LOGPIECE(ワンピースブログ)〜シャボンディ諸島より配信中〜 【最新話】 イムの記憶 【第1180・1181話】
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第1180話「魔気(オーメン)」
第1181話「神と悪魔」

TOPICS
・神と悪魔
・支配の能力


・神と悪魔
前回イム本体が能力で変身した姿でエルバフに現れています。

1179話

明かされたイムの能力名は「アクマの実」で、どうやらこれがワンピース世界の悪魔の姿みたいです。

前回、姿を現した後に確認することができなかった背中の翼も本話(1180話)ではっきりと確認することができます。翼の形状(羽根・天使の翼)と色(黒)は、褐色の肌と白髪と合わせて、ルナーリア族に共通しているのがやはり興味深い点です。

さらに、イムが体に纏っている「黒い炎」(ロキやジンベエが形容している)は”魔気(オーメン)”と呼ばれる、イムの能力の根源的な力で、「炎」のような見た目はこれまたルナーリア族に共通しており偶然の一致とは考えにくいです。

今では希少種族のルナーリア族がレッドラインの頂上に住んでいたのはマリージョアができる(約800年前)よりずっと昔のことであり、ルナーリア族の国は「神の国」と呼ばれていました(1023話)。そして、この国は滅び、後に神を自称する天竜人がマリージョアに住むことになります。

ワンピース世界の「悪魔」のような姿をしたルナーリア族が「神」と呼ばれており、本話(1181話)では、イムが「”神”と”悪魔”の何が違う?」と発言しているのは注目すべき点です。

また、ベガパンクの仮説では悪魔の実は「誰かが望んだ「人の進化」の”可能性”」であり(1069話)、幻獣と呼ばれるものについては能力者か人工的に作られたものしか登場していません。

つまり、幻獣はワンピース世界の人々の想像の産物であり、ワンピース世界の「悪魔」のイメージはルナーリア族が由来になっている可能性が考えられます。

逆にルナーリア族と共通していないのは、体の模様と尻尾と頭のツノです。

頭のツノと翼の特徴から、宝樹アダムの壁画に描かれている怪物(1138話)はイムの悪魔の姿と考えて間違いなさそうです。

1138話

エルバフに伝わる神典(ハーレイ)(1138話)の中には「(禁断の)太陽」がキーワードとして何度も登場しており、壁画の怪物(イム)が手に持っている「太陽」のようなものが「太陽」の実体のように見えるわけですが、今考えると、壁画の怪物(イム)が手に持っているのは魔気(オーメン)なのかもしれません。

イムの背中のリング状のもの魔気(オーメン)ですので、これを表しているのではないでしょうか。そうなると、壁画に描かれている「太陽」はケサランパサランあるいは金平糖のような物体のことなのでしょうか。人々がこれを取り扱っているような描写もありますが、結局のところよく分かりません。

1138話



・支配の能力
”悪魔”のイムが取り扱う力「魔気(オーメン)」は万能な力で、空を飛ぶこともできれば、爆発させたり、斬撃を飛ばしたり、防御の盾としたり、剣となったり、人に与えることも出来ます。

名前の由来は悪魔の子ダミアンを描いたホラー映画「オーメン」でしょう。

イム曰く、魔気(オーメン)は「万物に潜む力」「神の力」だとして、「堕落」「契約」「魔気(ちから)」を三位一体として「支配」と呼ぶのだと言います。

「堕落」は”黒転支配(ドミ・リバーシ)”を表しており、「契約」は”浅海契約”やら”深海契約”を表しているようです。そして、それを可能にするのが魔気(オーメン)だというわけです。

つまり、イムの能力を一言で表すと「支配」の能力です。

これに対してロキは”悪魔の契約”だろと一蹴しています。

ここでのロキとイムの問答が本話(1181話)のポイントとなっており、ロキが続けて「おれは誰にも支配されねェ!!!」と言うと、イムの琴線に触れたらしく、イムが感情を露わにしています。


イム:「支配」こそが…世の幸福である…!!

(ーーそうだろう?)

イム:そうだろう!!? ジョイボ〜〜イ!!!


ここの「そうだろう?」という問いは、本話(1181話)では14年前のアウルスト城事件の際のハラルドの発言「大切なのは「エルバフ」の未来だ…!!! そうだろう!!?」(1169話)との対比のような演出になっています。

ハラルドが「そうだろう?」と問いかけた相手はロキですが、イムが問いかけた相手はロキではなくジョイボーイでした。

この問いかけは、過去にイムがジョイボーイに対して言ったものだと考えられ、回想カットが挿入されています。



回想カットのシルエットの手前の人物が麦わら帽子を被ったジョイボーイで、奥の人物がイムなのでしょうか。それともジョイボーイと別の誰かを見ているイムの視点なのでしょうか。

前者であれば、ジョイボーイとイムはかつては談笑するほどの仲であったことになり、後者であれば、イムの問いかけをジョイボーイらが嘲笑っているというように受け取れます。

ともかく、ロキの「おれは誰にも支配されねェ!!!」という発言がこのイムの記憶を呼び起こしたはずですから、ジョイボーイもまた同じような発言をしていたのだろうと考えられます。

ここで思い起こされるのが507話のルフィの発言「支配なんかしねェよ この海で一番自由な奴が海賊王だ」です。ジョイボーイは海賊だったそうですが、ルフィもまた同じ考えだということです。

この信念が、ロキとルフィに”黒転支配(ドミ・リバーシ)”が通じなかった理由である可能性はあります(1178話)。同じ理由で、ジョイボーイにも通じなかったはずです。

「支配」こそが…世の幸福である」と考えるイムは「ムーの世界はまだ未完成である」(1178話)とも言っています。それは、ルフィやロキのような支配に屈しない者達がいるからとも受け取ることができるでしょう。

再びニーズホッグに変身したロキ(ニカと同じようにニーズホッグに変身するとかなり体力を消耗する模様)の雷撃を魔気(オーメン)で受け切ったイムは「帰って来たな…」と不敵な笑みを浮かべています。

この発言は、イムがかつて経験した戦いの場にイム自身が「帰って来た」という意味でしょうか。イムは長い間、マリージョアを出て戦うようなことはなかったでしょうから(実際、身体的にリスクがあるらしい)。その戦いとは宝樹アダムの壁画(1138話)にも描かれている巨大な戦いですね。

そうなるとニーズホッグは800年前の巨大な戦いに参戦していたと考えられ、エルバフの伝承がたった数代前の歴史ということになって腑に落ちないことになるのですが・・・。

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