LOGPIECE(ワンピースブログ)〜シャボンディ諸島より配信中〜 【最新話】 ナチュラル・ボーン・デストロイヤー 【第866・867・868・869話】
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第866話 「NATURAL BORN DESTROYER」
第867話 「HAPPY BIRTHDAY」
第868話 「KXランチャー」
第869話 「籠城」

TOPICS
・美しき海賊団の正体
・ナチュラル・ボーン・デストロイヤー
・エルバフの人達
・カルメルの正体
・シュトロイゼンという男
・悪魔の実の伝達条件
・籠城


・美しき海賊団の正体

短期集中表紙連載第23弾「押し掛け麦わら大船団物語」のキャベンディッシュ編にて、キャベンディッシュが海賊になった経緯が明らかになりました。元々、キャベンディッシュはブルジョア王国の王子でしたが、人気がありすぎて国内の年頃の娘が誰1人結婚しないという問題が発生。この国家存亡の危機の原因であるキャベンディッシュは国外追放を受けたとのこと(笑)。この時に74人の部下を引き連れて国を出ており、キャベンディッシュを含めるとちょうど美しき海賊団の構成人数となることから、国外追放された元王子のキャベンディッシュ一行はそのまま海賊団に成り下がった模様です。なお、国を出たキャベンディッシュを追って海賊団となり、追っかけみたいなことをやっているブルジョア王国の娘達も多数いるようですw



・ナチュラル・ボーン・デストロイヤー
866話
63年前のエルバフの話。ビッグ・マムことシャーロット・リンリンは5歳の時に親にエルバフに置き去りにされたのでした。リンリンが捨てられた理由は人間なのに巨人族のように体が大きくて両親の手に負えないからという訳ではなく、生まれながらの驚異的な破壊力によるもので、それが原因で大きな被害を出しリンリンは国外追放されたのでした。置き去りの地にエルバフが選ばれたのは、両親がこの地にいる「聖母(マザー)」ことシスター・カルメルを頼ってのことだったようです。

この地でカルメルは親に捨てられた子供達を受け入れる「羊の家」という施設を開いており、ほどなくリンリンは「羊の家」に迎い入れられるのでした。「羊の家」で暮らし始めると、驚異的な破壊力を持ち合わせたリンリンの5歳の無邪気さゆえの凶悪性を周囲の者達は徐々に理解し始めるのでした。しかし、そのリンリンの一面はまだ序の口。「羊の家」の子供達やエルバフの巨人達はリンリンを優しく受け入れたのですが、彼女の食への異常な執着(食いわずらい)については知る由もなく・・・↓こんな大惨事に。

866話
これが5歳児の所業(笑)。これと似たようなことをやって国外追放されたのでしょうね。

865話
ちなみに、リンリンがこの時食いわずらいを起こした原因の「セムラ」はスウェーデンのシュークリームのような見た目の菓子パンで、昔は厳冬から春の訪れを祝う復活祭の断食に入る前にカロリーを蓄える目的で食べる風習があったのだとか。エルバフの村でも同じような風習としてセムラが登場していますが、リンリンは断食中に食いわずらいを起こしてしまったのでした。

866話
リンリンがやらかしたことについにキレてしまったエルバフの偉い人(ヨルル)。
リンリンを殺しにかかるのですが・・・



エルバフの鍛えられた巨剣をドーン!w


867話
ええええええええww 
リンリンは反撃に転じて脳天直下の一本背負いをぶちかまし、それが致命傷となってエルバフの英雄ヨルルは死亡。その場はカルメルが収めましたが、リンリンとカルメルはエルバフから出て行かざるを得なくなるのでした。

エルバフを出たカルメルは新地に新しい「羊の家」を建て、エルバフから一緒についてきた子供達と以前と変わらない暮らしを始めます。そんなある日、リンリンの6歳の誕生日会が行われました。子供達はリンリンの誕生日をリンリンの好物であるセムラで祝い、リンリンは積み上げられたセムラのバースデーケーキを夢中で食べるのですが・・・

867話

ケーキを食べ終えて満足したリンリンの前には誰もいなくなっており、視界にあるのはリンリンが思わず食べてしまった机や椅子の残骸と、みんなの破れた衣服・・・

867話


ホラーだよ!w


ビッグ・マムの初登場シーンではビッグ・マムが部下をバリバリ食べてましたけど、無意識でカルメルと羊の家の子供達を食べてしまうとは。夢中になりすぎて、あと涙で前が見ないからと言って、なぜこんな酷いことにw しかも状況からして、大人になれば自分が仕出かしたことにいくらなんでも気づくでしょうに。

したがって、ビッグ・マムはアホな子というよりはリアルに知的障害を持つキャラクターと言えそうです。そう考えると、食いわずらいという癇癪を持っているのも納得できます。ビッグ・マムは様々な種族が同じ目線で暮らすという夢のために人体の巨大化研究に投資していたわけですが、この夢は元はと言えばカルメルが「差別が無い」という意味で使った「同じ目線」という言葉を勘違いしていることも明らかになっています。このキャラクター設定を知ると、ビッグ・マムの見方がちょっと変わるのですが、ヤバイ奴ってことには変わりないわけでして。

この惨劇は、たまたま現場で目撃したとあるエルバフの戦士によりエルバフ及び全巨人族の耳に届き、エルバフの村の破壊、巨人族の英雄への侮辱に加えて、巨人族の聖母(カルメル)の殺害がついて、巨人族のリンリンへの嫌悪は決定的なものになるのでした。これがビッグ・マムが全巨人族から嫌われている理由でした。



・エルバフの人達
63年前のエルバフの村にいた名前付きのキャラクターについてメモ代わりに書き留めておきます。今後、登場するキャラクターもいるかもしれません。


山ひげのヤルル(345歳)と滝ひげのヨルル(344歳)。元巨兵海賊団船長。ヨルルはリンリンに敗れて死亡。左上のコマにいるライディーンは129話の回想に登場しているキャラクターと同一人物で、元巨兵海賊団の船員だと思われます。

129話
102年前の巨兵海賊団


ゲルズ。リンリンと仲良くしていた巨人族の少女。このコマのリンリンの顔w


エイリ(右)。登場したの2コマで後ろ姿のみ。体に止まっていた蚊をリンリンが叩き、大ケガを追う。回想中の10ヵ月後でも姿を現していない。エイリ君かわいそうw

オイモカーシーハイルディンの63年前の姿も描かれています。また名前だけですが、この年にエルバフの王子ロキが誕生しており、村ではロードゴールドバーグが誕生しています。



・カルメルの正体

今から100年前、船長を失い油断した巨兵海賊団の残党が海軍に捕まり、公開処刑されようとした時、通りすがりのシスターが説教で場を収め、巨人族を救出します。それが若き日のカルメル(43歳)でした。カルメルはやがて「聖母(マザー)」と呼ばれるようになり、巨人族の信頼を得て、行くあてを失った子供達を受け入れる施設「羊の家」をエルバフに作ります。

「羊の家」はいかなる問題児も「聖母」の奇跡のチカラで更生し、良き里親にめぐり会うと評判でしたが、その実体は政府に人材を斡旋することを目的とした養護施設。カルメルの正体はシスターではなく、身なし子売り稼業50年のババアなのでした。



そもそも100年前の奇跡も、エルバフとのパイプを作るために海軍と口裏を合わせて行ったものでさり、海軍初の巨人の海兵ジュン・ジャイアントが誕生したのもカルメルの功績だと言います。身なし子が諜報部員にうってつけということでCP0と取り引きをしていたようです。結局カルメルの正体は最後までバレることはなく、この設定は本編とはなんら関わりがないように見えるのですが、今後「羊の家」出身のCP0が登場したりするのでしょうか。と言っても、63年前までの話ですから、いたとしても結構な歳ですよね。



・シュトロイゼンという男

リンリンの誕生日の惨劇を目撃した人物がもう1人。現ビッグ・マム海賊団の料理長シュトロイゼンです。あの状況を目撃した巨人族が青ざめてその場を立ち去ったのに対し、彼はリンリンに興味を持ち、声をかけるのでした。この2人からビッグ・マム海賊団が始まったとは意外です。

ちなみに、シュトロイゼンはあらゆる物を食材に変える”ククククの実”の能力者であることが明らかになっています。Cook(クック)からのククですかね(笑)。この能力で実はカルメル達を食材に変えたという線も一応考えられます。そうだとすると、リンリンが全く気づかずに机や人間を食べてしまい、さらに返り血を浴びていないということに整合性が生まれます。ただし、他に目撃者がいますし、事件を目撃したシュトロイゼンの「あんな怪物見た事ねェ」という感想が出るのは、やはりリンリンがナチュラルに人を食べたという信じ難い光景からでしょう。

シュトロイゼンのあらゆる物を食材に変える”ククククの実”の能力は、食いわずらいを持っているビッグ・マムと一緒に行動を共にする上で有用な能力だったと考えられます。



・悪魔の実の伝達条件


リンリンによって火の海に飲まれたエルバルの村をカルメルは自身の能力によって救っています。その方法とは自身の”魂”を火事の炎に与えて従わせるという…つまりは”ソルソルの実”ですね。これは黒ひげ海賊団が行っている能力者狩りの重要なヒントだと思われます。

リンリンは”ソルソルの実”の能力者であるカルメルを食べて、”ソルソルの実”の能力を引き継いでいます。同じ能力者は二人存在できないため、能力を引き継ぐ時点では先代の能力者は死んでいることになります。すなわち、能力を受け継ぐ条件としては能力者の屍肉を食べることになるのでしょうか。屍肉ではなく血でもいいのかもしれません。



・籠城
63年前の回想から戻り、ビッグ・マムに発射されたKXランチャー。しかし、皮膚に刺さるどころか、ビッグ・マムの咆哮により空中分解。


作戦失敗でーーす(笑)


一同は作戦失敗により撤退しようとするも、撤退用の鏡もまたビッグ・マムの咆哮によって割れてしまい、ビッグ・マム海賊団に取り囲まれて四面楚歌。

868話
そんな大ピンチに現れたのはベッジが変身した巨城「大頭目(ビッグ・ファーザー)」。動く城というか、巨大ロボットという感じでルフィとチョッパーは大興奮。ともかく、籠城戦の始まりです。

ルフィ達が城に乗り込む一幕では、ナミを抱っこしているサンジを見てプリンが動揺している様子が描かれており、今後のプリンの動向も気になるところです。ちなみに、救出されたジェルマ達もベッジの城に乗り込んでいます。

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