荘口アナ:(ローが)女性化しても自分でやってる
神谷:はい。びっくりしました。これてっきり別の人がやるんだろうなって。寧ろ、別の人にやって欲しいと思いました
荘口アナ:幼少期は俺やりたいって言ったのに笑
神谷:これは違うだろと思って
真弓:ははは笑
神谷:この登場回1ヶ月ぐらい前ですかね、「こういう話があるんですけど、神谷さん、相談なんですけど、やってくれませんか?」みたいな。「はあ?」みたいな。もちろん、やれって言われたことを、本当に日雇い労働者ですから
真弓:はは笑
神谷:お仕事いただけるだけで有り難いですから。呼ばれればどこにでも行って、喋れと言われれば喋りますよ。そういう仕事なんで、「やってください」と言われればやりますけども、「全く違うなと思ったらすぐに変えてくれ」と
荘口アナ:「替えてもいいです」と
神谷:もちろんですよ。「ワンピース」っていう作品のことを一番に考えた時に、合ってなかったら替えて欲しい、僕は思うタイプなんで、「本番やってちょっと違うなって思ったら女性キャストに替えても結構ですので、そういうことでお受けしてもいいですか?」って言ったら「わかりました」ってなったんですけど、全然、別の女性キャストも用意されておらず、普通にやらされて「OKです」って言われて。一応、女性っぽくやったんですよ、最初はね。高いキーを出して、絵に合った雰囲気で僕なりに頑張ってやったんですけど、「それはそれでいいんですけど、ちょっと違う感じでお願いしてもいいですか?」って言われて、来たダメ出しが「ちょっとお腹痛いみたいな感じでローが弱ってる雰囲気で芝居いただいてもいいですか」って言われてテストやって「そっちの方向で行きましょう」っていう風になったんで、絵とマッチしてる音ではなくて、あくまでローが弱ってる雰囲気でくださいという演出でした。なんで、結果あーなったんです
真弓:正しいと思います。人格が変わるわけではないので、よくそういう風に変えちゃう場合があるじゃない?私はそれは反対派なんですよ。年齢は変声期前と変声期後は変える必要があるのかなっていうのは分かるんですけど、人格が変わるわけじゃない時に役者を変えてしまうのは、私は反対派なんです。だって同じ人でしょっていう
神谷:そういう考え方もあるし、一応全力でやってみますと。心強かったのはベポ達もそのまんまやってくれてたんで、乗組員の連中もみんなやらされてましたから、よしっ!と
真弓:それが面白いのよね
荘口アナ:この間、1月19日「MBSアニメフェス」でお二人で(MBSが主催するアニメイベント「MBSアニメフェス2025」に「ワンピース」が予告なしのシークレット作品として登場)
真弓:そうなんですよ。MBS(毎日放送)のイベントで「ワンピース」って
荘口アナ:掟破りもそうとうじゃないですか
神谷:掟破りも甚だしいですよね
荘口アナ:どういうことでそうなったんですか?
真弓:びっくりしたんだけど、偶々、私がMBSの「ダンダダン」でそのイベントに呼ばれてる、神谷浩史「進撃の巨人」で呼ばれてる。あら?…神谷浩史と
神谷:ははは笑
荘口アナ:そこで「うん!」(ピコ太郎のPPAP風)って、くっつかないでしょ
真弓:ははは笑
神谷:そこは色んなね、思惑があったらしいですよ
真弓:でも、そうだったらしいよ。「ワンピース」がいいわけないと思ったら「いいよー」って
神谷:凄いことですよ。MBSアニメフェスっていうのは何年か前からやってるイベントなんですけど、MBSでやってるアニメだけじゃなくてアニメーション全体を応援していこうっていう意気込みがあって、そんな中で来てくださった皆さんに対してサプライズを必ず用意したいっていう気持ちがあって、何年か前からサプライズみたいなことをやっていく中で「ワンピース」、たぶん過去最大のサプライズだと思いますけどね
真弓:パンフレットに出てるんだけど、パンフレットは(開演前に)配らないんですって。終わった後に渡すみたいなことを聞いたよ
神谷:インタビューとか写真とかが載ってるパンフレットがあるんですけども、ネタバレになっちゃうんで
荘口アナ:お客さんも「えーー!!」っていう
神谷:…なってると思います。まだちょっと時系列的によく分かんない時空にいるんで我々w(※このラジオの録音はイベント前に行われた模様)
真弓:ははは笑
荘口アナ:そうなんですよね
真弓:いや〜、すごく盛り上がりましたよ笑
神谷:ははは笑。盛り上がってるの決まってますよ
荘口アナ:なんかお二人の生アフレコが行われたって聞いたんですけど、時空的には
神谷:やってます
真弓:そうなんですよ
荘口アナ:やるって、どのシーンをやるんですか?
神谷:皆さんもうご覧になってると思うんですけど、オリジナルのアニメーションを作ってくださって
真弓:作っちゃったんですよ、東映さん
神谷:意味分かんないでしょ
真弓:これのために作っちゃったんですよ。MBSのイベントなのに
荘口アナ:お二人の絡みが?
神谷:そうです。(MBSアニメフェスは)基本的にどの作品もその作品のダイジェストというか良いシーンをチョイスして、それを編集して、それを生で演じて、それにまつわるアーティストさんが出てきてっていうので一作品観ていただくんですけど、「ワンピース」はなんとオリジナルのアニメーション5分も作っちゃってビックリしちゃった
真弓:ビックリしちゃったね
【ラジオ情報】
— ONE PIECE スタッフ【公式】/ Official (@Eiichiro_Staff) February 23, 2025
毎週日曜深夜25:00からニッポン放送より
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第47回放送では
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◇ルフィ役 #田中真弓 さん
◇ロー役 #神谷浩史 さん
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荘口アナ:演っていくうちに、”黒ひげ”マーシャル・D・ティーチっていうキャラにどんどん魅力を感じていった?
明夫:そうですね、全くそうですね
荘口アナ:特にどういうところが自分の中で好き?
明夫:やっぱり悪役として描かれているんですけども、先ほども申し上げましたけども、海賊としてのアイデンティティが一番海賊らしいというか、海賊だろ?何がいけねぇんだ?っていう、そういう楽しさがどんどん増えていきましたね
荘口アナ:自分の目的を達成するためには何でもするぞっていう。大塚さんがどっかでインタビューで答えてましたけど、ねずみ男(※父・大塚周夫が『ゲゲゲの鬼太郎』で演じていた。自身は『妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』にて、ねずみ男を演じている)とかに近いところがあるんじゃねーかって
明夫:はい。メンタリティとして、ねずみ男が強くなった ねずみ男みたいな
大友:笑
荘口アナ:ねずみ男、実はめちゃくちゃ弱いですもんね、口だけで
明夫:卑怯じゃないですか。狡いし、騙すし。それは全く同じで、ただ強いっということで、あーいう風に膨らんでいくのかなみたいな、そんな感じがしてますよね
荘口アナ:今、ほぼ最強なんじゃないかってぐらい強くなってるじゃないですか
明夫:この間、トラファルガー・ローに「化け物め」って言われましたからね
荘口アナ:演ってても声の出し方とかは別に変わってない?
明夫:苦しくなってきましたね、歳とった分
荘口アナ:笑
明夫:こんなにやるんじゃなかったって思いますけどねw
荘口アナ:インフレが最高潮に達してきてますもんね
明夫:もう喉が痛いです
荘口アナ:(お便り)「私は黒ひげが好きです。初登場と四皇になった現在とでは立場がかなり違います。演じる上で何か意識されてますか?」
明夫:クザンを仲間にする時も「おれ達を繋いでるのは信義じゃねーよ、利害の一致だよ」っていうところでクザンは揺れるわけじゃないですか。そういう汚い、卑怯、乱暴とか、そういう酷いのを全部まとめて団子にしたみたいな奴なのに、言ってることに「そうだよね」っていう理があるっていうのが面白くて、それに尽きますね
荘口アナ:夢を語るよりリアルっちゃリアルですもんね
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◇ティーチ役 #大塚明夫 さん
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荘口アナ:(お便り)「1回出て、ちょっと間が空いて再登場。そういうキャラだと過去の自分の芝居とかを見直したりされているんですか?」
三石:えっと、ハンコックに関しては見直してないですね。あのー、アニメ以外にもゲームとかの収録がちょいちょい入ってたりするので。ただ、登場した時に割とがっつり深く長く出来たから、とりあえずちゃんとハンコック引き出しがあるのかなと思ってるんですけど
真弓:まだね、ボケてないの。こっちゃんは
三石:なにそれw
真弓:いやいや私達はそうとう分かんなくなっちゃうから
荘口アナ:真弓さんは何人分のキャラやったんですか?っていう
三石:キャラが多いから
真弓:今までのね。ほぼ一色の声でね
三石:笑。七色って言わないですか?w
真弓:(音源を)「聞かせて」って言うことあるのさ。ゲームなんかでさ、どんなだったか覚えてないから聞かせてって言って、聞かされると、なんだいつもと一緒じゃん…って自分で思う。なーんだ、もう聞かなくてもいいんだわって、最近はそう思う
荘口アナ:笑
真弓:そんな何色もないから。でも、一人称が違うとかはある。俺とか
荘口アナ:声優さんによっては七色どころか何十人とか変わる人が
真弓:いるよね。こっちゃんはどう?すっごい変えてる感じの役って
三石:私は…
真弓:あー、「忍たま」の山ぶ鬼(やまぶき)はちょっと違うね
三石:そうですね。ちっちゃな、ぷっくりした女の子で、可愛らしいんですよ
真弓:でも、いつも こっちゃんがやってる役からすると、まぁ、こんなこと言っちゃなんだけど、くしゃっとしてる笑
三石:ははは笑。まぁ、でも、くしゃっとした役をよくやってた時代に多分、山ぶ鬼で入ったんじゃないかなと思って
真弓:そっか
三石:で、作品が続いているので山ぶ鬼ちゃんが引き続き残ってるっていう。そういう現象だと思います
真弓:そっか。こっちゃんは、綺麗、美人な…
三石:いやいや
荘口アナ:ちょっと待ってください。綺麗、美人まで言われましたよ、ルフィから
三石:「…これが!告白!?」(ハンコックで)
真弓:何を見ても本当に綺麗。年の役をやるじゃないですか、お母さん役とか、もう綺麗。その年なりの美しさが。色々見てるんでね
三石:でもデビューは犬役を一年間やってたし、今はゾンビの役とかでずっと「う”ぅう”」って笑
真弓:こっちゃんもそんなのやるの?!
三石:やってますやってます
荘口アナ:ワンちゃんの役?
三石:新人の時、初めて褒められたのが犬の役ですw 「犬上手いね」って。「あ、犬飼ってるからですかね〜」って
真弓:ちょっとどんな感じ?
三石:「あん!あん!あん!くぅーん」(犬の鳴き声)
真弓:可愛い
三石:本当ですか。小型犬だったんですけど
真弓:そりゃそうね。大型犬になると男の人がやるのよね
荘口アナ:真弓さんはワンちゃんとかは?
真弓:ん?猿とか、豚とか
三石:ヤギとか
真弓:ヤギね。「メェー」とかやってるけど、でも豚多いのよ。「ニントーン!」って(「さすがの猿飛」の忍豚)
三石:あー!懐かしい
真弓:豚の遠吠えとかね。あと「ベイブ」とかね。割と豚が多い。豚と鳥系。カラスとかニワトリとか
三石:あー
真弓:「プロゴルファー猿」でさ、カラスの役ですって。カンクロウ。オーディション受けたら全部落ちちゃったんだけど呼ばれたの。そしたら「毎週ゴルフ場に飛んでるカラスです」って
三石:ははは笑
真弓:セリフは「カァ」しかなくて、「アァア!アァア!アァア!」ずっと。でも毎週、レギュラー。ゴルフ場絶対出てくるから
三石:カラス飛んでますもんね
荘口アナ:意識せずに観てました「プロゴルファー猿」
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◇ルフィ役 #田中真弓 さん
◇ハンコック役 #三石琴乃 さん
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