第704話　「ルーシーとキュロスの像」

TOPICS
・カリブーの新世界でケヒヒヒヒVol.24
・1回戦バトルロイヤル
・剣闘士
・キュロスの像
・キュロスの像（改め）
・レベッカ

・カリブーの新世界でケヒヒヒヒVol.24
「労働者暴動鎮圧」

人魚の入り江で悪さをしようとしたカリブーはジンベエの御用になり、樽に詰められ小舟で海へ連行。
→ コリブーが海賊船に乗って登場するも、ジンベエが自ら泳いで小舟を引っ張り、あっという間に海の彼方へ。
→ ジンベエはカリブーを海軍支部G-5の基地の前に置き去りに。
→ G-5ヤリスギ准将がカリブーを逮捕。
→ ヤリスギ准将がカリブーを火炙りにかけているところに、兄を助けるためコリブーが海賊船で再び登場。
→ ヤリスギ准将とコリブーが戦闘。
→ コリブーがカリブー救出。
→ カリブーを救出に来たコリブーらは皆、G-5に捕まり、カリブーのみ船に乗って逃走。
→ 嵐に見舞われ船が半壊。ボートで漂流（遭難）。
→ 命からがら雪が積もるどこかの島に漂着。※どこかの島
→ 村人（？）のお婆さんに救護される。
→ 婆さんが寝ている隙に金品を物色。
→ 婆さんに見送られ島の港へ向かう。ミートパイまで貰い、カリブーは婆さんの親切さに困惑。
→ 港をへ行く道で、カリブーのこと（？）を「ガブル隊長」と呼ぶ謎の武装集団に遭遇。
→ 怒った婆さんが謎の軍隊に石を投げつけて追い払う。
→ 婆さんと再び別れ、港へ。
→ 気になり町へ戻ると、謎の軍隊がカリブー（ガブル隊長）を捜索していた。
→ 島に潜入すると、武器工場を発見。
→ 謎の軍隊と強制労働させられていた町の者達が武装し、”革命の子”ガブル隊長の旗を掲げ、決起。
→ 武力鎮圧される。

704話扉絵

労働者の暴動を鎮圧したのは四皇カイドウ傘下の”アイアンボーイ”スコッチ。スコッチはカイドウお気に入りのこの島の守備を任せられており、”2年前”ドレークと対峙しています（595話）。名前は『ONE PIECE BLUE』より。

595話

ドレークはこのシーンで、スコッチの「首を取り」カイドウに喧嘩を売る腹だったようですが、この通りスコッチはピンピンとしているのでドレークとの勝負がどうなったのか気になるところです。ドレークが負けたのか？というと、新世界編のドレークのイラストには目立った傷跡は追加されていないため、そうとも考えにくいです。だとすると、スコッチは「首は取られた」けどサイボーグなので修理して命に別状はないというオチなんでしょうか？ｗ　

ともかく、カイドウに喧嘩を売ったことには変わりないので、その後、ドレークとカイドウが接触したのかが新世界編では気になりますね。ただし、カイドウは未だ四皇であり、また、ドレークは”最悪の世代”の筆頭格として、新聞を賑わしている（664話）とのことでしたので、ドレークはカイドウの傘下に降って新世界で暴れているということはあるのかもしれません。ちょうどカイドウが組織しているゾオン系能力者集団に入れますしねｗ

また、スコッチが今なお島を守備しているということで、やはり島の住人はカイドウの支配の下、武器を作らされていると考えて良さそうです。となると、カリブーが言う「あの人」（未回収伏線～魚人島編～）がカイドウで、今後扉絵連載がカイドウに繋がっていき、ゆくゆくはルフィがカイドウを打倒する際に、カリブーが本編再登場なんて展開があるのかもしれません。


・1回戦バトルロイヤル
”メラメラの実”争奪の闘技会1回戦の形式はバトルロイヤル。Ａ・Ｂ・Ｃ・Ｄの4ブロックに分かれて行われ、各ブロック勝ち抜きは一人のみ。

つまり、最後に立っている者が勝者となります。今回の闘技会の参加者は550人を超えるので（最後のエントリーと思われるルフィが0556番）、各ブロック、300人弱もの剣闘士が舞台の上で一気に戦うことになるようです。したがって、共闘して仲間を勝ち抜かせることを考える者もいるようで、中には「裏金」を使って同じブロックに入るよう手配している者達もいるようです。

ルーシー（ルフィ）が参戦するのはＣブロック。新世界の猛者達といえど、前話ではスター剣闘士のスパルタンがルフィにあっさりやられてしまったので、覇王色の覇気で大半はぶっ倒れるんでしょうか？ｗ

550人を超える参加者が一気に4人になってしまうとは何とも雑な話ですｗ　1回戦Ａブロックの勝者は既に決定しており、Ｃブロック勝者はルフィだとすると、他に勝ち進むのは2人のみ。それ以上に本話では新キャラの剣闘士が多数登場しているわけですが（次項）、大方の予想通り、ほとんどMobキャラのようですｗ

また、大会形式は1回戦勝ち抜き4人に対して、迎え撃つドンキホーテファミリーの剣闘士が5人（セニョール・ピンク、デリンジャー、ラオ・Ｇ、マッハバイス、ディアマンテ）となると、いまいちよく分かりませんね。


・剣闘士
闘技会に参戦する剣闘士には新キャラが多数登場。

？？？「各国から大物達が続々と…これじゃまるで…国を挙げての”悪魔の実”争奪戦じゃねェか!!」


● チンジャオファミリー（左：ブー、上：首領（ドン）・チンジャオ、右：サイ）

　「花（カ）ノ国のギャング」

気になるのは、チンジャオの頭の「12」とサイの横腹の「13」の数字。タイミングよく本話の扉絵に登場した”アイアンボーイ”スコッチの肩には「18」があるので・・・カイドウ傘下のギャングと容易に予想できます。最も格上と思われるチンジャオの数字が一番若いので、数字が若い方が幹部に近いということでしょうか。

名前の由来→青椒（チンジアオ）


● ファンク兄弟（上：（弟）ボビー・ファンク　下：（兄）ケリー・ファンク）

　「隣国の殺し屋」

名前の由来→ファンク兄弟（ザ・ファンクス）・・・兄ドリー・ファンクJrと弟テリー・ファンクのプロレスタッグチーム。


● 左：”戦う王”エリザベロー2世　右：ダガマ

　「プロデンス王国国王＆軍師」

名前の由来→エリザベス1世（イングランド女王）、ヴァスコ・ダ・ガマ（探検家）


● 首はね スレイマン

　「ディアス海戦A級戦犯」

名前の由来→スレイマン1世（オスマン帝国皇帝）


● 左：ジェット　右：アブドーラ

　「元賞金稼ぎ」「政府機関爆破事件」

モデル＆名前の由来→タイガー・ジェット・シン（プロレスラー）、アブドーラ・ザ・ブッチャー（プロレスラー）
いずれもヒール（悪役）


● オオロンブス

　「支配者」「偽りの殺戮冒険野郎」

名前の由来→クリストファー・コロンブス（探検家）　※コ（小）→オオ（大）


● ハイエナのベラミー

　「ドンキホーテファミリー推薦枠」「億越えの残虐海賊」

再登場。ルフィに負かされドフラミンゴには見切られたはずでしたが、「ドンキホーテファミリー推薦枠」となっているので、今なおドフラミンゴの傘下ということでしょうか。懸賞金は5,500万ベリーから1億を超えたようです。303話以来、実に9年ぶりの登場です。

名前の由来→サミュエル・ベラミー（海賊）公式


● いかにもな人

モデル→ブルース・リー（アクション俳優）



● 白馬のキャベンディッシュ

　「美しき海賊団船長」「海賊貴公子」「懸賞金2億8千万ベリー」

3年前ルーキーとして新世界に入り”美しきルーキー””海賊貴公子”ともてはやされたが、間もなく1年後「頂上戦争」「最悪の世代」に話題をさらわれたことを根に持っている。”メラメラの実”を手に入れて、ルフィを含む目障りな後輩を全員殺すことを目論む。

名前の由来→ヘンリー・キャヴェンディッシュ（化学者）　トマス・キャベンディッシュ（探検家）

少々馬鹿っぽいナルシストキャラですが、本人曰く、「今まで”悪魔の実”も口にせず 何の努力もせずにここまで来た――才能だけで」とのことで、非能力者でありながらルーキーで懸賞金2億8千万ベリーもかけられるとは、実は相当の実力者なのかもしれません。しかし、”メラメラの実”を手に入れてからという点が、身をわきまえているというか「最悪の世代」との実力差は認めてはいるようです。

花食うな！ｗ


● ジーザス・バージェス

　「四皇・黒ひげ海賊団 一番船船長」「チャンピオン」

「HAPPY STORE」の紙袋を被り、1回戦は正体を隠して「覆面の男」”Mr.ストア”として出場。異常な強さであっという間にＡブロックのバトルロイヤルを勝ち抜く。

名前の由来→トマス・バージェス（海賊）

丸太舟だった黒ひげ海賊団は艦隊を組むまでに成長したようです。”能力者狩り”をしているという話でしたが、今度はメラメラの実を狙っているということでしょうか。それとも、バージェスのただの趣味？ｗ

● バルトロメオ

　「１年前のイカレたルーキー」

名前のみ。本編登場なし。名前の由来→フラ・バルトロメオ（画家）　バルトロメウ・ディアス（探検家）


・キュロスの像

チュロスだお！
※チュロス（Chuross）＝スペイン・ポルトガル起源の焼き菓子


・キュロスの像（改め）


いつからかコリーダコロシアム戦闘準備室に置かれた謎の像。
”キュロス”はコリーダコロシアムの歴史上最強の剣闘士。三千戦全勝、その内、敵の攻撃を受けたのはたったの一太刀だけ。20年前までここで活躍していたらしい・・・が、国中の誰も”キュロス”のことを知らない。誰も知らないが、撤去されもしないドレスローザで最も不思議な銅像。――まったく謎です。



誰も知らないはずの”キュロス”について、先の情報が知られているは像のプレートにそれが書かれているからです。

"Kyros" （キュロス）
”KING OF GＬADATOR” （剣闘士の王　※GLADATORはGLADIATOR「剣闘士」の誤植）
"PANCRATIUM" （パンクラティオン　※古代ギリシャの総合格闘技みたいなもの）
"HORIGUTI KYOUJI" （堀口 恭司　※総合格闘家、現修斗世界フェザー級王者）
"HIOKIHATU" （日沖 発　※総合格闘家　戦極・SRC→UFC）
"UFC" （UFC　※アメリカ合衆国の総合格闘技イベントの一つ）
"X HQVI" （？？？）
"?????1941" （？？？）
”BENHEN” （ベンヘン　※現UFC世界ライト級王者ベン・ヘンダーソンの通称）
"JJ" （JJ　※現UFCライトヘビー級王者ジョン・ジョーンズの通称）
"GSP" （GSP　※現UFCウェルター級王者ジョルジュ・サンピエールの通称）
"ANDEUSON" （アンデウソン　※現UFC世界ミドル級王者アンデウソン・シウバ）
"KIKUNOKATUNORI" （菊野克紀　※総合格闘家、極真空手）
"OKINAWAKENPO" （沖縄拳法）
"TUI" （？？？）
"?????YA" （？？？）
"KANCHORU" （カンチョル　※総合格闘家・朴 光哲の通称）
"CRN" （？？？）
"DOTIKAPI" （？？？）
"MAKU"　（→幕大輔？　※総合格闘家）
"HAMTHA" （？？？）
"SAIKOUDANA" （最高だな→ダナ・ホワイト？　※UFC代表）
"SHIUBA" （シウバ　※総合格闘家ヴァンダレイ・シウバ　UFC→PRIDE→UFC）
"HI???" （？？？）
"ARISUTA" （→アリスター・オーフレイム？　※総合格闘家）
"?AXIYATCNU" （？？？）
"MIRUKO" （→ミルコ・クロコップ　※総合格闘家）


そんなこと全く書いてねェｗｗｗ


「UFC」や「総合格闘家」の名前はルンバー海賊団の墓や白ひげの墓にも刻まれています。
ベテラン常アシスタントの中によっぽど総合格闘技が好きな人がいるようです・。・


・レベッカ
女性剣闘士。1回戦はDブロックに出場。

※露出が多いのは装備の重量制限のため（と解釈する！ｗ）

？？？　「おっ!! アレも出場者か？女の剣闘士(はぁと)」
？？？　「へへへ(はぁと) 弱そうだが・・・可愛いのいるじゃねェか(はぁと)」

？？？　「よォ!! 大戦士レベッカちゃん(はぁと)」
？？？　「”無敗の女” 今日も期待してるぜ!!」



？？？　「さっきはスッとしたろ～～～長年のイジメっ子スパルタンが無様にやられて!!」
？？？　「バカ やめてやれよォ」
？？？　「ぎゃはは　そうじゃねェかよ!!」



ルーシー（ルフィ）　「何だ あいつら」
レベッカ　「気にしないで・・・」（ぐっと唇をかむ）

なんかエロいお！

レベッカの「薄い本」が出るかどうかは置いといて、レベッカの目的は”メラメラの実”を手に入れてドフラミンゴを討つこと。ドフラミンゴを討つ理由は、ベビー5と同じではないでしょうが、誰かの仇ということでしょうか。
キュロスの像に何か想いがある様子が気になるところです。実はお父さんという下手な展開があったり、なかったり？

また、周りの常連剣闘士のヤジから、強いわけではなさそうですが、”無敗の女”というのが気になりますね。”メラメラの実”を手に入れてドフラミンゴを討つということですから、能力者でもなさそうです。ブロックを勝ち抜けるとは到底思えませんが、さてどうなることやら。