を見る目があるんじゃないかと勘違いしてしまいます。

今週号からの新連載は『アクタージュ』。

ジャンルはジャンプでは珍しい演劇ですか。まだ読んでません・。・

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速攻で飽きちゃったお…

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マンガと漫画家を徹底解剖する小学館発行の「漫画家本」シリーズの第4弾『松本大洋本』(2017年12月27日発売)では、画業30周年を迎えた松本大洋先生を徹底特集。本書の目玉企画としては松本大洋先生がリスペクトする大友克洋先生とダウンタウンの松本人志さんとの対談2本を掲載。ロングインタビュー、全作品解説、設定資料や落書きの公開、未単行本化作品の掲載、セリフ集、論文(松本大洋論)、スペシャルゲストによる寄稿など、盛り沢山の225ページとなっています。

本書のあとがきでも言われているように、ゲストに参加している方々は”松本大洋好き”の面々で、自身の画集(ONE PIECE COLOR WALK 5~SHARK~)の対談相手に選んでもいる栄ちゃんはトリビュートイラストを寄稿しています。その他、このゲストコーナーは、小泉今日子さんは20代の頃の『鉄コン筋クリート』にまつわる思い出を、ピースの又吉さんは『Sunny』への想い入れを、大学の先輩で初代アシスタントでもあった永福一成先生は漫研時代からデビュー時のエピソードを寄稿している等、バラエティに富んだ内容となっています(通常は交流のある漫画家や出版社つながりの漫画家によるトリビュートイラスト企画メインになるところだと思います)。

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週刊少年ジャンプ2018年6号(1月4日発売)には、連載陣が絵柄を描き下ろしたジャンプ特製の花札「ジャンプ謹製花札2018」が付録として付いています。花札全48枚の1枚1枚が人気連載陣(14作品)の描き下ろしという豪華な付録です。私の場合、花札は小学生以来遊んだこと無いのですが、本号のジャンプには花札(花合わせ)の遊び方まで記載されていました。

花札は1月から12月までの月札が各4枚で構成されており、それぞれの月札は固有の花がモチーフになっています。あとは「役」の兼ね合いで、月札の4枚は五光、タネ、短冊、カスでそれぞれ絵柄が異なり、五光やタネ札は花鳥風月を取り入れたデザインになっています。「猪鹿蝶」とか「ススキに月」の絵柄が有名ですね。

ここでは元の花札のデザインとジャンプ謹製花札を並べて掲載しています。

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注)非売品です。

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