LOGPIECE(ワンピースブログ)〜シャボンディ諸島より配信中〜 【最新話】 タイムスリップ忠臣蔵 【第919・920話】
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第919話「おでん城跡」
第920話「おでんが好き」

TOPICS
・20Y
・赤鞘九人男と日和
・光月おでんという男
・モモの助と鬼退治


・20Y
←べん!w  919話
ワノ国に入って以来、お馴染みの「ドン!」や「バン!」といった効果音は三味線の音を思わせる「べん!」になっていたわけですが、このギャグのために錦えもんはお腹を下したようですw

ともあれ、お玉と別れ、おでん城(九里城)跡地にやって来たルフィは、錦えもんモモの助、入国の際に逸れていたナミサンジらと合流します(ちなみに、ルフィと一緒に移動していたはずのゾロは迷子になって別の町へ。このまま行くと、どうやらカイドウの工場に行き着きそうな感じです)。そして、前回出てきた錦えもんらの墓の件に答えるように、錦えもんは真相を語り始めるのでした。なお、お菊はやはり光月家の家臣であることが判明しています。

918話

実は我々!! 20年前の「ワノ国」より時を超えてやってきたのでござる!!!


遡ること20年前、光月おでんが「花の都」にて処刑されます。818話の錦えもんの話では、おでんは家臣全員の命を守り最期を遂げたとあり、この時点で錦えもんら光月家の家臣は窮地にあったことが窺えます。おでんの最期を目の当たりにした後、錦えもんらは無我夢中でおでん城に逃走したものの、既に城はカイドウの手により燃えていたとのこと。

920話
家臣らが城に入ると、城内にはモモの助、妹の日和(ひより)、二人の母の光月トキが残っていました。本来はここで光月家が家臣もろとも滅ぼされていたところですが、おでんの奥方である、このトキによって錦えもん達の命運は大きく変わることになります。

実はトキは未来に行くことができる”トキトキの実”の能力者であり、その能力によって遠い過去から来た人物だったようです。ワンピースの女性キャラクターには鳥の名前が付くことが多いわけですが、朱鷺(とき)で時(とき)というわけです。”トキトキ”の能力の詳細は不明ですが、この能力によって錦えもん達は20年後のワノ国にタイムスリップすることになります。

なぜ「20年後」なのかは分かりません。これも能力の制限によるところと考えるのが無難でしょうか。

トキ自身はここ(おでんに出会ったこの時代)が旅の終着点だと言い、未来には行かず死を選んだのでした。トキの人生も気になるところです。なお、トキは燃える城の前で次のような言葉(919話)を残して亡くなったようです。

月は夜明けを知らぬ君
叶わばその一念は二十年を編む月夜に九つの影を落とし
まばゆき夜明けを知る君と成る


この言葉をオロチ将軍(オロチの一族は黒炭家と判明しています)は「20年後の月夜にこの恨み晴らすべく九人の侍達が化けて出て貴様を殺しワノ国を開国する」(919話)と解釈し、恐れているのだとか。確かにそのように解釈できそうでして、「開国」を「夜明け」に喩えていることは注目に値します(【原作ネタ】 未回収伏線・謎のまとめ~ゾウ編~)。また、20年後の光月家の復讐を示すこのトキの最期の言葉は、親光月家、反オロチ・カイドウの人々に希望を与えたようで、復讐の時、光月家と共に戦う意思のある者は足首に月の印を彫っており、その時を密かに待っていたのでした。

その後、お菊は敵側の調査のためにワノ国に残り、錦えもん達は知っての通り同志を募るために旅に出ることになります。ワノ国を出国した時点で錦えもん達は追われる形となり、オロチの軍勢は錦えもんやモモの助を名指して捕まえようとしていたものの、完全にはこの事態を信じてはいなかった模様です。



・赤鞘九人男と日和
先のトキの最期の言葉には「九つの影」が出てきます。これは将軍オロチにより九人の侍と解釈されているわけですが、どうやらこれは光月家の”赤鞘九人男(あかざやくにんおとこ)”と呼ばれる侍達のことを指しているようです。ただし、この九人の侍については謎があります。

まず、錦えもんが言うには(919話)、自分とモモの助、お菊、カン十郎、雷ぞうの5名がトキの能力によって20年後にタイムスリップしたという話です。そして、未来に着いた錦えもんらが出会った味方、”希美(きび)”の旗本・地武えもんはトキの最期の言葉を信じた理由として、モモの助に話しかける形で「あなた方”赤鞘九人男”の遺体は一体たりとも確認されませんでした」(920話)と言っています。跡取りのモモの助も”赤鞘九人男”に含まれるのでしょうか。

また、イヌアラシとネコマムシは光月おでんの家臣であり(820話)、おでん処刑後にいがみ合っていた二人は城へ逃走する途中、オロチの手の者によって捕まったという話です(920話)。やはり二人が抗争状態にあったのはおでん処刑が関係しているようですが、ともかく、二人はその後何らかの手段でワノ国を脱出したはずで、昔、二人がゾウに瀕死状態で長い旅から帰って来た、しかも抗争状態で、という話につながってきます(819話)。

?年前-「ゾウ」から海に出る ※二人は大親友

?年前- ワノ国「九里」の海岸に漂着、おでんに助けられる(920話)

?年前- 光月おでんの従者として白ひげ海賊団の船に同乗(820話)

?年前- ロジャー海賊団にスカウトされた光月おでんに追従(820話)
↓ (28)-25年前- ロジャー海賊団の最後の航海に同行、ただしラフテルには同行せず

20年前- 光月おでんが処刑される(817話、920話)※二人がいがみ合うきっかけ
20年前- 逃走の途中、オロチの手の者に捕まる(920話)

?年前- 瀕死の状態で「ゾウ」に帰る(819話)※この時点で抗争状態

現在- 錦えもんら光月家の者達と再会

ここまででモモの助を入れれば7人です。

さらに、20年前の回想シーンではもう一人の家臣の姿も見えます。

920話
920話

三度笠を被った雷ぞうと同じような体型の人物です。ここで気になるのは、この人物は未来にタイムスリップしていないということです。なぜなら、錦えもんは自分を含めて5人が過去から来たと話しており、実際、タイムスリップした後の回想シーンではその5人の姿しか見えません。

それも当然といえば当然で、主のおでんの奥方が居残る状況で家臣が一人も側に付いていないということになれば義理が通りません。また、トキの娘の日和(ひより)もタイムスリップしていないと考えられます。なぜなら、未来に日和の姿がないのはもちろん、トキが錦えもんらを未来に送る際、「モモの助を頼みました」(920話)と発言しているからです。

では、日和は母のトキと一緒の20年前に死んだのかというとそういうことでもなさそうです。モモの助は「母上も殺された」「カイドウは親の仇」(819話)だと言いますが、これまでに妹の話は出てきませんでした。この状況から察するに、もう一人の家臣は日和を守るために残ったのではないかと考えられます。しかも、火攻めを受けている状況下で日和一人程度なら連れて脱出できる手段(あるいは能力)を持った家臣がその任務に抜擢されたのではなかろうかと。日和は8歳のモモの助よりも幼く、女の子ということで錦えもんらの任務に同行するのは厳しいという判断でしょう。

631話
ちなみに、扉絵連載の世界の甲板からVol.16「双子岬」ではクロッカスと酒を飲む謎の人物が描かれており、この伏線はまだ回収されていません。おでんと共にロジャーの船に乗ったイヌアラシとネコマムシはクロッカスと面識がある一方、錦えもん、カン十郎、雷ぞうは船には乗っていないという話でしたが(820話)、もう他の家臣については不明です。見た目は三度笠ぐらいしか共通点がないわけですが、未来にタイムスリップしなかったもう一人の家臣という可能性は無きにしも非ずです。

日和については、タイムスリップせずに残って生きているとすれば、20年経っていますから24、5歳の年頃の女性になっていることになります。モモの助よりも随分年上になっているわけです。きっと、トキの面影があったりなんかして…。

『ONE PIECE 総集編』のvol.26収録の作者コラムでは劇中で絶世の美女とされるハンコックとしらほしのキャラクターデザインの話が書かれているのですが、そのコラムの最後は「さあ 次は…あそこで美女を出さなきゃ…!!」と締めくくっています。私はこれはワノ国で登場する美女ではないかと考えていたのですが、もしかするとこれは日和のことなのかもしれません。

919話
話は”赤鞘九人男”に戻しますが、おでん城の跡地に建っていた光月おでんらの墓は919話のカットでは全部で11基あるように見えます(別のカットでも11基)。おでん、トキ、日和、モモの助で4基、残り7基が家臣の墓だと考えられます。ここにイヌアラシとネコマムシの墓はあるのかと言えば、この墓を目の当たりにしたルフィは錦えもんやモモの助達の名前が墓に書かれていることに驚いていたものの(919話)、イヌアラシとネコマムシの名前は出していません。

墓にある家臣7人+イヌアラシとネコマムシ2人で九人の侍=赤鞘九人男=九つの影となるのか、もしくはモモの助と日和を含めて数えるのか。前者の場合は、燃える城の回想シーンの場には描かれていない二人の家臣がまだいた可能性が出てきます。いずれにせよ、”赤鞘九人男”の遺体は一体も見つかっていないという話ですから、前者の場合は未来にタイムスリップせずに20年歳を取った家臣が3人、後者の場合は1人存在することになります。

そのうちの一人には完全に心当たりがあります。
それはお玉の師匠、天狗山飛徹です。

911話
お玉がエースを待っていたように、彼もまた「長く人を待っている」(912話)と発言してます。天狗の面で顔を隠し、「ワケあって町へは行けぬ」(912話)と、世を忍んでいる様子です。体型は20年前の回想シーンにいるもう一人の家臣に似ていると言えば似ています。飛徹が刀鍛冶であることは間違いなさそうですが、くノ一を目指していたお玉は彼を師匠と呼んでおり、さらに、お玉光月家の従者(おもと)だとも発言しています(911話)。

飛徹が光月家の忍者で、”赤鞘九人男”の一人と言うには十分すぎる気がします。



・光月おでんという男
錦えもんによって光月おでんのひととなりが語られています(920話)。その話からは光月おでんが前代?の将軍家の子息であり、人々から愛された初代の九里大名であったことが窺えます。

・当時のワノ国の将軍「光月スキヤキ」の子息
・破天荒、自由人
・口癖は窮屈でござる
・暴力事件を繰り返し、「花の都」を追放される
・当時、無法地帯だった九里において最も恐れられていた悪党「アシュラ童子」を討ち取る
・やがて九里中の全てのならず者をまとめ上げ、町と城を築く
・20歳にして将軍から「九里大名」の地位を与えられる

そして20年前、おでんが処刑されることになるワケですがその理由は今回でもまだ明かされていません。その話を聞いたナミは「何その話…!! ひどい」と言い、ルフィは「汚ねェぞオロチー!!!」と怒りを露わにしています。

919話の寺子屋(?)のシーンでは蛇のSMILEまたはゾオン系能力者?の先生によって「開国」は悪い行いだと教えられており、表向きはかつて光月おでんが「開国」をしようとして将軍オロチに討ち取られたということになっているようです。

また、今回の話では光月家がワノ国の将軍家だったはずが、黒炭家(オロチ)がその地位に付いた経緯も不明です。これもやはり23年前の「海賊騒ぎ」(909話)が関係しているのでしょうか。



・モモの助と鬼退治
ワノ国での作戦の内容が明らかになっています。

920話

錦えもんの見立てでは味方の理想の戦力は5千人。ただし総力戦を仕掛ける訳ではなく、二週間後の”火祭りの夜”にカイドウの住む「鬼ヶ島」に討入りして、大将の首を取るとのこと。二週間後の夜はもちろん、ミンク族が本領を発揮する満月の夜なのでしょう。

793話
これまでカイドウと百獣海賊団のシーン(793話、824話、907話)では、吐く息が白かったり、雪が降っているような描写がホールケーキアイランド編終わりの907話の時点でもありました。カイドウの住処はワノ国では間違いないものの、桜が舞っていた花の都とは別の場所にあると予想されましたが、いかにもな名称の「鬼ヶ島」に居たとは。

モモの助(桃)、狛ちよ(犬)、ひひ丸(猿)

あとは、キジが味方になれば伏線回収ということでいいですかねw

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名も無き島民
キジといえば青雉…いやそれはないか
2018/10/13(Sat)16:16:48
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