順位 | 作品 | 著者 / 出版社 |
1 | 進撃の巨人(1~14巻) | 諫山 創/講談社 |
2 | ONE PIECE(1~75巻) | 尾田栄一郎/集英社 |
3 | 銀の匙 Silver Spoon(1~12巻) | 荒川 弘/小学館 |
4 | ハイキュー!!(1~13巻) | 古舘春一/集英社 |
5 | 鬼灯の冷徹(1~16巻) | 江口夏実/講談社 |
『NARUTO』来夏に新作公開 ナルトの息子の物語
先月連載終了した人気漫画『NARUTO』の新作映画が来年8月に公開されることが6日、明らかになった。同日初日を迎えた最新劇場版『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』の終盤で告知映像が流れ、初日舞台あいさつで原作者の岸本斉史氏も発表した。
『NARUTO』は1999年9月より『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載がスタートし、今年11月10日に発売された同誌で完結したばかり。来年の短編連載は事前予告されていたが、映画公開はこの日が初解禁。来夏の新作は、原作の最終話700話で登場した主人公・うずまきナルトの息子、ボルトの物語となる。
新作の製作総指揮を務める岸本氏は「大変なことをしてしまった…。連載終わったのに全然休めていない」と苦笑い。「いま、ボルトと(サスケの娘)サラダが出る話を考えています。サクラもサスケも出る」と明言し「ボルトの必殺技を考えています」。ナルト役の竹内順子は「全くまったく想像できていない。でも楽しみです」と期待を寄せていた。
きょう初日を迎えた最新作は、原作の699話と700話の間を描いており、原作者自らがキャラクターデザイン・ストーリー総監修を担当。同作で“完結”とうたっていただけに新作はファンにとって朗報に。『ONE PIECE』を連載する盟友・尾田栄一郎氏も「NARUTO終わったって言ったじゃないか!!!まだあるのか!!楽しみにしてるぞ!!!」とコメントを寄せて祝った。
舞台あいさつにはそのほか、中村千絵(サクラ役)、日野聡(サイ役)、水樹奈々(ヒナタ役)、井上和彦(カカシ役)、福山潤(新キャラクター・トネリ役)、小林常夫監督が登壇した。
(オリコン)
香港:最新監視システムで初の逮捕者
一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA・桐畑敏春代表理事((株)ポニーキャニオン 代表取締役社長))に入った情報によると、香港の知的財産に関する捜査機関である香港税関は9月25日、サイバーロッカー(オンラインストレージ)を通じ、大量の著作物を権利者に無断でアップロードし送信できる状態にしていた香港・元朗(ユンロン/げんろう)区在住の無職男性(40歳)を逮捕しました。男性は、サイバーロッカー「bitshare」に「ONE PIECE―ワンピース―」(第659話)、「HERO」(第7話)など4作品を権利者に無断でアップロードし、交流サイト「HK Pub」でそのURLを紹介する方法で利用者に著作物をダウンロードさせることにより収益を得ていた疑いが持たれています。
今回の摘発では、香港税関が2013年初めに新設した電子犯罪調査センター(ECIC)と香港大学が共同で開発した監視システム「LMS1+」が初めて活用されました。「LMS1+」は、交流サイトにおける侵害行為を発見する自動監視システムで、キーワード検索のほか、疑わしいコンテンツを自動でダウンロードし、著作権侵害の疑いがある事例を香港税関に通報します。2014年初めに完成し、7月から導入され、今回初めての逮捕者に繋がりました。
逮捕された男性は、日本コンテンツを含む大量の漫画、映画、ドラマ等の作品をアップロードしており、逮捕されるまでの2カ月間で、1カ月あたり250~1,250米ドルを売り上げていたとみられ、香港税関が押収したコンピュータを解析するなど調べを進めています。
なお、今回の摘発に関しては、CODAが「IFACT」(MPA/モーション・ピクチャー・アソシエーションのアジア地区調査部門)を通じて、香港税関に日本コンテンツのオンライン侵害対策を要請していたものです。
これら一連のCODAの活動は、経済産業省委託事業の一環として行われました。
(CODAプレスリリース)