LOGPIECE(ワンピースブログ)〜シャボンディ諸島より配信中〜 【サウジアラビア】 検閲と規制!アラブのマンガ・アニメ事情 【イスラム教】
ONE PIECEのBLOG、略してLOGPIECE。 ワンピースフィギュアを飾って楽しんでます。

シャボンディ新聞(twitter)
ファンアート
最新コメント
[03/31 Stanleysug]
[03/27 生ハムメロン]
[03/24 名も無き島民]
[03/21 唐辛子は一味]
[03/21 名も無き島民]
[03/08 名も無き島民]
[03/08 名も無き島民]
[03/07 名も無き島民]
[03/07 名も無き島民]
[03/07 アスファルトの花]
[03/06 名も無き島民]
[03/06 朧プルリル]
[02/26 名も無き修羅]
[02/17 名も無き島民]
[02/15 coppa]
[02/13 名も無き島民]
[02/12 名も無き島民]
[02/12 ちょぱお]
[02/11 生ハムメロン]
6
[02/11 名も無き島民]
[02/11 名も無き島民]
[02/11 名も無き島民]
[02/11 名も無き島民]
[02/11 名も無き島民]
[02/10 名も無き島民]
ブログ内検索
懸賞金(アクセスカウンター)
-

サウジアラビア人が描いた日本風マンガも! アラブのマンガ事情

 今や日本のマンガはさまざまな国で読まれており、フランスではマンガ新刊発行タイトル数が年間約1600タイトル(2012年、JETRO調べ)とすでに娯楽として根付いています。フランスを始めとする欧州にも彩色されたBD(バンドデシネ)と呼ばれるコミックスがありますが、最近話題になった萌えイラスト調のアメリカ版「ふしぎの国のアリス」のように、海外にも日本の様式でマンガを描くマンガ家が生まれてきています。そこで今回はちょっと意外な国のマンガを紹介しましょう。

 このマンガはイギリスで発行されたマンガ雑誌エイサル」に掲載されたもので、吹き出しのセリフを日本語に翻訳していただきました。アップになった女の子やデフォルメされたキャラ、コマの割り方など日本のマンガの様式をそのまま踏襲しています。さらにセリフが横書きでありながら吹き出しが日本語の縦書用のままとなっており、縦長の吹き出しもマンガの様式として認識されているようです

 マンガの作者はサウジアラビア人のヒンドさん、掲載誌エイサルの発行もサウジアラビア人のタミーミさんが行っています同誌にはこのほかにもヨルダン人やシリア人、さきほどのページを翻訳してくださった漫画家の天川マナルさんの作品も掲載されています。サウジアラビアは聖地メッカの守護者として戒律に厳格な国で、書籍の発行自体が(当局の許可が必要なため)難しいとのこと。このためエイサルはイギリスの出版社から発行しており、ドバイなどの戒律の比較的緩い国で販売しています。

 アラビア語は21カ国で公用語となっており、その人口は2億から3億人(統計によって幅がある)で方言はあるものの、単一言語としては大きな経済圏となっています。衛星放送では多数のアニメチャンネルがアラビア語の吹き替アニメを放送しており、これらの国々でもアニメが娯楽のひとつとなっています。しかし戒律により暴力的なシーンがすべてカットされ、「ONE PIECE」は会話シーンだけをつないで編集された謎アニメ状態になっています。

 アラビア語吹き替えの質もまだ高いとはいえず、これを不満とする人たちは日本語音声にアラビア語字幕が付いたアニメをネットで見ているそうです。以前に紹介した“コミケの石油王”(クウェートからコミケにやってきた学生さん:関連記事)もONE PIECEのファンで、ネットで見ていると語っていました。その背景にはこうした事情があったのです。

 アラブ諸国では一般家庭に住所が割り当てられていないことも多く、通信販売などの流通の整備が遅れているそうです。また高価なPCよりも安価なスマートフォンが普及しており、若い世代はスマートフォンでアニメを見ているとのこと。

 流通の問題はアラブ諸国以外でも日本のマンガの参入障壁となっています。日本で活動するロシア人声優・ジェーニャさんによれば、ロシアも国土が広くマンガが容易に入手できる状況ではないため、アンダーグラウンドな海賊版が出回っており、これらを手にする人も多いといいます。本物が入手できるのであれば、そちらを買うことで好きな作家に還元できるため、そうなることをファンは願っているとも話していました。

 出版関係者の話では、このような海外への輸出に見合うコストを回収することが難しく、マンガの輸出に二の足を踏んでいるようです。ただ、アラブ諸国でもスマートフォンが若い世代を中心に普及しており、電子書籍であればこれらの流通の問題も克服することができるため、今後は電子書籍での輸出に期待がかかります。

 コミックマーケットにもさまざま国からファンが同人誌を買い求めにやってきており、その中から正式に契約して翻訳した同人誌の海外版も出始めています。今回アラブのマンガ雑誌を紹介していただいた天川マナルさんも、アラブと日本の交流を促進する活動を行っています。

 2020年に東京でオリンピックが開催されますが、オリンピック憲章では文化プログラムも複数行うことが規定されています。その1つとして、世界各国からマンガやアニメを一堂に会した文化プログラムが開催されるのを心待ちにしましょう。

ねとらぼ


>戒律により暴力的なシーンがすべてカットされ、「ONE PIECE」は会話シーンだけをつないで編集された謎アニメ状態

全ての戦闘が覇王色の覇気状態なんでしょうか?w
特に厳格だというサウジアラビアの検閲は内容がイスラムの教えに反しているとアウトだそうです。女性が肌を出していたり、酒を飲んでいる描写があるだけで・・・? それよりも同人誌が翻訳されて海外で売られていることに驚きです。


中東で日本のアニメ・漫画が人気急上昇「友情や助け合いは我々に合う
【フランス・スペイン】 海外の最新マンガ事情 【イタリア・ロシア】

拍手

この記事にコメントする
Vodafone絵文字i-mode絵文字Ezweb絵文字
NAME:
TITLE:
COMMENT:
≪ Next   │HOME│  Prev ≫

[3406] [3405] [3404] [3403] [3402] [3401] [3400] [3399] [3398] [3397] [3396]