とにかく明るい安村:裸封印のR-1敗退を嘆く 「裸でやっておけば…」
お笑い芸人のとにかく明るい安村さんが11日、東京タワーフットタウン(東京都港区)のテーマパーク「東京ワンピースタワー」で行われたイベントに登場。6日に行われた“ピン芸人日本一”を決める「R-1ぐらんぷり2016」の決勝戦に、帽子とパンツのみで臨んだハリウッドザコシショウさんが優勝を飾ったことから、安村さんは「ボクは裸を封印し、服を着てネタをやったんですけど、まさか決勝戦に裸(の芸人)が2人もいて……。ボクも裸でやっておけばよかった」と嘆いた。
「東京ワンピースタワー」は、尾田栄一郎さんの人気マンガが原作のアニメ「ONE PIECE(ワンピース)」をモチーフにした大型テーマパーク。東京タワーに広がる海賊にあこがれる島民の住む島「トンガリ島」で、麦わらの一味と冒険を楽しめるというコンセプトになっている。
この日は、パークの各所に不思議な写真が撮れる「トリックフォト」を設置し、来場者が楽しむイベント「トリックフォト in 東京ワンピースタワー」のオープニング。お笑いコンビ「品川庄司」の品川祐さん、庄司智春さんとともにトリックフォトを満喫した安村さんは「次は子供と一緒に、服を着て来たい」と語っていた。
(まんたんウェブ)
ガンダム・ワンピース…NHK「花は咲く」歴代アニメスター版制作 山寺&水樹歌う
NHKは4日、東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」のアニメスター・バージョンを制作したことを発表した。日本のアニメーション史に残る新旧名作38作品のヒーロー、ヒロインたちが復興への願いを込めて次々と登場。映像に乗せ、声優の山寺宏一と水樹奈々がデュエットで歌唱する。総合で12日午後11時40分から随時放送される。
山寺は「この名曲を歌わせていただけることを心からうれしく思います。世代を超え、復興への思いがずっと続きますように」、水樹は「東日本大震災直後、私のラジオ番組あてに届いた『子どもたちがラジオから流れたアニメソングで笑顔になりました』というメッセージに、自分にできることを全力でと常に考えていました。どんな時でも前を向いて、最大級の勇気を持って進んでいくヒーロー・ヒロインたちと共に、私も想いを込めて歌わせていただきます」とコメントを寄せた。
同曲の作曲家で、新たなアレンジを施した菅野よう子は「たくさんのクリエイターさんのご協力を得て、この企画は一年かけて形になりました。創造する力が、復興を後押しすることにつながればいいなと願っています」。映像の構成・演出を担当した針生悠伺氏は「作品が垣根を越えて一つにつながることで、より大きな力が生まれることを実感しました。集まった作品のエールが、一人でも多くの人々に届いてほしいと思います」と願いを込めた。
参加アニメーション作品は以下のとおり。
「赤毛のアン」「AKIRA」「あしたのジョー2」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「宇宙戦艦ヤマト」「うる星やつら」「科学忍者隊ガッチャマン」「機動戦士ガンダム」「巨人の星」「クレヨンしんちゃん」「けいおん!」「劇場版ポケットモンスター」「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 2.0」「サスケ」「ジャングル大帝」「進撃の巨人」「新世紀エヴァンゲリオン」「009 RE:CYBORG」「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」「ちびまる子ちゃん」「鉄腕アトム」「ドラえもん」「ドラゴンボール改」「NARUTO -ナルト- 疾風伝」「忍たま乱太郎」「鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMIST」「火の鳥」「ふしぎの海のナディア」「ふたりはプリキュア」「フランダースの犬」「魔法の天使 クリィミーマミ」「未来少年コナン」「名探偵コナン」「妖怪ウォッチ」「ラブライブ!」「ルパン三世 カリオストロの城」「ONE PIECE」(50音順)
(オリコン)
NHK総合「花は咲く~アニメスター・バージョン~」
初回放送:2016年3月12日(土) 23:40~23:45
富野監督、衰えぬ創作意欲「尾田栄一郎に憧れる」香川でガンダム一挙上映
アニメ「機動戦士ガンダム」の富野由悠季監督が2月20日、さぬき映画祭2016に登場。「劇場版 機動戦士ガンダム一挙上映」にあわせて香川入りし、映画祭ディレクターの本広克行監督とトークショーを行った。まだまだ創作意欲は衰えず。「ワンピースの尾田栄一郎に憧れる。あんなに次々ストーリーを展開させて……」と冗談めかせた。
30代でガンダムを生み出し、74歳の現在まで日本アニメに刺激を与え続ける巨匠。体力を基礎学力でカバーし、さらなる新作へ「じいちゃん、がんばります!」と力を込めた。満員の観客が激励の拍手を送ると「まだ成果が出てないのに拍手するな!」とさえぎり、富野節にファン大喜び。
この日はイオンシネマ高松東で「機動戦士ガンダムI」「機動戦士ガンダムII 哀・戦士編」「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙(そら)編」が連続上映。公開から約35年、語り継がれる傑作アニメ三部作が香川のスクリーンによみがえった。
富野監督もファンとともに鑑賞し「これを編集したディレクターがいるんですね。若かりし頃の僕です」と自画自賛。一方で「機動戦士ガンダムI」に触れ「ラストの戦争シーンはいらないな。なんとか切る方法はないもんか」と笑いを誘った。
本広監督はさぬき映画祭にこころよく参加してくれた大先輩に感謝しきり。うどんも食べてご満悦の富野監督に対し「来年はイデオンをやらせてほしい」とアピールしていた。
(映画.com)
狩野英孝、騒動後初イベントで自虐「ロンハー忘れて」
お笑い芸人の狩野英孝(33)が14日、東京・サンストリート亀戸で行われたお笑いイベント『サンストお笑いフェスタVol.18』にゲスト出演。元レースクイーンでモデルの加藤紗里(25)との交際宣言後初めてのイベントでおなじみの白のスーツで登場した狩野は「お待たせ!」と笑顔を見せた。
同イベントは施設の都合上、撮影および取材が一切禁止。観客によると、狩野は冒頭で「いろいろとお騒がせしてます」と詫びたうえで「元気がないんで、40%の力で…というのはウソで、ここに来てくださった皆さん、呼んでくださった“スタッフー”のために一生懸命頑張りたい」とあいさつしたという。
今月9日には、加藤とツーショットでテレビ朝日系『ロンドンハーツ』(毎週火曜 後9:00)に出演した狩野は「僕のことを『ロンドンハーツ』で見たことがある方?」と観客に問いかけ、多くが挙手すると「皆さん忘れてもらっていいですか?」と騒動を笑いに変える一幕も。さらに「わざわざ、皆さん来てくださったので、ぜひ撮ってください」と撮影タイムも設けるなど、約30分にわたってサービス精神満点だったという。
ライブを見に来ていた都内在住の20代女性は「狩野さんが自分の年齢を33歳だと言っていて、意外と若いなと思った。これからも頑張ってほしい」と話し、都内在住の30代男性は「ワンピースのロロノア・ゾロのモノマネをしていたが、思った以上に上手で笑った。元気そうで良かった」と安心した様子だった。
(オリコン)
喫煙シーンのある映画「成人指定に」WHOが勧告 「表現の自由」の侵害ではないか?
世界保健機関(WHO)は2月1日、「喫煙シーンが含まれる映画やドラマは、若者を喫煙に誘導する効果が高い」と指摘する報告書を発表し、「成人向け」に指定する措置をとるよう、各国政府に勧告した。
WHOは、登場人物や役者の行動に影響されやすい若者が、まねして喫煙を始めるケースが多いと指摘している。また、アメリカでは、新たに喫煙者となった青少年のうち、映画やドラマが直接的なきっかけとなって吸い始めた人の割合が37%にのぼるとの調査結果を紹介している。
もし今後、日本がWHOの勧告にしたがって、映画やドラマに対する規制を設けた場合、「表現の自由」の観点から問題はないのだろうか。憲法問題に詳しい作花知志弁護士に聞いた。
●「必要最小限度の制約」といえるのか
「WHOの勧告は、それ自体に法的拘束力があるわけではありません。ただ、私は、国際条約組織による勧告は、条約締約国の国内法の解釈に事実上の影響を与える存在だと考えています。それをふまえて、この問題を考えたいと思います」
作花弁護士はこのように前置きした上で、解説を始めた。
「仮に、日本政府が、WHOの勧告を受けて、喫煙シーンが含まれる映画やドラマを『成人向け』に指定する措置をとったとします。それは当然、映画やドラマを発表する『表現の自由』(憲法21条)に対する制約であり、憲法に違反しないかどうかが問題となります。
表現の自由は民主制の基盤を支える人権です。それに対する制約は(1)規制の目的と(2)規制の手段について、それぞれ厳格な審査がされなければなりません。
規制目的に合理性がなく、手段が目的達成のために必要最小限度であると言えない場合は、規制は人権侵害として憲法違反になります。
今回のケースでみると、(1)規制目的については、未成年者の健康保護にあり、合理性は肯定されるかもしれません。
ただ、(2)規制手段が必要最小限か、という点が問題だと考えます。
そもそも、WHOの根拠とする『登場人物や役者の行動に影響されやすい若者が、まねして喫煙を始めるケースが多い』という点は、どのような科学的根拠があるのかが問題です。
仮にそのような関係にあるとしても、たとえば、喫煙シーンのある映画やドラマについては、喫煙の危険性を伝えるメッセージを冒頭で流すなどすれば、表現そのものを制限しなくても未成年者の健康を保護するという目的を実現できるのではないかと考えられるからです。
こうしたことから考えると、今回の勧告に沿った規制が日本で実施された場合、憲法違反と判断される可能性はあると思います」
●子どもの「知る権利」も制約することになる
「さらに、映画やドラマの制作者など、『発表する側』の表現の自由だけでなく、それを見る未成年者の『知る権利』に対する制限にもあたる可能性があります。
未成年者は感受性が強く、影響を受けやすいという面はあります。そのため、性的な表現や暴力的な表現については、『R-15』(15歳未満禁止)、『R-18』(18歳未満禁止)などのレイティングが定められています」
ただ、「R-15」「R-18」は、業界が定めた自主的な基準だ。業界が自主的に規制を設けている場合でも、憲法問題になるのだろうか。
「いいえ、憲法は、原則として『国』と『国民』の関係を定めた法です。業界がレイティングを定めているからといって、未成年者は当然に『知る権利の侵害だ』と主張できるわけではありません。
一方で、国が法律で規制したとしたら、やはり『表現の自由』の観点から問題となるでしょう。
性的な表現や暴力的な表現は、一度見てしまうと、その影響を取り除くことが難しいといった側面があります。一方で、喫煙シーンは、さきほど述べたように、喫煙の危険性を伝えるメッセージなどを流すことで、その影響を抑えることができる可能性があります。
喫煙シーンのある映画について、国が年齢規制を設けた場合、子どもの『知る権利』に対する必要最小限の規制と言えず、憲法違反と判断される可能性があると思います」
(弁護士ドットコム)