LOGPIECE(ワンピースブログ)〜シャボンディ諸島より配信中〜
ONE PIECEのBLOG、略してLOGPIECE。 ワンピースフィギュアを飾って楽しんでます。

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子供の頃から落語が好きだったという栄ちゃん。落語好きゆえに『ONE PIECE』には意識的に、あるいは意図せず落語的な要素・場面が多数含まれているようです。季刊誌『ONE PIECE magazine』で不定期連載されている「落語で読み解くワンピース」(〜第3幕)では、落語家でありワンピースファンの林家けい木さんがワンピースの落語的な要素を解説していてます。これが結構面白く、『ONE PIECE magazine』の中で好きな記事なものですから、ワンピースの落語要素というものをまとめておきます(強引と思うものは除いています)。


1『強情灸』
強情な男の話。お灸を熱がる友人が癇に障り、「灸なんか熱いもんか」と、本来なら数回に分けて据える灸をいっぺんに据えてしまう。やせ我慢を続けるものの、火が下に回ってくると猛烈な熱さに耐えきれず、もぐさを払い落としてしまう。その男が一言「あー、冷てえ」。

『ONE PIECE』第1話
「おれはケガだってぜんぜん恐くないんだ」と根性を見せようとしてナイフを顔に突き刺したルフィ。痛さのあまり「いてえ〜〜」と叫んでしまう。涙を目に浮かべてルフィが一言「あー、いたくなかった」。

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1974年にフジテレビ系で放送された、北欧の海賊・ヴァイキングを題材にしたアニメ「小さなバイキング ビッケ」(原作『小さなバイキング』シリーズ)が、オリジナルストーリーのCGアニメーション映画「小さなバイキング ビッケ」となって10月2日から公開されています。



映画告知のプレスリリースでは「『ONE PIECE』(〔著〕尾田栄一郎)のモチーフにもなった名作」と紹介されているようで、映画を紹介するネットニュースではこのフレーズがしばしば見かけられます。しかし、この紹介の仕方は語弊があるように思います。子供の頃、アニメ「小さなバイキング ビッケ」が好きだったという栄ちゃんはしばしばこれについて言及しています。


僕が子供の頃、楽しんで観てたTVアニメで「小さなバイキング ビッケ」というのがありまして、どんな話かというと、力はないけど知恵の働く少年ビッケと、力はあるけどバカばっかりのバイキングの一団の冒険の話なんですけど、彼らの冒険がまた楽しそーで楽しそーでいい雰囲気なんですよ。(中略)たぶんこれが僕の海賊好きの原点なのです。
(コミックス『ONE PIECE』2巻, 1998年発行)

(海賊が作品のモチーフであることを尋ねられて)僕は昔から(海賊が)好きなんですよね、ビッケに始まり。海賊って多分みんな好きだと思うんですよ。一見ワルな感じと、夢もってそうな感じ。本当は悪いやつなんですけど、それを無視して、結構想像上で出来上がってる勇者たちじゃないですか。僕もその辺好きだし、そういうの利用したらいいなって。だから、詳しい史実とかは無視してやってます。
(『コミッカーズ』1998年10月号)

(海賊が作品のモチーフであることを尋ねられて)小さな頃からずっと海賊が好きだったんですよね。子供の時、『小さなバイキングビッケ』というアニメが本当に好きだった。それはバイキングに憧れ、バイキングになることを夢見る小さな少年のお話。僕がONE PIECEを構想するにあたって海賊を調べていた時、バイキングが海賊の種類の1つだと知ったんです。僕はビッケみたいに、船員に友達がいることは素晴らしいことだなと。最適なたとえじゃないかもしれないけど、ビッケの精神は僕の作品に生きている気がします。
北米版少年ジャンプ「Weekly SHONEN JUMP Alpha」2012年3月19日号 ※日本語訳ブログ)

(『ONE PIECE』を描くきっかけを尋ねられて)『小さなバイキングビッケ』っていうアニメがありまして、それが好きで、覚えているシーンとしては「明日 僕は父さんたちと航海に出るんだ」っていうシーンが多分どっかにあるのか、僕が思ってしまったか、あると思うんですよね。で、そのシーンにすごく憧れてたんですよね。で、その通りに海賊漫画を描いて、イメージがどんどん膨らむもので、これは連載しようと、中学ぐらいに思って取っといたネタなんですけども。
フジテレビ「まさかの神降臨!尾田栄一郎がはじめて語る、ワンピースの真実に濱田岳も驚がくSP」2016年7月23日放送)


要するに、連載漫画の題材に海賊を選んだ源流はおそらくアニメ「小さなバイキング ビッケ」であり、『ONE PIECE』で描かれている”仲間の絆”はビッケの精神と共通する部分がある、と自己分析されています。

『小さなバイキング ビッケ』が『ONE PIECE』のモチーフというのはやはり言い過ぎだと思うわけですが、ヴァイキングはエルバフのモチーフになっていますし、エルバフのオイモとカーシーはアニメ「小さなバイキング ビッケ」のスノーレとチューレがデザイン元になっていると思われますから、多数あるモチーフの1つになっていることには違いありません。



キャラクターデザイン元・イメージ元のまとめ

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週刊少年ジャンプ44号 『ONE PIECE』休載のおしらせ

週刊少年ジャンプ44号(10月5日売)に掲載予定でした『ONE PIECE』ですが、作者急病による体調不良のため、休載させていただきます。
なお、現在は体調回復され、2号後の46号(10月17日売)から連載再開いたします。
皆様のご理解をお願いいたします。

2020年10月2日
週刊少年ジャンプ編集部


作者急病のための急遽休載は同誌14号(3月2日発売)以来、本年2度目。1年度の間に2回以上、急病により連載を落としたのは、おそらく『ONE PIECE』の連載では初めてのことだと思われます。先週号の43号の目次コメントでは「今年一杯コロナ体制で3週2本又は4週3本でいきます!! 年末の千話目指して!!」と意気込んでいた矢先の出来事ですので、無理をしないことが願われます。年末千話はモチベーションなのかもしれませんが、読者にとっては些細なことで、『ONE PIECE』が無事完結すること以上に重要なことはないですからね。


『ONE PIECE』連載1000回カウンドダウン始まる

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第991話「死なせてくれ!!!」

TOPICS
・鬼ヶ島の戦い

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9月28日発売の週刊少年ジャンプ43号に『ONE PIECE』第991話が掲載され、第1000話まであと9話となりました。記念すべき連載1000回を盛り上げるべく、ONE PIECE公式が連載1000回のカウンドダウンを始めています。推奨のハッシュタグは「#ONEPIECE1000LOGS」の模様です。





麦わらの一味でカウントダウンをして、最後にジャンプ描き下ろしのルフィが登場するかもしれません。ともかく、連載1000回記念号のジャンプは『ONE PIECE』が表紙&巻頭カラーの永久保存版になることでしょう。カウントダウンのために連載ストックを用意している様子はなく、現状の連載ペースでは来年の(年始の合併号を避けて)1月下旬頃の発売の号になると見込まれます。

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『ONE PIECE GREEN』(2010年発行)には麦わらの一味の初期構想と後期構想の立ち絵のラフが掲載されています。

連載開始2年前の初期構想では、役職名が併記されており、「船長」「医者」「コック」「音楽家」「航海士」「副船長/そげき手」「戦闘員」「植物好き」「船大工」が描かれています。ルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジのキャラクターデザインはほぼ決定稿に近いものになっており、チョッパーとブルックの面影が見られます。「植物好き」は、「船大工」がフランキーとすると、ロビンの役割の「考古学者」の前身に当たるものと考えられます。

連載直前の後期構想では、役職に加えて、キャラクター名、身長、仲間の順番と見られる数字が併記されたもので、ブルックの名前がスカートとなっている点を除けば、当時の麦わらの一味とほぼ変わらない設定が見受けられます。

しかし、『ONE PIECE GREEN』で公開されたこれら2つの初期設定画には不可解な点がありました。それは初期構想の設定画ではルフィとゾロの間に線が消されたような跡が残っていること、後期構想では、一味の立ち姿のバランスを見ているような設定画と見受けられるのに後ろに並ぶ人物は不自然に右に寄せられていること、ルフィの周りにやはり線が消された形跡があることでした。

その後、連載では魚人島編が始まり、ジンベエが麦わらの一味に入る可能性が示唆された段階になると、『GREEN』の麦わらの一味の設定画の不可解な点が示すのは、当時まだ本編で仲間になってない(フランキー、ブルックと並ぶ)高身長のキャラクター、すなわちジンベエに相当するキャラクターが設定画に描かれており、情報制限のために『GREEN』掲載時に”消された”ということでした。


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