第1058話「新皇帝」

TOPICS
・懸賞金アップ
・クロスギルド
・革命軍本部

・懸賞金アップ
ワノ国の事件後、ルフィ以外の麦わらの一味全員の懸賞金も大幅アップしています。ルフィが「四皇」に格付けされたことに伴い、世間の認識はルフィが「麦わらの大船団」5千600名（799話）の大船長、9人の船員達が大幹部となっているようです。


「四皇」”麦わらのルフィ”
15億（WCIの事件後）→　30億ベリー

剣豪 ”海賊狩りのゾロ”
3億2000万（ドレスローザの事件後）→　11億1100ベリー11億1100万ベリー

操舵手 ”海侠のジンベエ”
4億3800万（王下七武海脱退後）→　11億ベリー

コック ”黒足のサンジ”
3億3000万（WCIの事件後）→　10億3200万ベリー

考古学者 ”悪魔の子” ニコ・ロビン
1億3000万（ドレスローザの事件後）→　9億3000万ベリー

狙撃手 ”ゴッド” ウソップ
2億（ドレスローザの事件後）→　5億ベリー

船大工 ”鉄人” フランキー
9400万（ドレスローザの事件後）→　3億9400万ベリー
※手配書の写真がなぜかサニー号に

音楽家 ”ソウルキング” ブルック
8300万（ドレスローザの事件後）→　3億8300万ベリー

航海士 ”泥棒猫” ナミ
6600万（ドレスローザの事件後）→　3億6600万ベリー

船医 ”わたあめ大好きチョッパー”（ペット）
100（ドレスローザの事件後）→　1000ベリー


・・・一味の懸賞金総額(トータルバウンティ)　88億500万2100ベリー


ナミ、ウソップ、フランキー、ブルックは鬼ヶ島の戦績に関係なく一律で3億ベリー増額し、百獣海賊団大看板のキングとクイーンを倒したゾロとサンジが大幅アップした結果、サンジの懸賞金をゾロが追い抜きました。ジンベエの懸賞金もなぜかゾロとサンジ並みに大幅アップしています。

ゾロとサンジの懸賞金額の端数はそれぞれ名前にちなんだ数字に調整されていますけど、ゾロの1100ベリーって、11億に対して誤差みたいなものなんですが…w
追記）ジャンプ掲載の表記「1100」は「1100万」の脱字とのことです（追記終）

ロビンはルフィに次いで懸賞金の上がり幅が大きく、9億3000万ベリーに跳ね上がりました。これはワンピースを狙える四皇の中に古代文字を読めるロビンがいるということが、世界政府にとって危機感を高めているものと考えられます。また、この度、CP-0にロビン捕獲の指令が出ていましたので、ロビンの場合は懸賞金の条件が「DEAD OR ALIVE(生死を問わず)」ではなく「ONLY ALIVE(生け捕りに限る)」となっているかもしれません。

相変わらず不当な評価を受けているチョッパーを除けば、一味の最低懸賞金額は3億を超えており、麦わらの一味は懸賞金のアベレージが非常に高い海賊団となりました。「2年前」はルフィが3億ベリーだったわけですからね。しかし、懸賞金が上がったとはいえ、シャンクスの覇王色の覇気で一味の半分は持っていかれそうですw



・クロス・ギルド
バギーはクロコダイル、ミホークと共に「CROSS GUILD(クロス・ギルド)」という闇会社を立ち上げています（1056話）。その会社のポスターは、まるでバギーがクロコダイルとミホークを従えているかのようなデザインでしたが、本話ではその真相が明らかになっています。

”闇の組織”から出資を募り”海兵狩り”を行う「クロス・ギルド」は、元々、クロコダイルが発案したもので、王下七武海制度が撤廃された折に、昔は”海兵狩り”という異名があったというミホークを誘って設立しようとしていたものでした。

一方、クロコダイルはバギーに大金を貸していたそうで、王下七武海制度の撤廃を機にバギーが蒸発すると案じて、カライバリ島にあるバギーズ デリバリーのアジトが海軍の軍艦に取り込まれているところに駆けつけ、海軍を撃退し、貸した金の取り立てにやって来ていました。

しかし、最近のバギーズ デリバリーは新巨兵海賊団のハイルディンら稼ぎ頭の傭兵が辞めたことで（803話）、儲かっていないらしく、バギーはクロコダイルに返す金がありませんでした。そこで、バギーはクロコダイルの下僕になるとまで言い、借金返済の代わりにクロコダイルが設立しようとしている新会社の手伝いをバギーズ デリバリー総出で行うことを申し出ます。

クロコダイルは人材が手っ取り早く手に入るこの申し入れを受け入れます。そして、バギーが部下に新会社のポスター制作を発注したところ、バギーの部下がバギーを尊敬しているあまり、勝手にあの様なデザインになってしまったのでした(笑)。

バギーが気づいた時には、部下が既に世界中にポスターをばら撒いていた後で手遅れ。この手違いのせいで、バギーがクロコダイルとミホークを配下に加えたものと海軍に認識され、バギーが四皇に認定される決め手となった模様です。

ただし、この事態にクロコダイルとミホークはお怒りのようで、バギーはバギーズ デリバリーの幹部達がいる前で身包み剥がされてシバかれています(笑)。しかし、最終的にミホークとクロコダイルは、考え方によってはバギーを矢面に立たせておくことは都合がいい判断しており、かくして、クロス・ギルドが設立されたのでした。

バギー、ミホーク、クロコダイルの懸賞金額も発表されています。


”千両道化のバギー”　31億8900万ベリー

”鷹の目のミホーク”　35億9000万ベリー

サー・クロコダイル　19億6500万ベリー


世界一の剣豪のミホーク、祭り上げられているバギーは置いといて、クロコダイルが19億ベリーというのはどうしても過大評価に見えてしまいます。ブランニューが挙げた評価項目は「ロギア系能力者」「知力」「統率力」と、かなり薄いですし(笑)。

カタクリが10億ベリーであることを考えると尚更ですが、カタクリは逆に過小評価されているんですよね。新世界編でクロコダイルは覇気を使えるようになっているのでしょうか。



・革命軍本部
サボがアラバスタ王国のコブラ王を殺害したと報じられ、未だ混乱している様子のカマバッカ王国、革命軍本部。

コブラの殺人事件は、マリージョアの作戦で行動を共にした革命軍の隊長達がサボと別れた後に起きたため、隊長達も真相を知らないようです。

まず、なぜ作戦後に別れたのか？？？

ドラゴンが奪還したバーソロミュー・くまに真相を尋ねても、既にパシフィスタ化している くま とは会話ができない様子です。


そんな中、革命軍本部の電伝虫にサボから通信が入るのでしたーー。






サボ「次週は休載だ」