TBSラジオ　「山口智充の木曜Wanted!!」　10月4日放送　



この秋、TBSラジオ「Wanted!!」がスタート。山口智充さんがパーソナリティーを務める木曜日・第1回放送には、番組タイトルにちなんでなのか、ルフィ役声優の田中真弓さんがゲストに登場しました。お二人はワンピース3D映画『麦わらチェイス』で共演した仲で、以来、栄ちゃんが開いているパーティー（通称：尾田っち会、ワンピース会）を通じてプライベートな交流があるようです。しかし、映画の出演を切っ掛けに晴れてワンピースファミリーの仲間入りをしたぐっさんですが、実は後ろめたい気持ちが・・・。

＜ゲストコーナー＞

・オープニング
山口： 栄えある第1回目のゲスト、田中真弓さんです。こんばんは。
田中： こんばんは。
山口： 宜しくお願いします。
田中： 海賊王におれはなる！
山口： ありがとうございます。
田中： 何者であるか、まず分かっていただきたいとね！
山口： いやいやｗ十分ｗ


・『麦わらチェイス』で共演した話
山口： 最初出会ったのは声のお仕事というか、
田中： ですよね。ワンピースの3D映画の時にね。
山口： 『麦わらチェイス』っていう映画で、僕がゲストキャラクターで。
田中： 何役かいろいろやる・・・ね。


※ぐっさんはシュナイダーとバズ（犬）と大鷲の1人3役ということになっていましたが、実質1人2役でした（ネタバレ）。お二人ともキャラクター名は出てこない模様ですｗ

田中： 普通、ぐっさんみたいにお忙しい方は割と”抜き”で録っちゃったりするんですけど、あの時は全員一緒に、みんなで録りましたよね。
山口： ”抜き”というのは、ちょっと業界用語ですけどね。
田中： あ、ごめ・・・業界用語ですか？そ、そうですね///、はい（焦）。
山口： （普通は）”一人”で録るんですよ。
田中： 一人寂しく録る。
山口： でも、日本の声優さんはみんな1つのマイク、まぁ3つくらいのマイクにね？
田中： そうです。入れ替わり立ち替わり。



山口： みなさんも映像見たことあると思いますけども、台本読んで自分の番になったら、スッとマイクの前に来て、サッてやる。これ、だから職人さんですよね。
田中： そうですそうです。だからダンスみたいに、エグザイルのようにマイクをカーッとね。
山口： 上下入れ代わりながら。で、みんなぶつからないよう、ぶつかったら音入りますから。
田中： そうなんです。
山口： 音入れないように、台本もカサカサいわせないように、シュッとめくって。
田中： 業（わざ）ですよね。
山口： 「これ（同時アフレコ）でやりましょ」と、僕のワンピース（収録）の時に監督さんが仰って頂いて、「え！皆さんとお会いできるんですか？」って。そうそうたるメンバーですよ。ワンピース（声優）の皆さんが来られてますから。
田中： そうそうたるお爺さんとお婆さんがｗ
山口： いやいやいやｗ 皆さん素敵な方ですよ！ で、最初に（アフレコ現場で）仰っていただいたのが真弓さんでした。「ぐっさんだよー！」って言って。それでみんなが「ワー」ってなって、紹介してくださったんですよ。それでプワーっとなんたんですよ（※馴染めたって意味かな？ｗ）。すっごい感謝してます。


・尾田っち会の話
田中： その後ね、いろんな所でお会いするように。
山口： そっからちょこちょこ。
田中： 遊びですけどねｗ
山口： 遊びでいろいろやってるんです。そっからずっとね。アレはいいんですか？お話しても大丈夫？
田中： うん。ワンピースの尾田栄一郎さんと一緒にね。
山口： 尾田っち会！
田中： ワンピース好きな人みんな集まろうよって。好きだったらみんないいよみたいなね。
山口： 夢のような話ですよ。尾田っち会。ワンピース会。
田中： たこパー（たこ焼きパーティー）とかね。（尾田っちは）たこ焼きが好きなんだよね。
山口： ね～。
田中： だってそれぞれの家に、「僕がどこに行っても、たこ焼きパーティーが出来るように」って、尾田栄一郎から全員にたこ焼き器が送られてきてｗ
山口： （笑）
田中： 大阪出身のやつ（※大阪出身はロビン役の山口由里子さん）は、「何機も家はたこ焼き器があったのに」ってｗ
山口： ホンマですかー。なんで僕の所に送られてきてないんですか？もう、とっくにあると思ってるんですかね？
田中： いやメンバーなんだよ。
山口： メンバーになると。
田中： あ、そう、だから麦わらの一味。船の一味。さぁ、乗れよ！おれの船に！
山口： 乗る（笑）
田中： 乗るか？（笑）
山口： 船長！
田中： 乗れよ！
山口： メールもね、真弓さんは「船長」って送ってくるんですよ。「船長より」って。気合入りますよ。
田中： うちも船長、船長って呼ばれるものでねｗ
山口： でもね、そういう会に家族で呼んでいただけるんですよ。子どもはもう大はしゃぎ。きゃっきゃ、きゃっきゃ言って。
田中： もう大騒ぎで。 ぐっさんの息子さんはホントにワンピースが好きで。
山口： 大好きです。
田中： 絵も上手ですよね。
山口： 絵も描いたりね。
田中： で、ワンピース好きだからって言ってみんな集まってる時に、ぐっさんは実は、出演者だからそこに居るのは全然おかしくないんだけど、ワンピースの深い話が出ると、ワンピースを知らないんですよ。
山口： HAHAHAHA!笑
田中： 知らないのに来ちゃったんですよ！ｗ
山口： 「来ちゃった」ってｗ はい、行っちゃったｗ
田中： そうそうそう。それでね、なんかどうも居心地が悪かったらしいんですよね、ぐっさん。
山口： いやｗそんなことはないですけどｗ
田中： どうも深い話になると触れないでおこうみたいな感じで、
山口： その場を立ち去ってしまうんですｗ
田中： （そうやってぐっさんが）遠ざかってたら、尾田っちがあたしに「ぐっさんが気にしてるみたいなんで、ワンピースを知らなくても全然いいので。絶対気にしてましたよ」って言うもんだから、そしたら（私が）「バレてたか」みたいなｗ
山口： そりゃ、バレるやろとｗ

山口： いや～あの～、皆さんホント、ワンピースを好きな方です。僕は嫌いじゃないです。もちろん（好きです）。というのは、声をやらせていただく機会に、今まで子どもがこれだけ「おもろい、おもろい」言ってる、周りの大人がこれだけ「おもろい、おもろい」言ってるこのワンピースをじゃあ僕も読もうと思って。でも、いきなり大人買いしてもね、続かなかったらダメだと思って3巻だけ買ったんですよ。コミックを。
田中： （ストーリーは）どこまでかな？
山口： 3巻ってあの～シェフが・・・
田中： あ、オーナー・ゼフ？
山口： シェフとか言うてるぐらいですからね。
田中： ゼフ？ｗ
山口： あの～、船の・・・
田中： バラティエ？サンジの？
山口： まぁ、、、その辺の感じです。


※3巻まではウソップが登場するところまで。まだバラティエは出てこないので、ぐっさんが言いたかったのは”ゼフ”ではなく”シュシュ”？とにかく受け答えがたどたどしいｗ

山口： で、バーって見てて、「そこで・・・終わってるんですよ」って話をしたら、尾田っちが全巻送ってきてくれたんですよ。
田中： で、読んだんですか？！
山口： 尾田っちに全巻貰ったんです。
田中： あ、返事しないｗ 目を見て！おれの目を見て言え！
山口： へへっｗ
田中： そして、読んだのか？ぐっさん！
山口： 3巻で止まってる（汗）
田中： （笑）
山口： それをね、それを尾田っちがおそらく気づいたんでしょうね。それでこの前、尾田っち会の時に、どうやら読んでないなと、ぐっさん読んでないでしょ？みたいな感じのやつを、尾田っちが気を遣ってくれてたんです。だから、言うと失礼かなと（思って）、僕は「これからクイズをどんどん出してください」と。「素っ頓狂な答えを絶対出しますから」と。
田中： 「ちゃんと笑いを取れるような回答をします！」ってねｗ
山口： （あの場合）そういう答えになったんです。
田中： その会話がすごく面白くて。
山口： でも、（尾田っち会は）すっごいですよ。人数もね。
田中： そうですね。
山口： でも、楽しい。僕らもいっつも楽しみで。



山口： あの～、尾田っちん家でね、尾田っち会の時、鬼ごっこをしてたんですよ。かくれんぼやろうって。（真弓さんが）うちの子供とかと一緒にみんな遊んでくださるから、ワーッて、かくれんぼやってて。ホント申し訳ないっすよ、俺。みんな「うぇ～ぃ」て言って子ども捕まえてたんですよ。他のよその子どもも「うぇ～」つってやってたら、真弓さんのこと忘れてたんですよ。あれ？真弓さん居てない？
田中： そ、ひどいの。（私がまだ）隠れてるのにもう終わってんの。ひどいわー。
山口： みんなケーキでも食べようやって、ケーキを食べててｗ
田中： 「あれ？船長まだ隠れてるの？」って。見つけてくれなーい（泣）
山口： 「あれ？船長おおおおお！」って言ったら、テーブルの下にきれいにピーンとなって寝てましたよ。ホンマに。
田中： ずっと入ってたのに誰も探してくれない。
山口： 全然、気づかなかった。「すいませーんｗ」言うて、俺ら。「船長すいませーんｗ」。
田中： 身長は子供に混ざっちゃうからね。


・仲のいいワンピースファミリー
山口： 仲いいですよね！？ワンピースの（関係者たちは）。
田中： 奇跡の仲良さ加減ですね。
山口： でも、他も・・・、こんなん言ったら他のチームの方にあれかもしれないですけど、真弓さんは色んな声をやってはるんで、
田中： だって私、35年声優やっててこんなの初めてです。
山口： 珍しい現場なんですか？そんなの。
田中： 珍しいですね。
山口： へ～。何なんでしょうかね。ワンピースのその結束力みたいのはね。
田中： なんですかね～。
山口： 作品自体はもっと長くやってるものもあるんでしょう？色々と。
田中： うん、そうですよね～。
山口： ワンピースは何年になりますか？
田中： もう、12年になります。13年目。
山口： 13年目！？僕も見させていただきましたけど、同じ現場で同じスタジオ入って、あーだこーだ冗談を言いながらね、もの凄いいい空気なんですよ。
田中： 楽しいですね。
山口： 僕みたいな余所者がペッと入っても、みんながウェルカムで受け容れて下さって。
田中： （そういう現場）だし、（ぐっさんが）すっごい色々やってくれるんですよ。「じゃあ、マナーモードの携帯」（※モノマネ）とか言って、すっごいサービスしてくれてｗ
山口： 「ｸｧｼｯ！」（※携帯のシャッター音の真似）とかみんで撮ったりとかね。
田中： ホント楽しかった。
山口： でも、13年やってたらそういう絆が生まれてくるんやな～って思いましたけどね～。
田中： 尾田っちなんかは、それが一本目ですから、シリーズの。尾田っちはそれが普通だと思っていて、作家仲間にこうやってみんなで遊んでるっていう話をすると、「いいなぁ～」って言われて、友達の作家さん達はそんな風に遊んでないって。
山口： へ～。
田中： だから私も、原作者とこんなに会うのって35年やってて初めてですね。夏になるとＴシャツとジーパン。


・真弓さんが今着ているのは？
田中： （普段着の話）ずーっとパンツで過ごしてるから。冬はトレーナーとジーパン。夏になるとＴシャツとジーパン。今もＴシャツとジーパン。
山口： 確かにスカートは、僕も何回かお会いしてますけど、スカート（を穿いているの）は見たことないです。
田中： ずっとジーパンでしょ？
山口： そうですね。ジーパンとＴシャツ。
田中： ジーパンとワンピのＴシャツ（笑）　今日はアノね。これ誰だか分かりますか？

　←このＴシャツ

田中： 誰だか分かりますか？ん？
山口： これ分かりますよ。
田中： 大人気ですよ。
山口： はい。・・・。
田中： はい。誰ですか？
山口： RED BLACK ASH（レッド・ブラック・アッシュ）です。
田中： （笑）

 
※読んだだけかい！ｗと突込みたいところですが、シャツにプリントされた文字は「RED BACKLASH（レッド・バックラッシュ）」で、実は読みも間違っていますｗ　定価3,990円。

田中： （ぐっさんは本当に）分かんないんだよ～。エース！ぐっさんはお兄さんを知らないんだよ～ｗ
山口： 僕ね、ホンマにね。これは尾田っちにも言いましたけどね。別に弁解するわけでもないですけど、「いつかガッツリ読める時に、読みときたいすわー」って。
田中： 長いしね。途中で（読み止めとくのが）やなんでしょ。
山口： 途中で終わりたくないから、もうずーっと、ガッツリ浴びれる時に楽しみたいんです。それまでは（お預けです）。それ僕、ワンピースと冬ソナはそうしようと思ってるんです。
田中： 冬ソナとワンピ！？（笑） わっｗ
山口： みんなが話題にしてるものを大分遅れてから楽しもうかなと思てるんですけども。まぁ、ワンピースはもうちょっと早めに楽しみます。
田中： 是非是非。



もう、このまま読まないことがワンピースファミリーの中でのぐっさんの個性になっている気がしますね。いいから、はよ読め！ｗ


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